新米フリーライーターが取材に持っていくべきものと適切な服装まとめ!

新米フリーライーターが取材に持っていくべきものと適切な服装まとめ!

新聞・雑誌はもちろん、パンフレット・カタログなどの販売促進物、そしてウェブ上に広がる大量の情報。そのベースとなるのが、言葉です。

言葉を通じて情報社会を支えている職業のひとつが、ライターという人たち。かつては、鉛筆一本でできる職業と言われていましたが、今ではパソコン一台、と言い換えてもいいでしょう。

文章を書くことが好きで、得意という人なら、パソコンがればすぐ始められるので、フリーランスで活動するライターが、近年とみに増えています。
そこで、新米フリーライターが取材をする場合、どんな準備をすればいいか、どんな服装で取材に臨めば良いか、ご紹介しましょう。

内容を具体的にするため、「ホームページに掲載する企業の経営方針・ビジョンをトップに取材する」ことを例に挙げて話を進めます。

持ち物の準備をする前の前提条件

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取材対象の企業について、会社の特徴や沿革、トップの人となりなどの下調べは、必須条件。お忙しい時間を割いて取材に応じていただくのですから、基本情報は十分、熟知しておくべきです。
ネット検索で、企業やトップの過去の記事やエピソードなどを調べておくと、「うちの会社をよく研究しているな」と信頼関係が築け、取材がスムーズに進みます。

取材の必携5アイテム

1 自らを証明する名刺

フリーライターだからこそ、名前と肩書き、連絡先がわかる証明書でもある「名刺」を必ず持って行きましょう。持っていなければ、パソコンで手作りしてもいいし、すぐに名刺をつくってくれるサービスもあります。

2 ライターの必携、筆記用具

使い慣れたペンとノートは必携です。取材のポイントをしっかりメモしておきましょう。取材した時の印象ほど大切なものはありませんから、録音に頼らず、その瞬間の相手の熱意を逃さず書き留めてください。

3 事実関係を確認するレコーダー

前述したように、ポイントはその場で書き留めることが重要ですが、取材後、数値や事実関係の正確さを期すために、レコーダーを用意してください。ICレコーダーやスマートフォンの無料アプリもあります。1台では、不具合で録音されていない場合もあるので、2台用意すると安心です。事前の動作確認も忘れずに。
なお、取材相手に録音の了解を得ることを、忘れないように。

4 モバイル端末

取材の途中で、トップが知りたいことや、競合する他社の情報を調べる必要が出た場合に備え、ネット接続できるタブレット端末などのツールがあれば便利です。
また、図表などの資料をトップにお見せする場合、携帯式プロジェクターがあれば、相手の理解もいっそう進むでしょう。
モバイル端末の充電切れを防ぐため、延長コードを持っていくと便利です。

5 企業やトップの関連資料

取材企業の会社案内やトップが発言されている業界紙の記事の写しなど、関連資料は、持参すべきです。

好感度の高い清潔感あふれる服装で

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1 基本はスーツ&タイ

取材対象によって異なりますが、相手がトップの場合は、スーツとタイが基本です。特に、相手の年齢が高い場合や、普段のマスコミなどの言動などから察して保守的な方の場合、スーツが無難です。
ただし夏場は、クールビズが浸透しているので、ノータイでも失礼に当たらない場合もあります。クールビズを採用している企業か、事前にチェックしておくと安心です。

2 清潔感あるジャケット&パンツ

ジャケットとシャツ、パンツの方が、機能的で動きやすいので、ライターという職業上、問題はありません。ただし、清潔な印象を与えるものであることが条件です。

3 気楽に語り合えるカジュアルウェアも

取材相手がトップでも、アパレルやIT関連で、服装にこだわらない企業の場合は、スーツやジャケットでなくともOKの場合もあります。むしろ、カジュアルな服装の方が、相手との距離を縮め、取材が和やかに進むこともあります。事前に企業風土を知っておくとよいでしょう。

その他の注意すべきこと

あいさつや、名刺の渡し方など、ビジネスマナーにのっとった態度に心がけてください。飲み物が出されると思いますが、「頂戴します」の一言を忘れずに。

取材中は、メモするとき以外は、相手の目を見ながら進めてください。
たとえ、新米ライターでも、取材をし文章にすることのプロフェッショナルですから、自信をもって対応することが大切。
恐縮し過ぎると、取材相手も話しにくくなり、取材を深めることができませんから。

また、取材して文章にしたものは、掲載する前に確認していただくことも約束します。

まとめ

なんども言うように、取材相手のことを、十分に下調べしておくのは必須条件。持ち物は、事前にしっかりと整えておきます。
服装は、着ていくものを早めに決めて、必要ならばクリーニングに出しておきます。最後に、靴の手入れは、怠りなく!

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