2020東京オリンピックチケットの購入方法と場所・時期まとめ
2020年の夏季オリンピックが東京に決定し、日本国内に大きな話題を呼びましたね。スローガンは「Discover Tomorrow(未来をつかもう)」、今からワクワクしますね。
折角日本で開催されるのだから直接競技場へ行って観戦したい・・・!そう意気込んだ人もきっと多いはずです。しかし観戦するためにはチケットを確保しなければいけません。どこで、いつから販売されるのでしょうか。また、チケットの価格も気になる所ですよね。
今回はそんな気になる2020年の東京オリンピックチケットの購入方法についてまとめてみました。
目次
2020年東京オリンピックの開催日時、開催場所
まず、開催する日程と場所を確認しておきましょう。競技によっては会場を移動しなければいけませんので、チケットを買う段階で計画を立てておかなければなりません。特に遠方から来られる方は宿泊施設を近隣で探す必要も出てくるのではないでしょうか。
開催日時
オリンピック:2020年7月24日(金)~8月9日(日)
パラリンピック:2020年8月25日(火)~9月6日(日)
開会式 7月24日(金)20時~
開催場所
開会式、閉会式は新国立競技場で行われます。東京オリンピックでメインとなるこの新国立競技場は、現在約5万4000人収容可能な国立競技場を、約8万人収容できるよう建設しなおすことで誕生します。
各競技の会場は以下の通りです。
1.オリンピックスタジアム
・開閉会式
・陸上競技
・サッカー
・ラグビー
2.東京体育館
・卓球
3.国立代々木競技場
・ハンドボール
4.日本武道館
・柔道
5.皇居外苑
・自転車(ロード・レース:スタート)
6.東京国際フォーラム
・ウェイトリフティング
7.国技館
・ボクシング
8.有明アリーナ
・バレーボール(インドア)
9.有明BMXコース
・自転車(BMX)
10.有明ベロドローム
・自転車(トラック)
11.有明体操競技場
・体操(体操)
・体操(新体操)
・体操(トランポリン)
12.有明テニスの森
・テニス
13番以降は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のサイトにて御覧ください。
http://tokyo2020.jp/jp/
上の地図の番号と対応しているのですが、会場の配置がコンパクトに集まっていますね。サッカーの宮城スタジアム(宮城県利府町)など4か所を除いた33か所の競技場は東京圏にあるようです。
この中でも28か所は、晴海ふ頭(東京・中央)の選手村から8km圏内にあります。そのため9割近い選手の人たちが、この選手村から各競技場まで20分以内で移動できるようになっています。選手の負担が少ない会場配置になっているんですね。
2020東京オリンピックチケットの購入方法
基礎知識も入ったところで、いよいよ本題の購入方法についてです。
購入時期
開催より半年前の2019年1月から発売予定となっています。ロンドンオリンピック開催時も半年前でしたね。
はっきりとした詳細日時はまだ出ていませので、チケットを手に入れたい人はこまめにチェックをすることをおすすめします。まだまだ先のことだと思っているとあっという間ですよ。
また、この頃に各競技のスケジュールも発表されます。自分の予定と競技日時を照らし合わせたうえで、観戦計画を立てて購入へ挑みましょう。
購入場所
購入場所は全国4万店のコンビニ、もしくはインターネット上からの申し込みが可能です。
長野オリンピック開催のときは「チケットぴあ」のみでの販売だったようなので、今回もそうなる可能性は非常に高くなっています。基本的にチケット購入サイトでは事前に会員登録(無料)をする必要がありますので、忘れないようにして下さいね。直前に慌てなくても良いように販売元が決定したらまず会員登録を済ませましょう。
倍率が非常に高くなることは目に見えていますので、販売開始直後は回線が繋がらない現象が起こりそうですね・・・。
購入価格
そしてもう1つ気になるのがチケットのお値段です。コンセプトとして「誰もが見ることのできる手ごろな価格」に設定とのことですが、いかがでしょうか。
・チケット全体の平均価格:7700円
入場券の予算は1万円でお釣りが来る程度かと思いましたが・・・
・チケット全体の約60%:4400円以下
・開会式:2万5000~15万円
・人気競技(水泳や陸上)の決勝:最高3万円
開会式や人気競技の観戦チケットの価格が全体平均を上げているようなので、種目を選ばなければ5000円の予算でも観戦することが出来そうです。まだ詳細の金額は発表されていませんが、確かにこの価格でチケットが取れたときは、お手頃価格で楽しむことが出来そうですね。
観戦チケットと公共交通機関の統合
また、チケットは観戦するための切符だけにはとどまらないようです。
あらゆる電車、バスへの乗車が、今ではICカード1枚で利用することが出来る東京。その特性を生かし、大会期間中はチケットとカードを統合することを計画中です。こうすることで公共交通機関を無料で利用することができるようになるとのこと。実現すると、観戦の移動がスムーズに出来そうですよね。
また、主要交通機関である都営地下鉄大江戸線などは24時間運行するそうなのでさらに利便性は増しそうです。
2020年東京オリンピックの観戦チケットがとれなかった人のために
恐らく観戦チケットの倍率はびっくりするほど高いことと思います。何しろ老若男女問わず、国民の関心が集まっているイベントですからね。チケットが取れない人の方が多くなることでしょう。
そんな人たちが少しでも身近に観戦出来るようにと、開催に向けて4か所の公園に大型のスクリーンを設置するとのことです。
・代々木公園(JR「原宿」下車 徒歩3分)
・日比谷公園(都営地下鉄三田線「日比谷」下車 (A10・A14)出口すぐ)
・上野恩賜公園(JR・地下鉄銀座線・日比谷線「上野」下車 徒歩2分)
・井の頭恩賜公園(JR中央線「吉祥寺」下車 徒歩5分)
多くの人がこちらでも観戦されることが予想されます。わいわいした雰囲気を味わいながら応援したい方はぜひ足を運んでみると良いですね。わいわいでは済まないのかも知れませんが・・・。
チケット情報をまとめただけでも、東京オリンピックに向けて様々な人たちが動き始めているのが分かりました。さらに期待は高まりますね。
オリンピックは選手だけでなく観戦者も楽しむ祭典です。チケットが取れれば万々歳ですが、取れなくても全力で日本を盛り上げていきたいですね。