小学生の娘に好きな人がいると打ち明けられた時、親としてはどうすればいいの?
小学生のお子さんから、「好きな人ができた!」と打ち明けられたら親としてはどのように対処したらよいか困ってしまいませんか?
「小学生の時から異性に対して関心を持ったらダメ!」と言ったらよいのか、「素敵な子ね~」と肯定してあげたほうが良いのか悩ましいところだと思います。
そんな悩める保護者のために、ここでは小学生のお嬢さんに好きな人がいると打ち明けられたときに、親はどうすればよいのかについて検証していきたいと思います。
小学生のお嬢さんに「好きな人がいる」と打ち明けられて、どう対処したらよいのかわからなくて困っている・・・という保護者の方は、ぜひ、以下の記事をご覧になってくださいね。
「えっ!好きな子いるの!?」どうするお母さん!
ちょっと性教育的な話になりますが、小学生の低学年の時にはお友達として仲良くしているだけだった小学生のお嬢さんも、小学校の高学年になり、思春期に入ってくると好きな人ができるようになります。
それは、女の子は早い場合は小学4年生で初潮を迎え、性ホルモンが体に「家族を持つことができますよ」というサインを与えますので、それに伴い自然な流れで異性に対し関心を持つようになるのです。
なので、小学生のお嬢さんに好きな人ができたと打ち明けられた場合は、心配しすぎて「あんな子のどこがいいの!」とか「小学生で恋愛するなんて早すぎるからダメ!」とか「小学生で異性に関心を持つのは早すぎる!勉強をしなさい!」などと、好きな人に対する思いを全面否定すると、お子さんが、親に対して素直に本当の気持ちを打ち明けなくなってしまう可能性があります。
なので、お嬢さんが心配なのはわかりますが、お子さんの思いを否定したり禁止したりせず、「その子のどんなところが好きなの?」とか「素敵な子ね~」とかお子さんの気持ちを尊重しながら肯定し、あたたかく現状を見守っていきましょう。
何かあったら遅いかも!?一応行動は把握しておく
小学生のお嬢さんが好きな子に自分の思いを打ち明け、お付き合いすることになった場合は、必ず、お子さんたちの行動をきちんと把握しておくようにしましょう。
特に小学校の高学年になると、上記でもすでに述べていますように、女の子であれば初潮が始まっている場合もありますし、男の子であれば、精通が始まっている場合もありますので、何かあってからでは遅いので、お子さん同士が2人きりで過ごすことがないように、また、お付き合いしている男の子には性的なことをしないようにきちんと伝えておかなくてはいけません。
特に小学生向きの漫画やテレビなどでもキスシーンなどを見る機会もあると思いますので、好きな人ができたということは、そういうことに興味が出てきた可能性もあります。
何かあったときに傷つくのは女の子のほうなので、お付き合いするようになったとしても、キスは簡単にしてはいけないことだと、好きな人ができたお子さんには親からきちんと伝えておくようにしましょう!
まとめ
小学生のお嬢さんが保護者の方に「好きな人ができた」と素直に打ち明けてくれるのは、保護者の方を信頼している証拠です。
それなのに、好きになった相手のことを根掘り葉掘り聞きだそうとしたり、「小学生なのに異性に興味を持つ、ましてやお付き合いするなんて絶対にありえない!」などと小学生のお子さんの気持ちを全面否定し、親の価値観を押し付けたりしてしまうと、思春期真っただ中の小学校の高学年のお子さんは親に対して心を閉ざしてしまい、親とコミュニケーションをとるのを嫌がるようになる可能性があります。
小学生のお嬢さんに好きな人ができても、すぐに目くじらを立てずに、お子さんの気持ちを尊重しつつ、好きな気持ちを肯定してあげ、あたたかく見守ってあげるようにすれば、内緒でお付き合いすることなく、なんでも相談してくれる良好な親子関係を築くことができますよ。