新盆の喪主や施主の挨拶はどうする?挨拶文と文例

新盆の喪主や施主の挨拶はどうする?挨拶文と文例

家族がお亡くなりになられた後、初めてのお盆に行うのが新盆の法要です。
施主は法要の際に参列してくださった家族や親戚、知人に対しお礼のご挨拶をしなくてはいけません。

そこで、ここでは新盆の法要の際に何を話すべきなのかと、新盆の法要における挨拶の例文、さらに初めて新盆の法要で挨拶をされる方のために緊張せずにお話しするコツなどをご紹介させて頂きます。

今年、新盆の法要を行う予定の施主の方はぜひ、この記事を読んでみてくださいね。

新盆の法要の挨拶では何を話すべき?挨拶の文例は?

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新盆の法要が一通り終了した後、会食する前に施主は参列してくださった方々にご挨拶をします。

この挨拶で施主は何を話すべきなのかというと、まず、お忙しい中、新盆の法要に参列してくださったことに対する御礼と御厚誼への感謝の気持ち、家族が亡くなった後の遺族である施主の気持ちや近況、さらに亡くなった家族の思い出を述べた後、食事やお茶菓子をおすすめして終了します。

以下に、新盆の挨拶の文例をご紹介しますので、この夏、新盆の法要を行う予定の施主の方は、ぜひ、ご自身が挨拶する際の参考になさってくださいね。

本日はお暑い中、亡き○○の新盆の法要にご参列くださり誠に有難うございました。
生前、親しくお付き合いしてくださった方々にお集まり頂きましたことに、故人もさぞ喜んでいることと思います。
早いもので、○○が亡くなり、初めてのお盆を迎えることとなりました。
○○が亡くなってから、時は慌しく過ぎ去っていき、家族の悲しみも幾分和らいできました。
いまでは、○○の思い出を穏やかな気持ちで懐かしむことができるようになりました。
このような穏やかな気持ちになるまで、皆様には暖かく優しい励ましを頂き、心より感謝を致しております。
ささやかではございますが、お食事とお茶菓子をご用意させていただきましたので、どうぞ、ゆっくりとお過ごしください。

実際に、新盆の法要においてご挨拶する際は、上記の例文の中に故人の思い出をたくさん盛り込んでもよろしいかと思います。

新盆の法要の挨拶の際、緊張せずにお話しするコツとは?

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新盆の法要を行うことになり、施主としてご参列してくださった皆様にご挨拶をすることになった場合、初めてだと、特に緊張されるのではないでしょうか。
そこで、新盆の法要の挨拶の際に、緊張せずにお話しするコツを以下にいくつかご紹介させていただきます。
これらのコツは、新盆の法要の際のご挨拶だけでなく、いろいろな挨拶をする場面で活用することが出来るので、ぜひ、参考になさってくださいね。

挨拶する時には挨拶文を書いたメモを持っておく

せっかく、新盆に参列してくださった方々の前で御礼の語挨拶をするのだから、ご挨拶はメモを見ないで覚えて言おうとすると、緊張が高まって、当日のご挨拶のときに緊張で頭が真っ白になって何を言っていいかわからなくなる可能性もあります。
ですから、緊張しやすい人は挨拶文を書いたメモを持って挨拶すると、いざという時はメモを見ればいいからとリラックスできるので、緊張せずにスムーズに挨拶することができますよ。

深呼吸してゆっくり話す

人前で話すときに緊張しがちな人は、早くご挨拶を済ませたい気持ちから早口になってしまいがちだと思います。
けれど、意外とゆっくりと話したほうが緊張がほぐれうまくご挨拶することが出来るんです。
新盆のご挨拶を緊張せずにしようと思ったら、ご挨拶の前に深呼吸をして、ゆっくりと丁寧にお話しすることをオススメします。

人の顔をなるべく見ないで挨拶する

人前でお話をするときに、人の顔を見てしまうと、その人たちの表情を見て、自分がうまく話せているかどうかを判断しがちになってしまうので、緊張してうまく話せなくなってしまいます。
人前で話をすると緊張してしまいがちな方は、人の顔を見ずに後方の景色や人がいないところを見ながらお話しすると、緊張せずにうまく新盆のご挨拶をすることが出来ますよ。

まとめ

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新盆の法要の際に、はじめて施主としてご挨拶する方はどうしても緊張してしまうと思います。
そんな時は、上記でご紹介した緊張せずにご挨拶するコツを参考にお話しすると、スムーズにご挨拶することが出来ますよ。

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