小学生のいじめ防止標語・スローガンの作り方とコツ。パクリじゃなくて過去の入賞例を分析しよう

小学生のいじめ防止標語・スローガンの作り方とコツ。パクリじゃなくて過去の入賞例を分析しよう

近年ではいじめが深刻化し、相談できないで自殺してしまう学生が後を立ちませんね。

そういう現状もあってか、いじめをなくそうと毎年スローガンが作られたりします。

とはいえ、そんなスローガンとか作ったことないし…という人もいることでしょう。

そこで、今回はスローガンの作り方のコツをお伝えします。

パクリではないオリジナルの標語を作って入賞を目指してくださいね!

いじめに関連するワードを探してみよう!

まずはいじめに関するワードを探してみることにしましょう。

いじめ関連の言葉といえば、SOS、やめよう、挨拶、何気ない一言、救われる

などたくさんの言葉が出てきますね。

中には遺書、自殺、言葉のいじめ、情けないなどのネガティブな言葉も出てきます。

いじめをなくしたいスローガンなので、あまりネガティブな言葉を使わないほうが前向きになれるかもしれません。

標語はパクっちゃ伝わらないし意味がない!

運動会でもスローガンが作られることが多いですが、去年と同じスローガンだとなんとなく気が抜けるような気がしませんか?

スローガンというのは、その時に感じる気持ちを表すものです。

まずいじめ防止スローガンの入賞作を見てみることにしましょう。

(引用元 http://www.aiu.co.jp/about_us/contribute/school/01/)
(引用元 http://www.aiu.co.jp/about_us/contribute/school/01/)

様々な言葉が並んでいますが、入賞作品にはパクったような似ている作品はありません。

なんでかわかりませんが、5、7、5で川柳っぽい標語が多いのが特徴ですよね。

年齢によってもいじめに対する解釈というのは違ってきますが、同じものがないのはそれだけ真剣に考えているからなのです。

とくにいじめられている人ならこういう防止するような言葉はたくさん出てくるんじゃないでしょうか?

あかまるは幸いにもいじめられたことはなく、周りの友人たちもいじめをしているような性格の人間はいませんでした。

あかまるの学生時代はそこまで深刻にいじめに取り組むほどいじめがなかったのでしょう。

しかし、最近ではよくニュースでいじめによる自殺する生徒がたくさん出るようになりました。

こういった悲しい事件はなくしたいからこそ、スローガンを読んで何かを思ってもらえるように作っているんです。

いじめっ子にはわからない?

意外といじめた方よりもいじめられた人間のほうが心に強く記憶が残っています。

一番厄介なのは、いじめた方とられた側の認識の違いなんですよね。

いじめっ子は必ずと言っていいほど「遊んでいただけ」といいます。

この認識の違いがいじめにつながっていくんですよね。

だからスローガンを読んだとしても、いじめっ子にとってはなにも心に突き刺さらないかもしれません。

いじめに関係していなくても、スローガンを読んで状況を想像できれば共感できますよね。

あかまるが特に突き刺さった言葉は、

・「いれて。」っていったら、「いいよ。」っていわれたよ。やったぁ。うれしいな。

ですね。

まだ小学生の作品ですが、情景が思い浮かびやすいですよね。

ここでいじめに発展するとしたら、入れてと言われた時に無視されることから始まるんでしょうね。

まだ低学年くらいであれば、素直に遊んでくれますが高学年になってくると個性の差が出てきますし、嫌だと思ったり合わない人間も出てきます。

それをいじめという形で拒絶するのはよくありません。

みんなを受け入れろとは言いませんが、人を傷つけるいじめは自分も後悔することになりますよ。

いじめ防止スローガンを作ってみよう!

スローガンを作るコツは、しっかりと情景が思い浮かぶ言葉を選ぶことが重要です。

いじめというのは、肉体的に傷つけることやモノを隠したりすることだけではありません。

言葉だって傷つければ立派ないじめになるんです。

まずは、いじめを受けたらどんな気持ちになるのかを考えて作ってみましょう。

すごい嫌な気持ちになりましたよね。

あかまるも想像だけで気分はよくありません。

嫌な気持ちになった言葉をノートに書き記してみましょう。

その言葉たちがいじめ防止スローガンを書くヒントになっていきます。

作文よりも難しい?!

実はスローガン作りって、作文を書くよりも難しいのです。

作文はタイトルと内容が決まってしまえばある程度書けますが、スローガンとなると、短い言葉で読み手に突き刺さる言葉を考えなければなりません。

言い換えるとキャッチコピーともいえますね。

ドラマやCMでも一言あったほうが印象に残りやすいですし、例えば昔流行ったドラマで「家なき子」というドラマがありました。

安達祐実が主演のドラマでしたが、初回から視聴率がよかったわけではありません。

安達祐実が1話の最後の方で「同情するなら金をくれ!」というセリフでじわじわと視聴率を上げていきました。

この言葉がなかったらドラマ自体平均的な視聴率で終わったかもしれませんね。

こういったキャッチコピーというのは時代を色濃く反映します。

いじめ防止スローガンも、現代ではいじめをしてしまう人間が多いから作られているんですよね。

あかまる的スローガン

あかまるもいじめに関するスローガンを考えてみました。

  • いじめって 無視から始まる 朝の挨拶
  • 昨日まで友達だったのに、今日からは口も聞けない
  • 助けてと 声に出さなきゃ 気づかない
  • 楽しそう やられる私は つらいだけ
  • 見てるだけ あなたも一人の 加害者です

いかがでしょうか?

スローガン作りって本当に難しいですね。

参考になるかどうかわかりませんが、どうぞ考えてみてくださいね。

まとめ:いじめ防止スローガンはオリジナリティを出そう!

いかがでしたでしょうか?

スローガン作りは思った以上に難しいですし、パクリでは伝わりません。

もしいじめられた経験があるならその時の経験をスローガンに書いてみましょう。

一人でもいじめられることのない学校を作りたいですね!

この記事があなたの役に立つ事を祈っています。

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