「私について」という自己紹介の課題作文が出た時の書き方とコツ・例文
将来の夢や社会科見学に行った時の感想の作文とかはよく出る宿題だと思いますが、私についてという作文は出されるようであまり出されませんよね。
自分のことを書けと言われても何から書いていいのかわからない人も多いのでは?
今回は自分のことについて書く作文のコツを伝授しましょう!
目次
自分のいいところ、悪いところを書いてみよう!
まず作文を書く前にノートで自分の長所、短所を書いてみることにしましょう。
「短所ならたくさん思いつくけど長所が思い浮かばない!」という人、反対に「長所は思いつくけど短所がわからない」なんて言う人は、親から自分の欠点やいいところを聞いてみてもいいですね。
この作文の目的は自分で自分のことをどういう風に見えているのかが目的です。
ちょっとむずかしい言葉で言うと「自己評価」の作文なんですね。この作文を書かせる目的は、「自分のことをどこまで理解しているのか?」を知るためです。
自分のことって、わかっているようで実は知らない一面もあったりするんです。なので、この作文は他人から見てこの子はどこまで自分のことを理解しているのかな?と判断する指標になるわけです。
とはいって、「ねぇねぇ、私ってどんな人?」なんてあまり人に聞きすぎてもよくないので、どうしてもわからないというときだけ聞いてみましょうね。
「私について」という作文の書き方
自分について作文に書くのは簡単なようでいて難しいですよね。
長所や短所を書くだけなら問題はありませんが、書き出し部分が難しいと感じる人も多いはず。
そういう時は、まず終わりから書くのもアリですよ。
マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」って有名な小説がありますが、マーガレット・ミッチェルは最後(結末)から書き始めたんですって。
で、最後でこうなるから途中にはたくさんの苦労があって・・・と話を構築していったそうです。
作文でもいきなり書き始めないでノートに最後に書く事を書いておき、その文章だと中盤でどう繋がっていくのかを考えれば意外と簡単かもしれません。
とはいえ、この方法はどうしても最初の出だしが書けない!という時にとっておくのが無難です。
作文の書き出しについて
作文で一番困ることといえば、書き出し部分。なんでかわかりませんが、どうしても詰まってしまいます。
最初が決まればそのあと言葉は出てくるのになんて思いますよね。
あかまるも書き出しにいつも困っていました。作文で一番初めに書くことといえば、普通は結論。
でも「私について」という内容では書き出しから結論を書いてもなんか変ですよね。
あかまるの場合は「私の性格は・・・」と書き始めます。
ここから始めると自分の長所や短所について書きやすいですからね。
自分が思っている性格と他人が思う性格
作文には書く内容も問題になってきます。
今回の場合、自分のことについて書いていけばいいですが、他人に自分の性格に聞いてみると意外と違うものです。
親から見た自分や、友人から見た自分の印象を聞いておくと作文のヒントになりますよ。
意外と自分が思っている性格と人から見た性格では印象が違っています。
逆に友人に思っていることが作文を読んでみると全然違ったりしますね。
そのギャップについて比較する文章を書いてみるのも面白い作文になります。
実際に作文を書いてみよう
それでは、実際に作文を自分についての作文を書いてみることにしましょう。
とくに嫌なのは、短所である気が短いところです。
例えば、遊園地などで列に並んで待っているときにすごくイライラしてしまいます。
学校の廊下で相手にぶつかられて相手に謝られてもイラっとしてしまい、態度に出てしまうところが嫌です。
短気な私ですが、自分の好きなところは何事にも真剣に取り組み、結果を残すところです。
マラソン大会がある1週間前には毎日走り込みをし、2位に入賞したときはとても嬉しかったです。
友人たちに私についての印象を聞いてみると、自分とは全然違った印象だったのでびっくりしました。
私に対しての友人たちの印象は優しい、手先が器用など、自分が思っていないことを言われたので、
自分の性格は意外と自分でわかっていないのかもしれません。
これからの私は、短気なところを直したいです。
短気を直すためにはイライラしている原因を突き止めなければなりません。
原因を突き止めればイライラも解消されるでしょう。
人には様々な意見を持っていて自分とは違う意見がたくさんあります。
自分の思い通りに行かないからといってイライラしたりせず、「こういう意見もあるんだ!」と受け入れるようにしたいと思います。
はい、いかがでしたでしょうか?
文字数で大体530文字程度ですので、実際に作文に書くとしたらもう少し話を膨らませて書かないと1枚ちょっとくらいしか埋まらないです。
作文を書くときに気をつけたいこと
自分についてだけじゃなく、作文に書くときに気をつけたいことは、
- 内容は自分の体験に基づくもの
- 原稿用紙を正しい使い方で書く
- 誤字脱字はもってのほか!
作文を書くコツはネットを開けばたくさんありますが、こういった細かいことも忘れないようにしましょう。
とくに、自分の体験に基づいて書くことが作文では重要になってきます。
先生たちは君たちがどういう風に感じているのかを知りたがっているもの。
自分が何を考えているのかしっかりと伝えていきましょう。
まとめ:「私」を知るのは意外と難しい
いかがでしたでしょうか?
自分という性格、長所短所を正確にわかっている人間はほとんどいません。
この作文ではいかに自分を客観的に見れるかというのも重要になってきます。
普段自分がどういう行動をしているか、改めて考えるきっかけになりそうですね。
この記事があなたにとって役に立つことを祈っています。