小学校の徒歩通学時間の平均とバス通学の目安距離はどれくらい?登下校時に親が気を配りたいこととは?
小学校に登校する際、通学する小学校が近ければ徒歩で通学すればよいのですが、徒歩で通学するにはちょっと難しい距離、もしくは徒歩でも可能かもしれないけれど、バスで通わせたほうが良いかどうか迷う微妙な距離の場合はバスで通わせるべきかどうか迷ってしまいますよね。
そこで、ここでは小学校の通学時間の平均とバス通学の目安距離、さらに、小学生のお子さんの登下校時に親が気を配ってあげたいことについてご紹介させて頂きたいと思います。
お子さんが幼稚園、保育園の年長さんでもうすぐ小学生になる予定だけれど、自宅と通学する小学校の距離がかなり離れていて、徒歩通学させるべきかバス通学させるべきか迷っていらっしゃる方や登下校時に気を付けるべき点をお知りになりたい方は、ぜひ、以下の記事をご覧になってくださいね。
目次
小学校の徒歩通学時間の平均とバス通学の目安距離
小学校の通学距離については、法律上、4キロ以内とされています。
また、日本建築学会による通学距離、通学時間の推奨値は、都市部では約10分(400メートル)郡部では約15分(750メートル)が適正とされています。
この徒歩10分から15分前後という値が、小学校の徒歩通学の平均値と言えると思います。
ただし、あるアンケートでは私立高校の通学時間は平均36分、距離にすると約1.5キロとなっており、さらに私立小学校に通う20%の生徒さんは通学60分以上かけているという調査結果も出ています。
通学に60分以上かかる場合は、ほとんどの場合生徒さんは徒歩ではなくバスを利用されていると考えられます。
でも、その通学距離の遠さを考慮して、親がお子さんが通学する私立小学校の徒歩通学圏内に引っ越す場合もあるようです。
小学校のお子さんの登下校時に親が気を配ってあげたいこと
お子さんが徒歩であれ、バスであれ通学する際には、親は何かと気を配らなくてはいけないですよね。
そこで、以下に小学校のお子さんの登下校時に親が気を配ってあげたいことをいくつかご紹介させて頂きたいと思います。
必ず通学路を通り寄り道させないように言って聞かせる
小さいお子さんは特に、興味のあるものに惹かれて通学路と異なる道に行ってしまう可能性があります。
そうなると、周囲から死角なっている場所に入り込んだりして、他者の目が届かず、危険な目にあう可能性があります。
集団下校されるお子さんの場合は上級生がついていますので、そんな心配は少ないと思いますが、もし、お子さんが一人で帰ることになった場合も考慮して、普段からお子さんに寄り道せずに通学路通りに帰るように言い聞かせておくようにしましょうね。
知らない人に付いていかないように言って聞かせる
小さくても、大きくても、家族に何かあったからついてきて!と急に言われたら、知らない人であっても車に乗ってしまうかもしれません。
そんな危険な目に合わないためにも、普段からどんな声掛けをされても、知らない人には絶対についていってはいけないとお子さんに言い聞かせておくようにしましょう。
さらに、知らない人に連れて行かれそうになったら、周囲に危険を知らせることができるようにランドセルなど普段通学時に必ず持っていくものに防犯ブザーを付けておき、危険な目にあいそうになったら大声を出すように言い聞かせておくようにしましょうね。
バス通学で運動不足にならないように気を付ける
徒歩通学でなく、バス通学だとどうしても運動不足になりがちになる可能性がありますよね。
そんな時には、平日の放課後にスポーツクラブなどに通わせたり、休日に一緒にスポーツをしてあげたりするなどしてお子さんの運動不足を解消してあげましょうね。
まとめ
徒歩通学であっても、バス通学であってもお子さんの周りには危険がいっぱいです。
ですから、親御さんは普段からお子さんが登下校時に危険な目に合わないように、寄り道をさせないことや知らない人についていかないことを徹底的に言い聞かせておくようにしましょう。
さらに、徒歩通学ではなく、バス通学だと運動不足になりがちになる可能性がありますので、親御さんは普段からお子さんの運動不足解消のために平日にスポーツクラブに通わせたり、休日にスポーツを一緒に行ってあげたりしてあげるようにしましょうね。