作文のスペースが余った!違和感無く空白を埋める方法を考える
作文を書いていて一番困ることは、文字数がかなり足りないこと!
あかまるもこのサイトでコラムを書かせてもらっていますが、文字数が足りなくてあたふたしたこともあります。
作文を書き始めたのはいいけど、終わってみたら全然紙に文字が埋まってなかった…っていうのはよくあること。
今回は文字数が足りない作文にどう文章を埋めるのかコツを伝授していくことにしましょう!
目次
いきなり原稿用紙に書き出したりしない
いきなり原稿用紙で書き出してしまうと、内容がとっちらかってしまって、まとまらない文章になりやすいのです。
文字数が全然足りなくて終わりの部分から消してまた文章を考えるという作業は時間のロスになってしまいます。
人間というのは同じ文章を二度と書けないといいます。(だって覚えてないもん!)
せっかくいい終わり方の書けたのに消してしまってはもったいないですからね。
できれば作文用紙を多めにもらっておきましょう。
まず、書きたいことの要点をメモ用紙に書き留めておき、余分にもらった作文用紙に書いていきましょう。
そうすることによって、自分がどのくらいの文量で書かなくてはならないのかわかりやすい目安になります。
例文で文章を膨らませてみよう!
作文の原稿用紙って、一枚大体400文字程度になりますよね。
ここでは100文字程度の例文から200文字くらいに膨らませる文章を例題としてあげてみたいと思います。
どこが面白かったかというと、コブのついたところを滑るところです。
天気がよかったので滑っていても気持ちよかったです。
先生は「○○くんは上手だね」と言ってくれたので嬉しかったです。
書き方的に小学校低学年のような書き方にしてみました。
これを倍の文章量にしてみましょう。
どこが面白かったかというと、コブのついたところを滑るところです。
コブのついているところを滑ると足がガクガクして転んでしまうんじゃないかという怖さと、
滑っている感覚がおもしろいのです。
空も雲一つない天気で滑っていても気持ちよかったです。
他のクラスメートも楽しそうにスキーを滑っていました。
帰るときに先生が、「○○くんは滑り方が上手だね」と言って頭を撫でてくれたので、
とっても嬉しかったです。
上記の文章よりも100文字多いだけなのに印象が変わった気がしませんか?
最初の文章だとかなり淡白ですし、スキーがどのように楽しかったのかがわかりません。
滑って楽しいという文章ですが、あまり情景が思い浮かびませんよね?
100文字多くした文章では、どういう風に面白かったのかを的確に書いています。
それだけでけっこう文章の印象というのは変わりますね。
自分が体感したことを文章に乗せると文章に張り合いが出てきます。
読み手にも頭で情景が浮かんでくるのでイメージしやすいでしょう。
天気や他の人たちが何をしていたのかも文章に入れると膨らみやすいです。
最後に先生に褒められたというところも、最初に書かれたものよりも
描写が細かくされています。
作文に大切なことは、相手に何をされて、自分がどう思ったのか?というのが大切になってきます。
この例文を使って自分でも文章を膨らませる練習をしてみてもいいかもしれません。
文章を作る上で大切なこと
文章を作る上で大切なことは、ズバリ自分の感情をしっかりと入れること!
先に作った作文でも述べていますが、とにかく自分の経験や感情を入れることによって
文章量というのはグンっと変わってきます。
例えば、
今日は天気がいい⇒今日は雲一つない天気だから気分がいい
こうなるとかなり文章量が違いますよね。
友達が引っ越してしまい寂しい⇒友達が引っ越して遊べなくなってしまい、寂しい
こういう文章はなぜ寂しいのか説明することで文章量が変わってきます。
作文で文字を埋めるにはこういったテクニックを使っていくと、文字が埋まらないなんてことにはならないはず。
擬音を効果的に使ってみよう!
擬音も文字を埋めるのに役立ってくれます。
例えば
雨が降っている⇒雨がザーザー降っている
太陽が照っている⇒太陽がカンカン照りになっている
擬音語をつけるだけで印象も違いますし、情景も浮かびやすいのではないでしょうか?
作文を書くときは時系列をはっきりさせて書き出そう
足りない文字を埋めることが出来るようになったら、時系列をはっきりさせて
書いてみることにしましょう。
例えば、上記の作文のようにスキー学習の時の作文を書くとしたら、
・スキー学習の朝
・学校についてからの様子
・目的地についた時の様子
・滑り出してからの様子
・滑り終わってからの様子
・帰ってきてからの様子
・全部終わってみてからの感想
これだけ書き出してみれば、作文用紙は埋まっていくでしょう。
スキー学習だけではなく、ほかの出来事でも代用できますので、
自分の書きたい事柄に合わせて考えてみてくださいね。
まとめ:用紙を埋めるには情景を書いてみよう!
いかがでしたでしょうか?
作文用紙を埋めるコツわかりましたか?
自分の感情だけではなく、まわりはどうなっているのかを書いてみると
用紙を埋めるコツになります!
この記事があなたの役に立ってくれることを祈っています。