なにこれ?赤ちゃんのおむつに血が付いていた時に気をつけたいこと
赤ちゃんのおむつ替えをしているときに、おむつに血がついていたら慌ててしまいますよね。
そんな時に、考えられる理由や原因、対処法について知っていたら慌てず対処できるのでは・・・と考える方は多いと思います。
そんな方たちのために、ここでは赤ちゃんのおむつに血がついていた時に気を付けたいことについて解説させて頂きたいと思います。
赤ちゃんのおむつに血がついていた時におろおろせず、的確に対処したいとお考えの方は、ぜひ、以下の記事をご覧になっておいてくださいね。
赤ちゃんのおむつに血がついていた時に考えられる原因と対処法
赤ちゃんのおむつに血がついていた時に考えられる理由や原因は色々あります。
そこで、以下に赤ちゃんのおむつに血がついていた時に考えられる理由と原因・対処法をいくつかご紹介しますね。
おむつかぶれが原因の時
赤ちゃんは1日中オムツをはいていますが、長時間刺激の強いおしっこやうんちに皮膚が触れていたり夏の暑い時期などに活発に動いたりすると汗で皮膚がふやけて、おむつがこすれるとおむつかぶれができたりします。
おむつかぶれの症状は皮膚が赤くなったり湿疹ができたりするのですが、この症状が悪化すると血がにじんだりしますので、それが原因でおむつに血がついたりすることもあります。
おむつかぶれの症状が悪化した時の対処法は、まず、専門の医療機関に行ってお薬を処方してもらい早く症状を改善させることです。
さらに、おむつかぶれしないように、授乳後や睡眠から起きた後、食事後はおむつをチェックし汚れていたら速やかにおむつを替えるようにしましょう。
あと、下痢の時は汚れをきれいにふき取ることが難しいので、おしりふきで全体をふき取った後、シャワーやたらいにはったぬるま湯できれいにお尻を洗い流してあげてから水分をしっかりふき取り新しいおむつをはかせてあげましょう。
さらに、普段からおむつかぶれを防ぐために天気の良いときにはおむつを脱がせて外気浴をさせ、お尻を乾かしてあげるようにしましょうね。
新生児月経が原因の時
生まれてから3日から5日頃に女の子の赤ちゃんの場合性器から出血することがあります。
これは新生児月経と言って病気ではなく、通常は7日ぐらいで出血は終わります。
出血の量はおむつに少し血がつく程度です。
ただし、女の赤ちゃんではだれでも必ず見られる症状ではありません。
普通、新生児月経の場合は赤ちゃんが貧血になるほど出血しませんし、女の子の赤ちゃんでこの新生児月経が見られなくても特に問題はありません。
もしも、生後7日たっても出血が続いたり出血量が多かったり、出血中赤ちゃんが激しく泣いているなどの症状が現れた場合は、速やかに専門の医療機関を受診し、診察して頂きましょう。
赤ちゃんの腸粘膜が傷ついているとき
1歳以下の赤ちゃんの腸の粘膜は未熟で繊細なので、うんちが腸を通過するときの刺激や初めて口にしたものに対する軽いアレルギーで腸が傷つき、おむつにポツポツと点状の血液や糸くず状の血が混じったりします。
腸粘膜が少しだけ傷ついたのであれば、2日から3日ぐらいで症状が治まりますので、少し赤ちゃんの様子を見てあげてください。
もし、2日から3日過ぎても血が上記のようにポツポツと点状の血液や糸くず状の血が混じっている場合は、すぐにお近くの専門の医療機関を受診して、赤ちゃんを診察してもらいましょうね。
まとめ
上記でご紹介しましたように、おむつかぶれの症状の悪化や、新生児月経、赤ちゃんの腸粘膜が傷ついていることが原因で赤ちゃんのおむつに血がつく場合があります。
どの場合も、症状が長引いたり悪化したりした場合は、速やかにお近くの専門の医療機関を受診し、診察、および治療して頂くようにしましょう!