我が子をたたく前に!効果的な言うことの聞かせ方としつけ方
子供が言うことを聞かずにイライラ。
ついたたいてしまって後悔すること、ありませんか。
叩いてはいけないってわかってる。
ついたたいてしまった。
言っても言うこと聞かないから。
いろいろ心で言い訳しても、たたいてしまったことには変わりありません。
なるべくたたかずに子供に分かってもらう方がいいですよね。
よく年齢別には言い聞かせ方があるものの、我が子には当てはまらないときがありませんか?
性格によってやはり言い聞かせ方があります。
我が子にきっと当てはまる、素直に聞ける方法をご紹介します。
目次
性格によって変えてみよう 言うことを分かってもらいたいときの接し方
叱るという行為は、よく言えば「子供に分かってもらいたい」ということですよね。
怒らずに話して、普通に子供が分かってくれたら、叱らなくて済むのです。
最初は話していても子供が分かってくれず、だんだんエスカレート。
爆発して怒る、たたく、となってしまうんですね。
どうしてそうなってしまうんでしょうか。
やはり話し方、やり方に問題があるのだと思います。
褒められて伸びるタイプ 第1子に多いお調子者作戦
赤ちゃんの頃から第1子としてちやほやされてきた我が子。
とにかく褒められたい、けなされるとやる気が出なくなる、という子には
やはり叱るという行為は逆効果です。
まずは言い方を変えてみましょう。
「どうしてできないの!」→「どうやったらできるのか見せて?」
「やりなさい!」→「できるかな」
子 まったくする気配がない
母 「さぁ、我が子が全く動きません。いつになったらするんでしょうか。」
子 動く
母 「おーっと!動き出した!さぁ、いつまでできるでしょうか!」
子 張り切ってする
母「すごい!すごい!あっという間にできていきます!フィニッシュ!」
大きい子向けのように思えるかもしれませんが、意外と2歳くらいから活用できます。
イヤイヤ期真っ盛りでも面白がってできます。
できた時にはしっかりと褒めてあげてください。
また頑張ろうね、と次に促すのもお忘れなく!
自分でやりたい!自分の気が向かないとやらないタイプ
してもらうより、自分でやりたい。
でも自分でやるタイミングがあるので周りがスイッチを入れるのが大変!
そんなお子さんには「競争心」のスイッチを押しましょう。
言い方を変えると
「どうしてできないの!」→「いっしょにやってみよう!」
「やりなさい!」→「じゃあ、競争ね」
子 まったくする気配がない
母 「よーしじゃあ、どっちが早いか競争ね!」
母 よーいどん!といって運動会の音楽を口ずさみながら行動
子 少しずつ乗ってくる
母 「早い早い!ママが負けちゃう!負けないぞー!!」
子 子も急ぐ
母 もちろん負けてあげる
子 得意げ
母 「あーあ。ママ負けちゃった。○○ちゃんのかちー!」
自分でやりたい完璧主義な子には負けることが許されません。
きっと急いで完璧にやってくれることでしょう。
ママはもちろん負けてあげてくださいね。
できたあとに、すごいね!今度は負けないからね!またしようね。と言ってあげてください。
のんびりゆっくりでイライラ!ママの意識やママのタイミングを変えよう
行動してくれる、やることはやる、でもゆっくりしてイライラするー!
こういう子の場合は、せかしてもできないものはできません。
ママの意識を変えましょう。ママの声掛けのタイミングは常に前倒しです。
「どうして(早く)できないの!」→やってほしい時間に間に合うように早めに始めさせてあげることが大切です。
この子はするのに時間がかかるんだからと、早く声をかけるように心がけるのです。
それでも早くしてほしい、という時は迷わず手伝ってあげてください。
ゆっくりでもできる子供は尊重してあげましょう。だんだん早くできるようになります。できないときは手伝ったり、手順を教えてあげたりして少しでも早くできるように、母の気配りが大切です。
その他 いろいろ試してみたい 言うことの聞かせ方
子供は気まぐれです。毎日毎回同じ手は通用しません。
それならこちらもあの手この手でやるしかありません。
一つ試してみてダメだったら、違う方法をぜひ試してみてください。
☆赤ちゃん攻撃→赤ちゃん扱いをしてやってあげる。嫌がって自分でしたり、それともそのまま?恥ずかしそうにしてもらうかも。たまにはしてあげましょう。
☆ご褒美作戦→頑張ったら報酬が・・・癖になると厄介ですが、たまにはおいしい特別なお菓子があるとうれしいですね。
☆懇願してみる→「してほしいなー」たまには怒るばかりでなく、お願いしてみましょう。大人ぶって「仕方ないなー」としてくれたらラッキーです。
☆報告→「頑張れたらパパに教えてあげよう!」張り切ってしてくれませんか?クリスマスシーズンには「サンタさんに・・・」も効果的ですよ。
☆こちょこちょ→「やる?やらない?」とこちょこちょしようと手を動かしながら近づきましょう。逃げ出してしてくれたら成功です。
ほかにも我が子に当てはまりそうなやり方を見つけるのもだんだん楽しくなります。
こんな風に怒らずにできるかな、と思うことから少しでも取り入れられたらいいですね。
まとめ
子供の性格はそれぞれです。
完璧に当てはまらないと思います。
やり方が当てはまっても、日によっては当てはまらない日もあります。
逆に今まで当てはまらなかったものが、今日はノッてくれた!なんて日もあります。
いちいちやってられないよ~と思うかもしれませんが怒って泣いて余計時間がかかるよりも
いろいろ試してみて子供が機嫌よくしてくれた方が、はるかに時間はかからないのです。
自分もイライラしないで、子供もニコニコならいいことずくしなはずです。
とはいえ、ママも人間。
イライラします。いちいちやってられないときもあります。
なるべく深呼吸して、「よーし、ゆうことを聞かせてやるぞ!」
たたくのはいけないこと。子供はやはり深く傷つきます。
それは心にとどめておきましょうね。
怒らないで明るく楽しく、子供に分かってもらえたらいいですね。