「ご自愛ください」のベストな使い方とその返信の仕方。寒い時期の挨拶例文
1月や2月などの寒い時期には、寒中見舞いや余寒見舞いなどの挨拶状を頂くことがありますよね。
この挨拶状の文章の末尾で「ご自愛ください」と書かれているのを見たことがある方は結構多いのではないでしょうか。
けれど、「ご自愛ください」と書かれたお手紙にはどのように変身したらよいのかについてご存知の方はあまり多くはないかと思います。
そんな、「ご自愛ください」が文章の末尾に書かれた寒い時期の挨拶状にどう変身したらよいのかわからない方のために、ここでは、「ご自愛ください」のベストな使い方とその返信の仕方を、例文を交えながらご紹介させて頂きたいと思います。
「ご自愛ください」と書かれた文章への返信方法をお知りになりたい方は、ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
「ご自愛ください」のベストな使い方&上手な返信の仕方とは?
「ご自身のお体のことを大切にしてください」という意味である「ご自愛ください」という言葉ですが、実際には文章でどのように使うのか気になる方のために、以下に寒中見舞い・余寒見舞いを例にとり、「ご自愛ください」を使った例文をご紹介させて頂きますので、寒い時期の文章を作成するときに参考になさってください。
寒さ厳しき折、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
おかげさまで、私は風邪なども引かず
元気に過ごしております。
現在、全国各地でインフルエンザが猛威を振るって
おりますので、くれぐれも風邪などひかれないよう
ご自愛ください。
〇月〇日 ○○○○(氏名)
季節は春ですが、春とは名ばかりの気温の
低い寒い日が続いておりますが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私たちは皆変わらず元気に過ごしております。
天気予報ではまだまだ厳しい寒さが
続くということですが、どうか風邪などひかぬよう
お体ご自愛ください。
〇月〇日 〇〇〇〇(氏名)
上記の文章を見ればお判りいただけますように、「ご自身のお体のことを大切にしてください」という意味である「ご自愛ください」という言葉は、文章の末尾のお手紙を出す相手の体を思いやる文章で主に使用されています。
間違っても文頭で使用しないように注意しましょう。
「ご自愛ください」が使われている寒い時期の挨拶状への返信例
「ご自身のお体のことを大切にしてください」という意味がある「ご自愛ください」という言葉が文章の末尾に書かれた寒中見舞いや余寒見舞いに対するお返事はどう書いたらよいのかについて寒中見舞い、余寒見舞いを例にとり以下に詳しくご紹介させて頂きます。
寒中見舞い&余寒見舞いへの返信例
そもそも寒中見舞いというのは喪中で新年のご挨拶ができなかった時や年賀状を出し忘れた時に1月7日から2月3日の松の内明けから節分までに出す挨拶状です。
この寒中見舞いを頂いたときにはお返事を出さなければならないという決まりはないのですが、もし、丁寧にお返事を出したいのであれば、以下のような例文をもとに文章を作成して挨拶状を出しましょう。
ご丁寧な寒中お見舞いをくださり
ありがとうございました。
皆様におかれましては、
よいお年をお迎えになられたことと
心からお喜び申し上げます。
まだまだ寒さが続く季節ですが、
お風邪などをお召しになりませんように
ご自愛ください。
〇月〇日 〇〇〇〇(氏名)
では、余寒見舞いの場合の返信例をご紹介させて頂きますね。
余寒見舞いというのは、寒中見舞いとほぼ出す理由は同じで、喪中で新年のご挨拶ができなかった時や年賀状を出し忘れた時に出す挨拶状です。
出状する時期は寒中見舞いとは異なり、立春である2月4日から2月下旬に出すのが一般的です。
寒い地域の場合は3月に入っても余寒見舞いを出すことがあるようです。
それでは、余寒見舞いが届いた場合の返信例をご紹介致します。
立春を過ぎたとはいえ、まだまだ
寒さが続いていますが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
お陰様で私たちは毎日元気に
過ごしております。
余寒なお厳しき折、風邪などひかぬよう
どうぞお体ご自愛ください。
〇月〇日 〇〇〇〇(氏名)
まとめ
寒中見舞いや余寒見舞いなど寒い季節のお手紙の文末に書かれている「ご自愛ください」の使い方や「ご自愛ください」という言葉が使われた寒中見舞いや余寒見舞いが届いたときの返信の仕方について詳しくご紹介させて頂きました。
あなたに届いた寒中見舞いや余寒見舞いに「ご自愛ください」という言葉が使われていてどのように返信したらよいかわからないときは、ぜひ、このサイトでご紹介させて頂きました返信例を参考に挨拶文を作成してくださいね。