仕事が終わってふと自分の顔を鏡で見ると、あれ？何だか顔がくすんでる？と感じたことはありませんか？しかも友達に”疲れてる？大丈夫？”なんて心配そうに言われちゃったら、顔のくすみ確定ですよね。

身体は疲れているわけじゃないのに顔だけくすんでるなんて、これは何か対策をしなくてはいけません。でもその前に、どうして顔はくすんでしまうのか原因を探ってみましょう。

メイクは時間が経つと汚れに変身？！

夜にきちんとスキンケアをしていれば、朝はお肌にくすみもなく化粧ノリもばっちりです。でも、メイクは時間が経つと化粧品の油分や皮脂が酸化して、やがてくすみとなってしまいます。

お昼などに一度キレイにメイクを落としてまた化粧ができればいいいのですが、ちょっと無理な話ですよね。こまめにティッシュでテカりを抑えたり、余分な皮脂を押さえたりして少しでも油分を抑えましょう。でも、あぶら取り紙の多用は控えてください。あぶら取り紙で皮脂を取ると、肌表面に油分がないと感じた肌は、肌内部から油分を分泌させて余計にテカり、そして、酸化して肌がくすんで見えるという悪循環になってしまうのです。

きちんと正しいスキンケアをしていますか？

メイクをした時はもちろんですが、メイクをしない時でも夜はきちんとクレンジングをしましょう。メイクをしなくても皮脂が分泌されているので、肌表面はべたべたしています。

きちんとクレンジングをして肌表面をキレイに保ちましょう。もちろんクレンジング時の湯温はぬるま湯が鉄則！熱いお湯でクレンジングや洗顔をすると肌に必要な油分まで奪ってしまい、肌表面が乾燥してしまいます。乾燥肌もくすみの一因なので、肌への水分補給はたっぷりして下さいね。

洗顔もスキンケアには欠かせないステップですが、洗顔のし過ぎはくすみの大敵なんです。きちんと洗顔料を泡立ててふわふわの泡を作り優しく洗顔して下さい。でも、一日二回が限度です。乾燥が気になる時は洗顔料の使用を一日一回にして一回はぬるま湯洗顔をしても大丈夫ですよ。

血行不良で疲れ顔に見えちゃう？！

朝は化粧のノリだってバッチリ！なのに、夕方以降になると顔がくすんで見えるタイプの人は、血行不良が原因かもしれません。血行不良は、ストレスや睡眠不足、冷え性などが原因で起こります。血行が悪くなると肌に酸素や栄養が十分に行き渡らなくなり、顔がくすんでしまうのです。また、酸素不足により顔色が暗～く見えてしまうのも要因の一つです。

血行不良で顔がくすんでいる場合は、軽めの運動やストレッチをしたり、身体が冷えないようにする対策が必要です。暑い時でも冷たい飲み物は控えて、身体の内部から血行不良を改善しましょう。また、睡眠不足やストレスも血行不良の原因になるので、規則正しい生活を心がけて適度にストレスを発散するのがいいですね。

そんな血行不良くすみには、スペシャルケアのマッサージも効果的なくすみ解消法です。マッサージクリームをたっぷり手に取り、下から上へと優しくマッサージします。

リンパの流れも意識してマッサージするとよりくすみに効果的です。マッサージ後はホットタオルで顔を蒸らし、マッサージクリームをキレイに拭き取るようにして終了します。マッサージをすると肌はふっくら潤って、ファンデーションのノリも良くなり肌もワントーン明るくなりますよ。

乾燥肌もくすみの原因なんです

寒い季節は気温も湿度も低いのでお肌も乾燥しがちです。肌が乾燥しているという事は、肌の細胞に潤いが少なく透明感も無い状態なので、顔全体がくすんで見えてしまうのです。

そんな乾燥肌が原因のくすみには、保湿成分配合の化粧品を使うのが一番です。代表的な保湿成分としては、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどがあります。これら保湿成分が配合された化粧品を使いしっかり保湿をして下さい。

でも、化粧水で水分補給しただけでは、保湿をした事にはなりません。たっぷりの化粧水の後にはきちんと乳液やクリームで油分の蓋をしないと意味がありません。手がカサカサしたらクリームを塗るように、顔にも失われている油分の代わりに乳液やクリームで油分を補ってあげて下さいね。

くすみの原因は、日頃のお手入れと規則正しい生活、それと血行不良や乾燥などが原因だという事が分かって頂けましたか？特に、間違ったスキンケア方法はくすみ顔を助長させてしまうので、正しいスキンケア方法をマスターしてお疲れくすみ顔とバイバイしちゃいましょう！