子供が月曜から「学校行きたくない…」親が子供にできることとは?
朝子どもの元気がなくて
「学校に行きたくない」
親としてはどんな言葉かけをしてあげたらいいのでしょうか。
無理やりいかせる?
休ませる?
もし毎日続いたらどうする?
特に月曜日というのは大人でもだるく、行きたくない気持ちもわかりますよね。
そんな我が子に親がしてあげられることはあるのでしょうか。
目次
登校拒否?学校に行きたがらない我が子への接し方とは
朝起きてこない、学校に行きたがらないという我が子の様子を見ると、親としてはどうしていいか悩みますよね。
特に小学生の場合、泣きながら行きたくないといわれたら、「行かなくていいよ」と思わず言いそうになります。
また反対に、今日休んだらずっと休み癖がつくのでは?と不安になることもあります。
子どもが朝学校に行きたくないとき、どのような対応がいいのでしょうか。
サザエさん症候群って?大人にもわかる子供の気持ち
日曜日の夜にあるアニメ、サザエさん。
大人も子供も有名なアニメですよね。
サザエさんが日曜の夜にあり、その番組を見て終わることで日曜日が終わったと感じ、明日から学校や会社が始まると憂鬱になること
大人でも確かに「明日から始まるのかー」と嫌な気持ちになることがありますよね。
月曜日に学校に行くというのはエネルギーがとてもいることなのです。
「学校に行きたくない」という気持ちを認める
子供が行きたくない、と言ったら
まず学校に行かせる、休ませる、を考える前にしてほしいことがあります。
子供の「行きたくない」という気持ちを認めることです。
「行きたくないんだね。」まずはこの一言です。
でも内心、どうして行きたくないのかはわかりません。
「行きたくない」理由を予想する
子どもの気持ちに寄り添うことができたら次はどうして行きたくないのか気持ちを知ることです。
しかし残念ながら「行きたくない理由」というのは明確にならない場合がほとんどです。
子供自身もなぜ行きたくないのか、はっきりとわからないことが多いようです。
ここで子供に問い詰めても、はっきりとした回答は得られないので、無理に
「どうして行きたくないのか」は聞かないほうがいいでしょう。
大人でも誰でも行きたくないときに
「どうして行きたくないの?」
「絶対行くよ」
などと言われたら、よけい行きたくなくなりませんか?
子どもも同じです。
友達とうまくいっていない(友達が嫌)
先生に怒られる(先生が嫌)
給食が食べられない(嫌いなものがある、強いられる)
行事がありプレッシャーになっている
子どもの中で、一つ嫌なことがあるとそれがどんどんたまっていき「学校に行きたくない」と発展することもあります。
親としては「いじめ?」とすぐに思ってしまうのですが、理由は案外些細なことにあることが多いのです。
普段から子どもがふとした時に
「こんなことが嫌!」といったことを忘れないようにしましょう。
そしてその嫌なことが少しでも解消するように、家でのサポートは必須です。
そうすることで嫌なことが減っていき
「学校に行きたくない」とまではならないかもしれません。
学校に行かせるのか、行かせないのか
親としてはやはり、学校に行けるほうが安心します。
しかし無理強いはよくありません。
気持ちを受け止めた後は「どうしたら学校に行けるか」を考えましょう。
普段学校に行く前にはしないようなことを特別にすることで、それなら頑張って学校に行く、といえるときがあります。
好きな朝ご飯を食べる
好きな服(制服なら影響のない程度に)を着て行く
親と学校まで行く
特に「今日は特別に車で行ってあげようか」は効果的です。
基本的に学校へは歩いていかなければいけないことがほとんどだと思いますが「特別に」親が送ってくれるというのは何よりも励みになります。
これを1回許せば、毎日そうなるのではないか?と思うかもしれません。
もちろんそうならないために
「今日は特別だよ?明日から頑張れる?」
という言葉もお忘れなく。
そして一度学校に行ってしまえば、次の日には普通に行けることもあるのです。
まとめ
学校なんて、行きたくなければ休んだっていいのです。
一日休めば、次の日に行けることもあります。
とにかく大切なのは
「学校に行きたくない気持ち」を我が子が抱えているということです。
どんな些細な理由にせよ、心配ですよね。
毎日楽しく学校に行く、というのは実は不可能に近いことなのかもしれません。
もしも「学校に行きたくない」といった日に頑張って学校に行けたら
玄関先で待ち構え、大抱擁で迎えてあげてください。
「おかえり」「頑張ったね」と温かく迎えてあげてください。
そして家庭では楽しく過ごし、また明日も学校で頑張れるようにサポートしてあげてください。
家に帰ったら楽しいことが待ってる、と思えば学校も頑張れると思います。
一緒に寄り添いながら、楽しく学校に通えるといいですね。