挨拶がテーマの作文の書き出しやコツ、書き方例文
小学校で、よく作文のテーマとして取り上げられるのが、挨拶だと思います。
挨拶は、比較的書きやすいテーマかもしれませんが、作文を書くのが苦手なお子さんにとっては、書きやすいテーマであってもどのように文章を組み立てて、どんな内容の文章を書いたらよいのかわからなくて、書き出しから行き詰ってしまうこともあるかと思います。
そんな、作文が苦手なお子さんであってもできるだけスムーズに書き進められるように、ここでは挨拶がテーマの作文の書き出しのコツや挨拶がテーマの作文の書き方と例文をご紹介させて頂きたいと思います。
小学校で挨拶をテーマに作文を書かなくてはいけなくなったのだけど、どのように文章を書いていけばよいのかわからなくてお困りのお子さんは、ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
挨拶がテーマの作文の書き出しのコツとは?
挨拶がテーマの作文を書き始めようと思ってもどんな書き出しで書き始めたらよいのかわからないというお子さんも多いと思います。
そんな時は、まず、挨拶について自分が体験したことや感じたことを、メモ用紙に箇条書きで書き出してみましょう。
例えば、知らない方に挨拶をしたときに、気持ちよくお返事してもらったことがうれしかったこととか、たとえ相手が挨拶してくれなかったとしても、自分はきちんと会釈をしながら挨拶をすることに決めていること、学校で挨拶名人に選ばれてうれしかったこと、はじめて知らない人にあいさつした時にとてもドキドキしたことなど、思い出してみると意外とたくさん挨拶に関する自分の体験や感じたことがあると思います。
それらの体験の中から、自分が書きたいことをいくつか選び、一番書きたい内容の体験をチョイスして書き始めましょうね。
挨拶がテーマの作文の書き方と例文
まず、挨拶がテーマの作文を書く時には、どのような構成で文章を組み立てていくのか最初に決めておきましょう。
小学校1年生から3年生のお子さんの場合は、文章を書きだし、内容、まとめの構成を3つに分けて書いていけば、書きやすいと思います。
まず、書き出しには、自分がどうしてこの挨拶がテーマの文章を書くことにしたのかの理由やきっかけを書いていきます。
内容では、挨拶に関する体験を詳しく書いていきます。
最後に、まとめではその挨拶に関する体験を通して自分がどんなことを感じたのか、これからどのように行動していくのかを書けば、比較的スムーズに原稿用紙に文字を埋めていくことができるでしょう。
小学校の4年生から6年生のお子さんの場合は、挨拶をテーマとした作文を書くときには、文章の構成を起承転結でまとめると書きやすいと思います。
起承転結の転で自分の挨拶に基づいた体験に関する意見や感想がきちんと述べられていると、その挨拶がテーマの作文の説得力が増します。
自分の気持ちを表現するときは、単純にうれしい、悲しいと表現するよりも、悲しいであれば、心にぽっかりと穴があいてしまったような気持ちになったとか、うれしいであれば、背中に羽が生えて空を飛べそうなくらいうきうきしたなどの表現を使うと、読む人にその時の気持ちが伝わりやすくなります。
それは、大人に対しても、小さな子供に対してもきちんと挨拶をすると、とてもさわやかな気分になるからです。
登校時にきちんと挨拶をしていると、学校で挨拶名人に選ばれることもぼくが挨拶を頑張るきっかけのひとつです。
ぼくが元気に挨拶すれば、たいていの人は気持ちよく挨拶してくれますが、人によっては挨拶しても挨拶を返してくれない人もいます。
もちろんそんな人がいると、心の中ではかなりがっかりするのですが、そんなことにはくじけずに僕は毎日、元気に挨拶することを欠かさないようにしています。
(中略)
相手が挨拶をしないからと言って自分も挨拶をしないと、挨拶をしない僕自身が嫌な気持ちになってしまうので、ぼくは、これからも相手が挨拶を返してくれてもくれなくても、誰に対しても失礼のないようにきちんと元気に明るく会釈しながら挨拶しようと思っています。
まとめ
作文を書くのが苦手な小学生のお子さんは、たとえ、比較的書きやすい挨拶がテーマの作文であっても筆が遅々として進まないかもしれません。
そんな時は、上記でご紹介しました書き出しのコツや、挨拶がテーマの作文の書き方、例文を参考に自分の体験を踏まえながら書いていくと、意外とスムーズに作文を書き進めていくことができますよ。