作文の効率的な上達方法と作文上手な人が習慣にしていること

作文の効率的な上達方法と作文上手な人が習慣にしていること

作文が苦手な場合、まず用紙に題名を書いて、名前を書いてからつい手が止まってしまいますよね。今回は、作文に対して上達のコツや、作文が上手な人がしている習慣を教えていきますね。

作文の書き方って教えてもらえない!

学校で原稿用紙をもらって作文を書くわけですが、よくよく考えてみたら学校の先生って作文の書き方について教えてくれないんですよね。

教えるにしても例えば、話題が変わるときは段落をつけて次の行に書き出す、だとか、句読点の付け方とかくらいで内容の書き方とかあまり教えてもらった記憶がありません。

作文はコツを掴んでしまうと書き終わりまですぐ書くことができますが、慣れていないと時間がかかりますよね。作文にはどんなことコツがいるのでしょう?

まず、自分の経験から書いてみる

作文の宿題って大体が読書感想文や社会科見学で思ったことを書くのが多いと思います。とくに夏休みになると、観察日記なども書く事を宿題にする学校もありますよね。

テーマがあるにしろないにしろ、まずはタイトルを決めてしまいましょう。タイトルを決めてしまうと、意外とすんなり作文に入ることができます。

章を細かく考えてみる

タイトルが決まったら、何を伝えたいのか考えましょう。

考えておきたいのは、800文字程度の作文であれば、章を3つ4つ作っておくと、その章だけで200文字程度書ければいいのです。

この文章を読んでいるときに気がつきませんか?タイトルで惹かれて読み始めたと思いますが、タイトル以外にも何章か分かれていますよね?

これは読み手側が読みやすいように構成されているのです。

これと同じことを作文で段落をつけて書けばいいだけの話なんですよ。

作文に書くことが浮かばない・・・

作文は自分の体験を交えて書くものですが、まったく思いつかない!ということもあります。

とても参考になるツイートを見つけたので参考にしてみてください。

https://twitter.com/noiehoie/status/632344549101207552

まず自分はなにが書けるのか考えてみるというのは大事ですね。自分がわからない分野を書こうとすると調べることも多くなりますし、その分作文を書く時間が削られてしまいます。

書けることを紙に書いてながめていると意外とすんなりとこれ書きたい、あれ書きたい、という情報が頭の中に浮かんできます。

それを整理すれば簡単に作文を書くことができますよ!

作文は状況説明だけでは難しい

文章を書くというのは、状況説明も入りますが、それだけだと文章は埋まりません。

例えば、日曜日に何をしていたのか、1分くらいで話してくださいといわれたとして、次のように答えるとしましょう。

「日曜日はお父さんと公園に行ってたくさんの遊具で遊びました。とくにブランコが楽しくて、私が乗っていると、お父さんが背中から力いっぱい押してくれるのでブランコが空に近いくらいに高くなるのが楽しかったです。他にも私たちのような親子がたくさんいて賑わっていました」

日曜日にどう過ごしていたのかわかる話ですね。

この文章を伝えるときは大体1分とか30秒くらいで伝えられますが、作文にするとなると、200文字以上書きなさいと言われたらまったくもって紙に埋まりません。

作文というのは、話し言葉よりも文章を考えるのが必要になってくるものです。

文章を膨らますには上記の文で言うと、例えば冒頭に天気のことを入れてみたり、ブランコ以外にも印象的に残った遊具があるのかとか入れると文章が変わってきます。

お父さんと遊べることになってどれだけ嬉しかったか?という「気持ち」の部分も文章に入れると読み手に感情が伝わりやすくなりますね。

文章を書くためには本や新聞を読む

文章を書くコツを見つけたいなら、まず小説や新聞を読んでみましょう。

本にはほとんど間違えた表現とかもないですし、読むことでどういう情景なのか思い浮かべることができます。

自分が作文を書くときに読み手側がどんなことを思って読むのかを考えながら書くと上手くかけますね。

新聞紙は難しい文字もたくさんあるので、読むこと自体から遠ざかってしまいがち。

しかし、読んでおくと自分の力になるので一面だけでもいいので読んでおくようにしましょう。

日記をつけていると作文は書きやすくなる?

一言日記とかじゃない限り、日記をつけることは作文を書く事に有利に働きます。

作文を上手く作るコツは、どれだけ毎日文章を書いているかにもよります。

まったく日記つけていない子供より、毎日日記で短くても文章を書いている子供の方が上手く作文を書くことができます。

作文を上手くなりたいなら今からでも日記をつけることをおすすめします。

書いてから自分で読んでみておかしいと思うところがあったら次から直すようにしていけば、かなり読みやすい文章に変化していきますよ。

作文は心の情景を書くもの

小説を読んでいる時に、何を思いますか?

中には自分にとっておもしろくない、と感じる小説もあるでしょう。

向き不向きはありますが、わかりやすいのが恋愛小説や漫画。

なぜ女の子が恋愛漫画や小説にハマるのかわかりますか?

それは心の表現が豊かだからです。

キャラクターたちの心の動きを感じられるから面白いんですよね。

これが心情描写もなく、ただ出来事だけを綴っているものは魅力あるとは言えません。

アクション映画だって、動きだけじゃなく心情を感じられるから面白く感じるのです。

なので、作文を書くときは自分がどう思った・感じたのかを目標に書くといいでしょう。

まとめ:上手くなりたいならたくさんの文章を読もう!

いかがでしたでしょうか?

文章をたくさん読むとそれだけ、どうやって書けばいいのか解り始めます。

特にオススメしたい小説家は赤川次郎で、彼の小説はとても読みやすく構成されているので、

参考にしてみてくださいね。

この記事があなたの役に立つ事を祈っています。

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