慣らし保育の期間と復職までに準備すべきこととは?

慣らし保育の期間と復職までに準備すべきこととは?

出産して育児休暇が終わるお母さん。いよいよ職場復帰に向けて行動開始ですね。
保育園が無事に決まったら元通り、なんて思っていませんよね?
保育園が決まってもその先のことをよく考えて行動しないとせっかく始めたお仕事が続きません。
円滑に職場復帰するためにも、しっかりと準備をしましょう。

保育園の最初は慣らし保育から

cfddf0d51e1420ab7e3b0c92097317b9_s
なかなか保育園が見つからないという現実の中でやっと保育園が見つかったとホッとしている方もいると思います。
でもほっとするのはまだ早い!いろいろ心構えや準備したいことがあります。
その中の一つにまずは慣らし保育というものがあります。

こどものための慣らし保育

保育園が決まっても、いきなり社会復帰はちょっと待った!です。
新入園児は「慣らし保育」というものがあり、いきなり一日は預かってくれない保育園がほとんどです。
もちろん子供にとっても慣らし保育があるほうがいいでしょう。
大人だって新しい環境でいきなり一日過ごすのは苦痛ですよね。
それは子供にとっても同じ事、それ以上の苦痛なのです。
今までお母さんとずっと過ごしてきたのに、いきなり知らない場所で知らない人たちに囲まれて誰も知らないところで過ごすと子供の立場になって考えたら大切さがわかると思います。

慣らし保育ってなあに?

保育園によって違いますが、慣らし保育とは少しずつ過ごす保育時間を伸ばして場所や人に慣れてもらう保育のことを言います。
一般的に初日は午前中8時から登園し、昼食前に降園します。
2~3日して慣れてきたら昼食を食べてからお昼寝前で降園、また2,3日して慣れたらお昼寝後に降園、といった感じで1~2週間で時間を延長して様子を見ます。
ご飯は食べられるか、泣かずに過ごせるか、お昼寝はできるかなどがポイントです。

慣らし保育をするために

仕事を始めてから慣らし保育をすると、お迎えの時間が早かったり、体調を崩してすぐに迎えに行かないといけなかったりなど職場に容赦なく電話がかかります。
できることなら職場復帰する前に保育園で慣らし保育を始めて、一日元気に過ごせるようになってからが望ましい職場復帰になります。
園によっては早朝や夜遅くも預かってくれますが、慣らし保育中はできない場合が多いので注意が必要です。
職場が遠くて朝早くいかなくはいけない時や残業で延長保育など頼みたいのなら、慣らし保育を終わらせる必要があります。

慣らし保育が終わっても油断大敵!

慣らし保育が終わって1日子供が保育園に行くようになって、安心するお母さんが多いと思いますが、安心するにはまだ早いです。
子供が何とか慣れた約1か月後あたり、今度は体調が崩れやすくなります。
「お母さん、お熱があるので迎えに来てください」
職場に電話が入ります。
「迎えに行けません」
そんなわけにはいきませんよね。ここでやはりありがたいのが自分の親、または義理親などの親戚です。
もちろん都合がつかない方、頼めないお母さんもいますので、誰も頼る人がいないお母さんは自分が早退して迎えに行かなくてはいけません。
職場復帰した際には緊急の場合は早退も可能かどうか、相談しておく必要があります。
もし誰か頼る人がいる場合は、慣らし保育の間にこういうことも想定して一緒に保育園に送り迎えをして保育園の様子をおばあちゃんなどに教えておく必要があります。
子供は必ず体調を崩します。その時ばかりは保育園は預かってくれません。
そのことを必ず想定して、そうなった場合どうするのかを考えましょう。

その他の準備

用品や制服など用意するものはたくさんあります。
持ち物すべてに名前を書くようにしましょう。仕事が始まってからではなかなかできないので早めに済ませておきたいですね。
子供の保育園の行事もあるので、できれば事前に行事の日を確認し、参加できるようにしてあげてください。
仕事が始まったら生活が一転します。そうなる前に保育園に迎えに行った後の時間をいかに動くかをシュミレーションしておくのも大切ですね。

まとめ

b1b4d4495aee15fb63e5626feabdd9bc_s
お仕事と育児、家事を両立しようとするお母さん。
もちろん大変なことですが、その陰で子供たちも頑張っている、我慢しているんだということを忘れないでください。
保育園から帰ってきた後も忙しい時間が続くことと思いますが、お子さんとの時間も少し持てるといいですね。

こちらの記事もオススメです