小学校低学年向け!夏休みの簡単楽しい自由研究ネタ5選!
自由だからこそ、かえって困ってしまう夏休みの自由研究。今回は、小学校の低学年でも簡単で、しかも楽しくできるネタを、社会科系と理科系で5つチョイスしました。おかさんもいっしょに、レッツ・チャンレンジ!
目次
1 塩でアイスキャンディーができる!?(理科系)
準備(じゅんび)するもの
塩・氷・ジュース・ボウル・コップ・わりばし・温度計
つくりかた
1 小さなコップにジュースを入れ、わりばしをさします。
2 ボウルに氷を入れて、温度をはかります。
3 つぎに、ボウルの中に塩をたっぷり入れてかきまぜ、温度をはかります。
塩を入れる前と後で、温度がどのように変わったか調べます。
*ボウルはかなり冷たくなるので、気をつけること。
3 (3)のボウルに(1)をいれ、そのままおきます。
4 1時間ほどすると、アイスキャンディーができあがります。
まとめかた
1 塩を入れる前と後で、温度がどのように変化したか記録します。
2 時間とともに、ボウルの氷の温度がどのように変化し、固まっていくようすを記録します。
3 塩を入れると、なぜ温度が変わるか調べます。
4 冷とう庫に入れなくてもアイスキャンディーができる理由を調べて、まとめます。
おかあさんへ
塩には氷を溶かす働きがあり、氷が解ける時に熱が奪われ(氷点降下)、温度が下がっていきます。
2 「こども110番の家」マップをつくってみよう!(社会科系)
はじめに
「こども110番の家」って、しっていますか?家から学校への行き帰りで、知らない人に声をかけられたり、あぶない目にあいそうになったとき、助けてくれる場所のことです。
しらべかた
1 通学路や遊びに行く公園の近くを、学校やかぞくの人と一緒に地図をもって歩きながら、「こども110番の家」をさがします。
2 地図に「こども110番の家」の場所をマークします。
3 さらに、学校や家族の人と相談(そうだん)しながら、あぶない場所がないかを確認(かくにん)します。
4 もし「こども110番の家」があったらいいな、と思う場所があったら、おとなの人に伝えます。
まとめかた
1 歩いてしらべた「こども110番の家」地図を整理し完成させます。
2 「こども110番の家」があるといいなと思ったところを、マークします。
3 あぶない目にあわないよう、どんなことに気をつけたらいいか文章にまとめます。
おかあさんへ
子供や大人が実際に確認し、「こども110番の家」になってもらいたい場所があれば、学校の先生とともに依頼します。
3 このマークって、どんな意味?(社会科系)
はじめに
ジュースやお菓子の包み紙には、どのように分けて、捨てたらいいかをしめすマークがついています。なかには、使わなくなっても、また使える(リサイクルできる)ものもあります。
しらべかた
1 食べもの・飲みものなどについているマークを切り取ってノートにはります。
2 どんなものについていたかを、書きとめます。
3 同じマークがついているものの特徴を、文章にまとめます。たとえば、ペットボトルには、このマークなど。
おかあさんへ
アルミ・スチール缶、ペットボトルなど、子供が日常生活で接する機会の多いマークについて、どのように再利用されるかを一緒に考えます。
[参照サイト] 「小学生のための環境リサイクル学習ホームページ」
4 「打ち水」をすると、どんなことがおきる?(理科系)
はじめに
「打ち水」って、知っていますか?夏の暑い日に、「打ち水」(地面に水をまくこと)をすると、すずしくなるのです。打ち水の効果(こうか)を体験してみましょう。
しらべかた
1 おふろの残り水を、家のまわりにまきます。
2 土のある庭、コンクリート、ひなた、ひかげなど、場所を変えてまきます。
3 水をまく前と、まいた後で、気温が何度ちがうか記録します。
まとめかた
1 場所ごとに、気温のちがいをグラフにまとめます。
2 自分がすずしいと感じたかどうかを、文章にします。
3 なぜ、すずしくなるのかを、本やインターネットで調べ、おかあさんといっしょに考えます。
おかあさんへ
気化熱によって涼しくなることともに、ふろの残り水を再利用する、昔から日本にあるエコロジーの意義も教えます。
5 楽しくて、ためになる、工場見学!(社会科系)
はじめに
みんなが食べたり、飲んだりしている食品って、どこの工場で、どのように作られているか、知っていますか?いちど、工場を見に行ってみましょう!
しらべかた
1 みんなが住んでいる近くで、工場見学ができる場所を、地図やインターネットで、しらべてみます。
2 先生やおかあさんに電話してもらい、注意点(ちゅういてん)をききます。
3 工場へ行き、モノがどのように作られているか、どのようなことに注意をしているかなどを聞き、メモします。
4 工場でもらえるパンフレットがあれば、持ち帰ります。
まとめかた
1 見学してわかったことを整理(せいり)します。
2 大きな紙にパンフレットを切りはりして、どの機械がどんな仕事をしているか、わかりやすくまとめます。
*文章だけでなく、パンフレットの写真があると、よりわかりやすい自由研究になります。
3 気づいたことや疑問に思ったことも、文章にします。
おかあさんへ
最近は、予約すれば見学を受け入れる工場が増えています。食品などは衛生面での工夫に細心の注意が払われ、子どもの日常生活にも良い影響を与えます。
[参照サイト]キッズドア(バーチャル工場見学)
まとめ
子どもに教えることで、親の方も勉強になることがあります。
今年は、一緒に成長する夏にしたいですね!