母の日っていつなの?カーネーションを飾る意味と由来とは?

母の日っていつなの?カーネーションを飾る意味と由来とは?

母の日とは、母を労い感謝を表す日。日頃から苦労や心配を掛けている母に対して、1年に一度感謝の気持ちを伝える素敵な日です。

実は、この母の日にも由来があります。意外と知らない方も、多いのではないでしょうか?

そこで今回は、母の日の由来を特集したいと思います。由来や意味を知ると、違った気持ちで母の日を迎える事が出来ますよ。カーネーションを贈る意味などもご紹介致しますので、是非とも最後までお読み下さいね!

母の日っていつなの?

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実は「母の日」って、世界中にあるんです。ただし由来によって、日付や習慣が異なります。まずは、各国の母の日ご紹介してみますね。

日本の母の日はいつ?

・日本の母の日…5月の第2日曜日

日本における母の日は、日付に関係なく「5月の第2日曜日」です。

日本と同じように、5月の第2日曜日を母の日としている国は沢山あります。アメリカ・中国・オーストラリア・イタリア・フィンランド・トルコなどでは、日本と同じく「5月の第2日曜日」が母の日となっています。

各国の母の日はいつ?

002 ルーマニアやハンガリーでは、母の日でなく「女性の日」としてお祝いします。子供からお年寄りまで、花やプレゼントを貰うそうですよ。韓国では、母と父を同じ日に「父母の日」として祝うようですね。

イギリスやアイルランドの母の日は「マザリングサンディ」と呼ばれ、キリスト教に由来しています。エジプトやアラブ諸国などでは、3月21日(春分の日)を母の日としているところが多いようです。

タイでは1976年から、タイ国王ラーマ9世の王妃・シリキット王妃の誕生日である8月12日が母の日と定められました。

母の日の由来とは?

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日本の母の日は、アメリカに由来しています。そこで、アメリカと日本における母の日の由来をご紹介したいと思います。

母の日の始まり

母の日の起源は、20世紀初頭に遡ります。1905年5月9日、アメリカの女性「アンナ・ジャービス」の母「アン・ジャービス」がこの世を去りました。母を心から敬愛していたアンナは、母に感謝する日いわゆる「母の日」を国民の祝日にすべく普及活動を始めます。

アン・ジャービスとは?

アンナの母「アン・ジャービス」は、アメリカ・ウェストヴァージニア州で生まれ育ちました。当時のウェストヴァージニア州は、医療や衛生環境が良くありませんでした。アンは問題を改善しようと、1858年「Mothers Day Work Club」と言うボランティア団体を組織します。

この団体が注目されたのが、アメリカを二分する「南北戦争(1861年~1865年)」です。アンが暮らすウェストヴァージニア州には、「南軍」「北軍」両方の軍が駐屯しました。アンの団体は南北の兵士を区別する事なく、公平に看病しました。この活動は、アメリカ中で報道されたそうです。

南北戦争終了後も、アンたちは献身的な活動を続けます。南北の兵士を集めてイベントを開催するなど、アメリカの平和に尽力しました。

アメリカで母の日が制定

そんなアン・ジャービスも、1905年5月9日に死亡します。そしてアンナは、母に感謝する日「母の日」を国民の祝日にすべく普及活動を始めました。

1907年5月12日、アンナは母の追悼式で「白いカーネーション」を捧げました。これが、母の日の始まりだとされていますね。

アンナの活動は、次第にアメリカ全土に広がって行きます。ついに1914年、当時のウィルソン大統領は5月の第2日曜日を「母の日」と制定したのです。

日本での母の日は?

日本に母の日が伝わったのは、明治末期から大正時代初期ごろ。ただし最初は、キリスト教関係者によるものでした。

1931年(昭和6年)には、昭和天皇の皇后「香淳皇后」の誕生日「3月6日」が母の日となりました。

母の日が日本全国に広まったのは、1937年(昭和12年)からです。大手菓子メーカー「森永製菓」が、「ありがとうお母さん」を日本に定着させるため「森永母を讃える会」を結成しました。

普及活動は、全国規模で展開されました。そして1937年5月8日、豊島園で第1回「森永母の日大会」が開催されます。これを機に、母の日が全国的に広がる事となりました。

そして戦後の1949年頃からは、アメリカと同じく「5月の第2日曜日」を母の日とするようになりました。ただし今でも、日本で母の日は正式な国民の祝日ではありませんね。

母の日とカーネーション

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何故、母の日にカーネーションを贈るのでしょうか?次に、母の日の象徴・カーネーションについてご紹介したいと思います。

なぜカーネーション?

キリスト教の教えによると「カーネーション」は、十字架にかけられた「イエス・キリスト」を想う「聖母マリア」が流した涙から咲いたとされています。

牧師と結婚し敬虔なクリスチャンだったアンは、カーネーションが大好きでした。特に、白いカーネーションが大好きだったと言われています。そこでアンナは、母の追悼式で「白いカーネーション」を捧げました。これが、母の日にカーネーションが贈られる由来だとされています。

カーネーションは母の日の定番に

アンナの提案で、母の日になると胸にカーネーションを付ける事が定着していきます。母への感謝を表現するため、母が生きている人は「赤いカーネーション」母を亡くした人は「白いカーネーション」を胸に付けるようになりました。

これが時代を経て、カーネーションは贈り物として定着します。カーネーションは胸に付けるのでなく、感謝を表すための贈り物となって行きました。

カーネーションの色の意味とは?

当初は日本でも、カーネーションの色は区別されていました。母が生きている人は「赤いカーネーション」、母を亡くした人は「白いカーネーション」です。

しかし戦後の日本では、母のいない子供たちも沢山いました。そんな事情に配慮して、カーネーションの色が統一されます。1960年頃からは、母の日のカーネーションが赤に統一されるようになりました。

赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」。この花言葉も、母の日に由来しているようですね。

最後に

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さて今回は、母の日の由来についてご紹介致しました。由来を知ると、母の日を感慨深く迎えるのではないでしょうか?

今年の母の日には、赤いカーネーションを贈ってみてはいかがでしょう?きっと、想像以上に喜ばれるに違いありませんよ!

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