オーストラリアがいい試合展開するもチリに1-3で惜敗。チリの機能的攻撃にやられたが、残り2戦への期待大
グループB ○チリvsオーストラリア●《結果 3-1》
キックオフ:6/14 7:00 会場:アレナ・パンタナウ
チリ | オーストラリア | ||||||
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スターティングメンバー | |||||||
ポジション | 背番号 | 名前 | IN/OUT | ポジション | 背番号 | 名前 | IN/OUT |
GK | 1 | クラウディオ ブラボ | GK | 1 | マシュー ライアン | ||
DF | 2 | エウヘニオ メナ | DF | 2 | イバン フラニッチ | 後半4分 | |
DF | 4 | マウリシオ イスラ | DF | 3 | ジェイソン デイビッドソン | ||
DF | 17 | ガリー メデル | DF | 6 | マシュー スピラノビッチ | ||
DF | 18 | ゴンサロ ハラ | DF | 22 | アレックス ウィルキンソン | ||
MF | 8 | アルトゥーロ ビダル | 後半15分 | MF | 5 | マーク ミリガン | |
MF | 10 | ホルヘ バルディビア | 後半23分 | MF | 11 | トミー オアー | 後半23分 |
MF | 20 | チャルレス アランギス | MF | 15 | マイル ジェディナク | ||
MF | 21 | マルセロ ディアス | MF | 23 | マーク ブレシアーノ | 後半33分 | |
FW | 7 | アレクシス サンチェス | FW | 4 | ティム ケイヒル | ||
FW | 11 | エドゥアルド バルガス | 後半43分 | FW | 7 | マシュー レッキー | |
チリ | オーストラリア | ||||||
ベンチ入り選手 | |||||||
ポジション | 背番号 | 名前 | IN/OUT | ポジション | 背番号 | 名前 | IN/OUT |
GK | 12 | クリストファー トセッリ | GK | 12 | ミッチェル ランゲラク | ||
GK | 23 | ホニー エレーラ | GK | 18 | ユージン ガレコビッチ | ||
DF | 3 | ミイコ アルボルノス | DF | 8 | ベイリー ライト | ||
DF | 13 | ホセ ロハス | DF | 19 | ライアン マクゴーワン | 後半4分 | |
MF | 5 | フランシスコ シルバ | MF | 13 | オリバー ボザニッチ | ||
MF | 6 | カルロス カルモナ | MF | 14 | ジェームズ トロイージ | 後半33分 | |
MF | 15 | ジャン ボーセジュール | 後半23分 | MF | 16 | ジェームズ ホランド | |
MF | 16 | フェリペ グティエレス | 後半15分 | MF | 17 | マット マッケイ | |
MF | 19 | ホセ フエンサリダ | MF | 20 | ダリオ ビドシッチ | ||
FW | 9 | マウリシオ ピニージャ | 後半43分 | MF | 21 | マッシモ ルオンゴ | |
FW | 14 | ファビアン オレジャナ | FW | 9 | アダム タガート | ||
FW | 22 | エステバン パレデス | FW | 10 | ベン ハロラン | 後半23分 |
結果だけ見ると「予想通り」。しかし、内容を見ると予想外という感想。
序盤から前半30分あたりまでは、「オーストラリアってこんなに弱かったっけ?」と思いつつ見ていた。
だが、だんだんとオーストラリア代表がチームとして機能していくのがはっきりと実感できた。
オーストラリア代表ってスロースターターなのかもね。それか、2点取られて目が覚めたのかな。
つまんないミスを連発していた姿は徐々に姿を消し、ワールドカップにふさわしいプレイを連発してくれた。
やるじゃないですか、レッキー
特にオーストラリアFW・レッキーの動きがよかった。
運動量を生かして縦横無尽に動き、周囲の状況もよく見えていたと思う。
ただ残念だったのがチーム全体でファールが多かった点。
ファールしないと止まらないという状況もあるとは思うけど、初戦にしてはちょっと多いし、意味のないようなものが多かった。
逆にチリはイエロー1枚に収めた上に勝ち点3を獲得した。
この差は大きい。
そして、評判通りの攻撃力と機動力を見せつけ、他国にいいプレッシャーとなったのではないだろうか。
その点ではオーストラリアも同じで、負けはしたものの「オーストラリアはあなどれない」という意識を持たせることができたように思う。
チリで冴えていたのはエースのサンチェスと、MFのバルディビアではないかな。
こういった大舞台では、FWの決定力だけでは勝てない気がする。
FW以上にMFの役割は大きく、勝敗を左右すると言っても過言ではない。
この勝負で明らかに差があったのは平均身長。しかし、かなりの体格差があったにも関わらず、決して押し負けないフィジカルを見せてくたチリの戦いはそんなことを感じさせないいい試合だった。
また、最後の3点目は、両国にとっては大きな意味を持つ1点となったのではないだろうか。
前の試合で同じBグループのスペインがまさかの5失点を喫しており、もつれてくれば得失点差が大きな影響を及ぼすことも十分あり得る。
勝ちでも負けでも同じだが、できるだけ得点を取り、最後まで最少失点に抑える努力をしなければきっと後悔するだろう。
今日の試合で一番思ったのは、グループBの鍵となるのはオーストラリアかもっていうこと。
6/24の「オーストラリアvsスペイン」、意外とおもしろい展開になるかもしれない。
まだ初戦ではあるけど、オランダ・オーストラリアがグループリーグを通過することもある。かも。