【必読】大人まで引きずる中学校での黒歴史を作らない方法

【必読】大人まで引きずる中学校での黒歴史を作らない方法

中学生の頃って何に対しても敏感で、この年代が一番感性が豊かなんじゃないかと思います。

だからこそ、大人になると「なんであんなことやってしまったのー!」と恥ずかしくなる思い出もあるはず。

というわけで、今回はそんな恥ずかしい黒歴史を作らないために予防しておきましょう!

どういうことが黒歴史?

この言葉を知っているでしょうか?

中二病

この言葉は伊集院光さんがラジオで中学生にある傾向として使い始めた言葉です。

この中二病でかかりやすいのは腕や足(人に見えやすいところ限定)眼帯をしたりして

この包帯(眼帯)をとってしまうと俺の中のケダモノが暴れる・・・」という設定をしたりします。

友人たちには最初は「どうしたの?!」(包帯してるから怪我してるのかと思って心配で聞いてみる)と

聞かれますが、この時には「べつに・・・」とそっけない態度をとって「俺かっこいい!」なんて

思ってるんですよ。

友人たちからすれば「気持ち悪い」と思われてるだけです。

この包帯系の発症は幽遊白書の飛影に憧れた人たちですね。

キャラチャージ 幽☆遊☆白書 デザイン03 飛影
↑幽遊白書の飛影

さすがにあかまるの周りには包帯を巻くような人はいませんでしたが、るろうに剣心とかだと

技の名前を叫びながら遊んでる男の子たちを見かけたりしました。

まあ小さい子が遊んでるなら微笑ましいですが、中学生くらいの男子だとちょっといやじゃないですか?

包帯系の男子は大人になったら間違いなく黒歴史決定ですよ。

こういう発想って中学生くらいにしか思いつかないですよね。

なので中二病という名前がつけられたのです。

黒歴史の様々なお話

昔はそんなに表に出てこなかった中二病ですが、現在ではネットのおかげで

自分の黒歴史を紹介してくれる人もいます。

そのお話を少し紹介しましょう。

邪気眼
中学の頃カッコいいと思って、怪我もして無いのに腕に包帯巻いて、突然腕を押さえて
「っぐわ!・・・くそ!・・・また暴れだしやがった・・・」とか言いながら息をを荒げて
「奴等がまた近づいて来たみたいだな・・・」なんて言ってた
クラスメイトに「何してんの?」と聞かれると
「っふ・・・・邪気眼(自分で作った設定で俺の持ってる第三の目)を持たぬ物にはわからんだろう・・・」
と言いながら人気の無いところに消えていく
テスト中、静まり返った教室の中で「うっ・・・こんな時にまで・・・しつこい奴等だ」
と言って教室飛び出した時のこと思い返すと死にたくなる
柔道の授業で試合してて腕を痛そうに押さえ相手に
「が・・・あ・・・離れろ・・・死にたくなかったら早く俺から離れろ!!」
とかもやった体育の先生も俺がどういう生徒が知ってたらしくその試合はノーコンテストで終了
毎日こんな感じだった
でもやっぱりそんな痛いキャラだとヤンキーグループに
「邪気眼見せろよ!邪気眼!」とか言われても
「・・・ふん・・・小うるさい奴等だ・・・失せな」とか言ってヤンキー逆上させて
スリーパーホールドくらったりしてた、そういう時は何時も腕を痛がる動作で
「貴様ら・・・許さん・・・」って一瞬何かが取り付いたふりして
「っは・・・し、静まれ・・・俺の腕よ・・・怒りを静めろ!!」と言って腕を思いっきり押さえてた
そうやって時間稼ぎして休み時間が終わるのを待った
授業と授業の間の短い休み時間ならともかく、昼休みに絡まれると悪夢だった

邪気眼は中二病全開で有名なお話です。

なんかもうまんがで見たまんまのことをやらかしてるっていう感じの男の子ですよね。

しかもこれがかっこいいと思い込んでいたんですから。

■バケモノ退治
学校に居る時に空が暗くなり、雷鳴が聞こえてくるとおもむろに窓から顔を覗かせ、
「奴ら・・・思ったよりも早くこっちにきやがった・・・!」と呟く。
微妙に人が近くにいるのを狙って言っていたからその内の誰かが「え、誰が?」
と尋ねてくる。そこですかさず
「・・・見えないよな・・・****眼(メチャクチャな名前の眼)を持たない者には・・・」
と言って教室から出て行く。裏でバケモノ退治していると思われたかった高校時代。

この方のお話は高校生ですが、中学生でもよくある話で自分ではない何かになりたがる傾向があるようです。

■影羅
中学生の頃、妹は二重人格だった。
なんでも、火を見ると「影羅(エイラ)」という魔族の人格が現れるそうで、
真っ暗な部屋の中で唐突にマッチを擦っては、
「……ヘヘ、久しぶりに外に出られた。この小娘は意思が強すぎて困るぜ(笑)」
などと乱暴な口調で叫んだりしていた。
ある日、夕食の時に「影羅」が出たことがある。
突然おかずの春巻きを手掴みでムシャムシャと食べ始めて、
「久々の飯だぜ(笑)」と言った。
食べ物関係のジョークを一切許さない母が、
影羅の頭にゲンコツ振り落とすと影羅は涙目になっておとなしくなった。
それ以来、食事時に影羅が出たことは無い。
そして別人格とやらは、妹が高校に入った辺りでパタリと出なくなった。
最近になって、大学生になった妹にその頃のことを尋ねたら、
クッションに顔を埋めて、手足をバタバタさせてのた打ち回っていた。

二重人格というのも中二心をくすぐる要素があるみたいです。
漫画でもそういうものもありますしね。
思い出したんですが、昔やっていたドラマで「銀狼怪奇ファイル」でも脳が二つあるから
人格が入れ替わるというのをやっていました。
もしかしたら中二心をくすぐる設定だったのかも。

■嫉妬ですか醜いですね
知り合いの後輩がおそらく中2病。(当時19歳)
尾崎豊信者でミュージシャン志望・無職・オーディションにデモテープ送りまくり。
音大出身で声楽やってる親友がいるって言ったらどうしても会わせて欲しいと懇願された。
プロの耳でオレの歌を批評して欲しいと。なぜオレがデビューできないのか理由を知りたいと。
あんまりしつこいから音大出身の親友と会う機会をセッティングしてやった。
そしたら音大出の親友に向かって自分を語る語る。
「世界中でオレほど音楽に詳しい人間はいない。」(親友苦笑い。)
「オレほどCD持ってるやつはいない。100枚持ってる。」
(100枚くらいだったらうちのかーちゃんだって持ってる。美空ひばり全集とか)
「オレが詳しいのはロックだけじゃない。クラシックも多分びっくりするくらい詳しいと思う。
モーツァルトは天才だ。」
(親友ニヤニヤ。あえて
『モーツァルトのどういうところが天才だと感じる?』
といういじわるな質問はしないてあげていた。)
「オレはボーカリストだからマイクにもこだわりがある。だからマイマイクは肌身離さない。」
(とリュックの中からマイマイクを取り出す。親友噴き出すのこらえてた。)
「マイクスタンドにもこだわりがある。だから持ち歩いている。オレのアイデンティティだから。」
(とリュックの中からマイマイクスタンドも取り出す。親友悶絶。)
「オレの歌を聴いたら多分驚くと思う。
オレの歌はロックとクラシックの融合体だから、音大の人にもわかりやすいと思う。」
(と気持ち良さそうに15の夜を歌い出すがジャイアンレベル。
声だけでかいが音痴のうえに声質があまりに悪い。)
「どうですか、オレの歌。オレプロになれますか」
(親友、『プロになるということは大変だよ。
音楽は趣味にとどめて普通の仕事をした方が賢い生き方だよ。』と諭す。)
「嫉妬ですか。醜いですね。」

なんかもう、なにをどうしたらこうなるんだろうと清々しいくらいの中二ですね。

しかも成人間近の人間がこうなんですから。

わりと男の子のほうがこういった妄想している子が多いですよね。

よくあるのが全校生徒の前でライブやってたまたま音楽関係のプロデューサーが来ていてスカウトされて

即メジャーデビューし売れまくるというような妄想。

上で挙げた人たちだと完全に他人を巻き込んでるので思い出されたら完全に恥ずかしい思い出ですよね。

こんな恥ずかしい黒歴史を作らないようにするにはどうすればいいのか?

とにかく人前に出さない

一番重要なことだといっても過言ではありません。

自分だけの記憶だったら忘れることもできますが、他人の記憶は勝手に消せないのです。

なので思いついたことを人前で披露する前にノートに全部書き出してみましょう。

文字に起こしてみるとかなり自分が恥ずかしいことを人前でやろうとしたことがわかると思います。

「事実は小説より奇なり」という言葉がありますが、そんなことはほとんど世の中に溢れているわけではありません。

漫画の世界に憧れるのはわかりますが、コナンみたいに薬で縮んだ!なんて人いますか?

ドラゴンボールの悟空みたいに髪が逆立って金髪になれますか?

中二病になる人はこの境界線がないように感じます。

自分が普通の人とは違うと思い込もうとしてるんでしょうね。

ナンバーワンよりオンリーワンといったところでしょうか。

最近の子供の名付けでもそういった傾向がありますね。

これを読めるかチャレンジしてみてください。

【問題】
1)沖九風
2)緑輝
3)△□一
4)月夢杏
5)男
6)恋恋愛
7)火星
8)姫凜
9)皇帝
10)愛々
11)礼
12)総和

【解答】
1)沖九風(おるざ)、2)緑輝(さふぁいあ)、3)△□一(みよいち)、4)月夢杏(るのあ)、5)男(あだむ)、6)恋恋愛(れんれこ)、7)火星(まあず)、8)姫凜(ぷりん)、9)皇帝(しいざあ)、10)愛々(なでぃあ)、11)礼(ぺこ)、12)総和(しぐま)

(引用 週刊ポスト2011年11月11日号)

ペットの名前ではなく、子供の名前です。

こういう名前を付ける人の頭の中を覗いてみたいくらいのすごい名前ですよね。

こういった名前をつけるのも中二病の特徴とも言えます。

小さな頃に人形に名前をつけたりして遊んだりしたことがありませんか?

そういう時の名前って大体外国人の名前を付けると思いますが、そういった名前遊びをしていないと

こういう突飛な名前をつけやすいそうです。

おっと、本題から離れてしまっていますね。

とにかく、自分が普段やっている行動を書き出してみて冷静に観察してみるといいでしょう。

普通の人は怪我をしていないのに包帯を巻いたりしません。

こういった妄想や行動をするときは家の中だけで実行することをオススメします。

やっちゃった時の対処

大人になってから同窓会に呼ばれることもあると思います。

そういう時は『同窓会にいかないこと』

行くと間違いなくそのやっちゃったときの話になってしまい、自分が恥ずかしい思いをしてしまいます。

恥ずかしい気持ちを克服して「あの時は~」なんて話せるくらいになったら出席したらいいんじゃないでしょうか。

いくら自分の記憶から消えていても他人は覚えてるもんですしね。

まとめ

・とにかく人前で怪我もしてないのに包帯を巻いたりしない

・やってしまう前にノートに書いて冷静に考える

・同窓会の出席は自分が笑い飛ばせるようになってから

いかがでしたでしょうか?

自分が中二病だと気がつけるのは大人になってからだと思います。

なので、自分が漫画みたいなことをしていないか考えてみると

黒歴史を作らずにすむかもしれません。

この記事があなたにとって役に立ってくれることを祈っています。

こちらの記事もオススメです