大人になる前に見たい読みたい!独断と偏見混じりの映画やマンガ作品
日本でのアニメやマンガって世界ですごい評価されていますよね。
あかまるも小さな頃からアニメやマンガはすごい読んでいました。
映画もよく見たりしていましたので、その中でも独断と偏見でよりすぐったものを紹介していきたいと思います。
長編漫画の金字塔、こちら葛飾区亀有公園前派出所
題名が長いので「こち亀」と略され、読書みんなから愛される両津勘吉。
もうこれは説明不要ですよね。
なぜこれを読んでおこうというと、両さんがハチャメチャやって大原部長に怒られるのがだいたいのオチなんですが、
合間にいい話が詰まっていたりするんです。
ファンの間でもベストオブエピソードとして話を挙げられるのは、原作コミック57巻「浅草物語」というタイトル。
話は両さんの同級生だった彼をたまたま見かけ、その同級生が逃亡犯になって逃げるところから始まります。
小学生の頃はとても頭がよかったものの、両さんたちからすれば勉強ばかりできるだけでは仲間に入れてもらえません。
そこで、両さんが彼にベーゴマを教えてそこからベーゴマで強くなって町内では負けなしになりました。
ベーゴマは負けた相手からもらえるものなんですが、ちょうど100個になった頃、彼は親の事情で転校することになったんです。
ベーゴマを持っていきたいと思っていたものの、持って行っても親に見つかると捨てられてしまうというので、地元の神社?的な場所にベーゴマを隠して2001年にそこで会おうと約束して別れました。
しかし、現実は彼は逃亡犯で両さんは警察官。
性格からいって両さんが逃亡犯で彼が警察官になっていてもおかしくなかったんですが、別れたあとでいろいろとあったんでしょうね。
両さんの説得で自主することを決めた彼はいきたいところがあるといって姿を消します。
行きたかった場所は昔ベーゴマを埋めた神社でした。
なんかこう、ジーンときます。
他にもこち亀にはいい話が詰まっていますのでぜひ読んでみてください。
ドジっ子エスパー!エスパー魔美
不二子F不二雄といえば不二子A不二雄に比べるとS(少し)F(ふしぎ)な話が多いことで有名です。
A先生の方だとブラックユーモアが多くて代表作といえば笑うセールスマンが有名です。
F先生は真っ先に挙がるのはドラえもんだと思いますが、あかまる的にはこのエスパー魔美をおすすめします。
中でも胸糞悪い話も書かれていて文庫本4巻「サマードッグ」というお話。
主人公の魔美とボーイフレンドの高畑は夏休み中で、魔美の父が高畑を別荘に招待したところから話は始まります。
その場所はほとんど人も来ないので3人はスケッチをしながらゆっくりとした時間を過ごしていました。
冒頭では高畑がひとりの少年と出会いますが、すぐに母親に連れられていきます。
物語が進むと、魔美たちがいる山には凶暴な野犬が多頭数いると、地元のハンターから聞きます。
そのハンターは凶暴な犬たちから逃げましたが、全身血だらけでひどいありさま。
3人はその後駐在所に行き、犬に襲われて大変なことを教えます。
駐在所からの帰り道、冒頭で出会った少年に話しかけられて犬を探しているのがわかります。
魔美は「捨てるくらいなら無責任に飼うな」といってしまい、少年の心にグサッと刺さること言ってしまうのです。
少年は毎年この地の別荘に遊びに来ているらしく、犬を飼っていたものの、自分の家では飼えず、山に捨てていってしまったのです。
その犬が捨てられた犬のリーダーになり、人間を襲うようになりました。
少年が自分飼っていた犬を見つけたものの、犬は今まで仲間だった犬たちを見捨てられず、群れに帰りましたが、胸糞悪いのはここから。
魔美は気力を使い果たし、寝込んでいるところに朝刊を読んでいた高畑。
その記事には山にいる犬のほとんどを山狩りで全滅と書かれていたのです。
魔美はそのことを知らないまま高畑に「あの犬たち、なんとか世話してあげれないかしら?」と犬たちのことを考えていました。
しかし、犬たちはすでに殺処分されているので高畑もとにかく魔美が元気になるようにいって物語は終わりますが、簡単にペットだった動物を捨ててはいけないという先生の考えだったんでしょう。
エスパー魔美にはこういった話がいろいろありますのでぜひとも読んでみてください。
現在では文庫本で6巻まで出ていますのでどうぞ!
この映画のラストがやばい!マイフレンドフォーエヴァー
友情物語にもいろいろありますが、この映画は友情とは何かを考えさせてもらえる映画だと思います。
この話は主人公のエリックの近くにHIVに感染してしまった少年が引っ越してきます。
初めはあまり関わりを持たないようにしていたものの、次第に仲良くなっていきって、どうにかデクスターの病気を治そうと奔走する姿が描かれていて、そのへんにある雑草を煎じて飲ませたり、
二人でよく遊んでいるところから近所の悪ガキに「オカマ」と野次られたり。
そのうち新聞でニューオリンズでHIVを治す薬ができたという記事を読みます。
結果、薬はウソだったんですが、それを本気にした二人は長い旅に出るのです。
その旅の途中でデクスターが倒れてしまい、小康状態を保っていたものの。結局亡くなってしまいました。
ラストでのエリックの表情はなんとも言えない顔であかまるは号泣してしまいましたね。
この映画は特に10代の人たちに見てもらいたいものです。
友情とは支えて、支えてもらう、というのがよくわかると思います。
ほんとの正義とは?デスノート
ラストに紹介するのは2006年に公開された「デスノート」です。
これはマンガが原作で、当時もすごい人気でどのようなラストを迎えるのか話題になっていました。
2016年秋にも新作で出ますが、あかまるはどちらかというと、旧作の方が好きですね。
テレビドラマの方だと窪田正孝さんがライトをやっていましたが、イメージだと窪田さんもいいですが、やはり藤原竜也さんのイメージが強いんです。
なんというか、絶叫する役が似合っているのは藤原さんですよね。
原作イメージに近いほうだと窪田さんの方ですが。
この映画は前編後編と分かれていて、原作とは違うエンディングを迎えます。
ライトはデスノートを使って世の中にいる悪い人間を裁くことに重きを置いていましたが、果たしてそれが本当に正義だったのでしょうか?
疑いをかけられて警察に捕まりそうになると、父親をも殺してしまおうとするのは正義か?
この映画はなにが正義なのかを考えさせられると思います。
Lには松山ケンイチさんが役を演じているのですが、変人っぷりが板についていてとても面白いです。
アニメで見てから映画を見ると声が低いので「ん?」と思ってしまいますが、演技はやはりうまいですよー。
ちなみに藤原竜也さんと松山ケンイチさんは「カイジ」でも共演されていますので、
興味のある方は合わせてみるのもいいと思います。
まとめ
あなたが心に残った映画やマンガはなんですか?
今回はマンガと映画を2作ずつ紹介させてもらいましたが、いかがだったでしょうか?
興味を持っていただければ嬉しいです。