要注意!仕事で電話をかけるときの時間帯のマナーとは?

要注意!仕事で電話をかけるときの時間帯のマナーとは?

個人の間での連絡方法は、いまや携帯電話が常識。仕事の連絡も、会社から携帯電話が支給され、業務連絡で使うことも多いことでしょう。
固定電話と違い、携帯電話はいつでも気軽にかけられるので、つい電話のマナーを忘れてしまうことがあります。かけられた方は、イラッとすることもままあるでしょう。
そこで、仕事で取引先へ、さらにビジネスで個人宅へ電話をかける場合、かけても良い時間帯をそれぞれご紹介しましょう。

取引先へ電話をする場合の時間帯

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就業時間内にかけるのが基本のマナー

よほど急ぐ用件でもない場合、取引先の就業時間内にかけるのが基本です。就業時間前は、相手が出勤していない場合もあります。また、仕事に取りかかる準備ができていないので、十分な対応ができないこともあります。
あらかじめ、取引先の就業時間をホームページなどで確認しておくとよいでしょう。

就業時間内でも避けるべき時間帯

【就業時間直後】
就業時間からおよそ15分から30分までは、打ち合わせや朝礼を行っている会社も多いですから、電話をかけるのは避けるのがよいでしょう。就業直後は、いろいろなところから電話がかかってくる時間帯ですから、できることなら避けるべきです。

【昼休み】
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正午から13時までは、遠慮しましょう。

【就業終了間際】
仕事が終わる頃は、連絡事項が多いことに加え、作業のまとめに入る時間帯ですから、この時間帯も避ける方がよいでしょう。

就業後にかける場合のマナー

【取引先の事情により異なる】
会社によって、就業時間が過ぎた場合の対応はさまざまです。就業時間が過ぎたら、一切、電話を取らない会社や留守番電話に切り替える会社などもあります。取引先の電話の対応方法を、あらかじめ調べておき、就業時間内に電話をするよう心がけます。
また、用件の重要度を考えて、改めて明日かけ直すことも視野に入れておきましょう。

【遅くとも19時までに】
就業時間が過ぎても、残業などで会社に残っている場合も多いでしょう。会社の業種や職種によっては、かなり遅くまで仕事をしているケースもあります。
とはいえ、緊急の用件が起きた場合以外は、電話は19時までに終えることにします。

個人宅へ電話をする場合の時間帯

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普通の生活時間帯にかけるのが基本

個人の生活はさまざまですが、常識に照らして考えれば、10時から19時くらいが妥当です。
ある宅急便の場合は、9時から21時となっています。この場合などは、受取人さんのニーズに応えるため、21時というやや遅めの設定になっているのでしょう。

10時から19時でも避けるべき時間帯

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【午前の早い時間帯】
10時を過ぎても、洗濯・掃除などで忙しい主婦もいらっしゃいますので、11時過ぎが無難です。

【食事時間と前後】
昼食や夕食の時間帯はもちろん、食事の準備や後片付けをされている時間は常識として遠慮しましょう。

【相手の生活事情に配慮】
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かける相手の生活スタイルを尊重した時間帯を選びましょう。
たとえば、赤ちゃんがいる主婦なら、午後のお昼寝の時間帯は避けましょう。お年寄りがいらっしゃる家庭では、18時くらいに夕食をとる場合もあるので注意が必要です。

時間帯以外のマナーも忘れずに

取引先・個人宅を問わず、電話をかける時のマナーは、いずれの場合もしっかり守ってください。
相手のお名前を確認し、自らを名乗るなどは当然ですが、特に個人宅へかける場合などは、朝早めの電話は「朝早くから、恐縮です」、夜遅い場合は「夜分、たいへん恐れ入ります」と、ひとこと付け加えることが大切です。

結び

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時間帯以外でも、気をつけることがあります。
取引先へ電話する場合は、月曜から金曜までの週五日制を採用している会社の場合、週の始まりの月曜は朝から忙しいので、午前中にかける場合は注意が必要です。金曜日、就業時間が終わる時間帯に電話をかける場合も、配慮が必要です。

また、個人宅へ休日に電話がかかってくることがあります。特に、各種商品やサービスなどのセールスが中心です。その場合には、「休日でおくつろぎのところ、誠に恐れ入ります」と、ひとこと付け加えることも忘れないように。

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