小学生の子供が朝ご飯を食べないときの対策と原因の探り方
小学生のお子さんが朝寝坊して時間がなくて朝ごはんを食べずに学校に行く・・・という突発的な理由でなく、毎朝朝ごはんを準備していてもまったく手を付けずに学校に行くお子さんもいらっしゃると思います。
親としては、朝ごはんを食べずに学校に行って、ちゃんと授業に集中できているかどうかは気になるところですよね。
そこで、ここでは小学生の子供が朝ごはんを食べないことのデメリットと対策法、さらに、朝ごはんを食べない原因の探り方についてご紹介させて頂きたいと思います。
お子さんが朝ごはんを食べたがらなくてお困りの方はぜひ、以下の記事をご覧になってくださいね。
目次
小学生の子供が朝ごはんを食べないことのデメリット
小学生のお子さんが、毎朝きちんと朝ご飯をとると、脳に必要な栄養素であるブドウ糖が運ばれ、脳がきちんと働くことにより、朝の目覚めが良くなり、勉強や運動に集中することができるようになります。
また、朝ごはんをきちんと食べると空腹を感じにくくなるので、変な時間帯にお腹がすいて無駄なカロリーを摂取することが防げます。
さらに、朝ごはんを食べるときによく噛むとその刺激が脳に伝わりストレスも解消できます。
小学生のお子さんが朝ごはんを食べないことが続くと、上記のメリットが享受できないばかりか、勉強や運動に集中できないことで、成績にも影響を及ぼすことがあるようです。
さらに、心臓の病気や糖尿病などの病気にもなりやすくなりますし、朝ごはんを食べないことで食事と食事の間に時間があいてしまい、その時間が空いた状態で食事をとってしまうと、体が栄養をため込もうとするため、かえって太ってしまうことになりかねないのです。
小学生のお子さんが朝ごはんを食べない原因
小学生のお子さんが朝ごはんを食べないのには様々な原因が考えられます。
そこで、小学生のお子さんが朝ごはんを食べない主な原因をいくつかご紹介させて頂きたいと思います。
夜更かしのし過ぎ
最近は小学生でもスマートフォンを持っていて、お友達とネットで楽しく連絡を取り合っていることが往々にしてあると思います。
その楽しさゆえに、夜遅くまで起きていることが多くなると、朝早く起きることができなくなり、朝早く起きることができないと朝ごはんを食べる時間が無くなってしまうため、朝食が取れない・・・という結果になってしまいます。
間食の食べ過ぎ
学校から帰ってきて間食を食べた後、さらに、夕ご飯も食べ、そのあとテレビを見ながらついついお菓子をつまんでしまう・・・というお子さんは多いと思います。
ですが、間食を食べ過ぎるとそれだけでお腹がいっぱいになってしまい、翌朝食欲がわかず朝ごはんを食べることができない・・・という状況に陥る可能性大なのです。
ダイエット中だからと言う理由で朝ごはんを抜く
小学生とはいえ、女の子などは特にスタイルを気にして、ダイエットしたい!と言う理由で朝ごはんを抜く子もたくさんいるようです。
ですが、上記ですでにご紹介しているように朝ごはんを抜くと、変な時間に食欲がわきかえって間食をしてしまったり食事と食事の間に時間があきすぎてしまうと体がかえって栄養をため込もうとするので逆効果になってしまうのです!
朝ごはんを食べない小学生のお子さんに対する対策
上記でご紹介しました朝ごはんを食べることのメリット、食べないことのデメリットを考えると、小学生のお子さんにはできるだけ朝ごはんを食べさせてから学校に送り出したいですよね。
そんな朝食を食べないことが多い小学生のお子さんをお持ちの方のために、以下に朝ごはんを食べない小学生のお子さんに対する対策をいくつかご紹介させて頂きたいと思います。
できるだけお子さんの好きな献立を用意する
小学生のお子さん、特に低学年の間は、好き嫌いが多いお子さんが多いと思います。
せっかく栄養バランスのとれた献立を考え、出してあげても気に入った献立じゃないと一切手を付けないお子さんもいらっしゃると思います。
それでは、午前中の授業に集中できなくなりますので、前日にどんな朝ご飯が食べたいかお子さんに確認して、栄養バランスもとれているうえに、お子さんが好きな献立を準備するようにしましょう。
そうやって朝ごはんを食べる習慣をつけると、好きなメニューでなくても自然と朝ごはんを食べてくれるようになると思いますよ。
朝ごはんを抜いてもダイエットできないことを教える
小学生でも、ダイエット中だからと言って朝ごはんを抜くお子さんはたくさんいらっしゃると思いますが、前述しておりますように、朝ごはんを抜くと、変な時間に食欲がわきかえって間食をたくさんとってしまう可能性があることと、食事と食事の時間をあけすぎると体が栄養をたくさん取り込もうとしてしまうので、かえって太ってしまうのです。
そのことを子供に伝えれば、朝食抜きダイエットをやめてくれると思いますよ。
というより、そもそも子供の時からダイエットなんてする必要はありません!
よほど平均体重をオーバーしているといった場合でない限り、成長とともに徐々に標準体型になっていくものです。
栄養の不足や偏りは体や心の成長に悪影響を及ぼしてしまうこともあるため、バランスの良い食事をとらせてあげることが大事ですよ。
まとめ
朝食を抜くと脳に必要な栄養が送られず、勉強や運動に集中できないばかりか、心臓病や糖尿病などの病気の原因になったり肥満の原因になったりします。
ダイエット目的で朝食を抜くお子さんには朝食を抜くとかえって太ってしまうことを伝え、夜更かししたり好き嫌いで朝食を抜いたりするお子さんにも上記でご紹介しました朝食を食べないことのデメリットを伝え、朝食メニューを工夫するようにすればきっと毎日朝食を食べてくれるようになると思いますよ。