やっちまった!一戸建てマイホームを購入したあとで「失敗したな」と後悔したこと
憧れのマイホーム!
マイホーム計画というのはほとんどの人が人生一度きりの大仕事です。
なるべく失敗したくない、満足のいく家にしたいと思いますが
マイホームを建てた人の中には
「もう一回マイホームづくりをしたら完璧にできる」
というくらい後悔する部分が出てしまうようです。
そうはいってももう一回マイホームなんて夢のまた夢。
1回で素敵なマイホームになるように
経験者ならではの「やっちまった」ことをご紹介します。
目次
マイホームのやっちまった!体験談
建売の場合は、見ていいと思ったから購入ということになりますが
注文住宅の場合は1から計画して、完璧にしたはず!なのに
住んでみるとやっぱり
「もうちょっとここが・・・」と思うことがありますよね。
感じ方はさまざまですが、なおしたいと思うことは共通する部分があると思います。
外観・庭などの「やっちまった」ところ
注文住宅の場合、家と庭や駐車スペースなど部分部分で決めていきます。
やっちまったポイントは、「外構を後でする」ことです。
家に住んでからゆっくりと外構や庭を考えよう、と思うのですが
実際住み始めてからだと、余裕がありません。
余裕がない一つに、金銭的なことがあります。先立つものがありません。
もしも外構を後から住んでからゆっくりやろうと思う方は、その予算をきちんととっておくか、ローンに外構費用を組み込んでおくことをオススメします。
そうすれば金銭的なことは気にすることなく、お家に合ったお庭づくりができます。
リビングの「やっちまった」ところ
リビングは人が集まる場所、いわば家の「顔」です。
客人を通す場所であり、家族のくつろぎの場にもなります。
リビングで一番重視したいのが「必要以上に収納」があるということ。
リビングになるべく物を置かないようにしたいところですが、育児が始まると物が一気に増えます。
やっちまったポイントは「片付かないリビング」です。
ものを収納したいけど収納する場所がない。しかも「きれいに」収納したい!のです。
収納棚や床下収納など大いに考えたいポイントです。
きれいに、というのはお客さんが来てもすぐに「隠せる」ということでもあります。
最近はリビングダイニングが主流ですが、キッチンが片付かないという人は、あえてキッチンは別にするというのも手です。
逆に、常に片付けないとダメという気分に自分をさせるために、人から見られるキッチンにしておくと、片付ける習慣になりますね。
その他リビングポイントは、思春期になるであろう我が子を想像してリビング階段にして、子供の動きを確認できるようにしておくことや
リビングで小さい子供が遊んだり勉強したりする空間を作るなど、未来の子供たちの動きを考えたリビングづくりが必要ということです。
こればかりは、子供がまだ生まれていなかったら想像もつかないことで、育児の中でもう少しこうすればよかったと思うのです。
キッチンの「やっちまった」ところ
最近のキッチンはデザインや機能など様々選ぶことができて、種類もたくさんあります。
やっちまったポイントは選ぶ時に「デザイン」ばかりを重視することです。
もちろんデザインも大事ですが注意したいのがやはり「機能」です。
まずはおおまかにキッチンの形に注目すると思います。
対面式なのかアイランド式なのかなどなどこだわるポイントがあります。
対面式はお子さんが小さい場合はやはり見ながら家事ができるという利点がありますが、実際は子供に手がかかる時はどちらにしてもキッチンにはいられませんし、キッチンにいるときは見ながら・・・というほど見ません。
とはいえ、子供の様子が分かる場所なら長くキッチンでの作業ができるので、おススメです。
IHなのか、ガスなのか、浄水器はつけるのか、食洗器はつけるのかなどなど後からつければいいではなく細かく機能を設定することをオススメします。
トイレ・お風呂の「やっちまった」ところ
トイレやお風呂はそうめったに変えるものではありません。
リビングのことばかり考えてお風呂などは適当、ということも少なくありません。
やっちまったポイントは「お風呂などの位置=生活動線」を考えなかったということです。
トイレやお風呂で生活動線がなぜ重要なのかというと、主婦ならではの大切なポイント、「洗濯」です。
洗濯機を置くのはだいたい脱衣所が多く、脱衣所→お風呂が定番です。
その理由はお風呂の残り水を使うからなのですが、そうなると脱衣所に作るとおススメなのが洗濯作業場、です。
洗濯は毎日といっていいほどする家事の一つです。
脱衣所で脱いだ服をそこで洗濯し、ほし場までもっていくと結構大変なんですね。
その点、脱衣所に作業場があればそこで洗濯を干して、さらに屋外のほし場にすぐいけることができたらかなり時短になります。
トイレに関しても家族が増えれば当然混みあうので、1つにするのか2階にも設置するのかを考えた方がいいでしょう。
その代わり掃除する箇所が増えるので、よく考えましょうね。
寝室の「やっちまった」ところ
寝室は本当に眠るだけなので後回しになることが多いです。
2階の隅に追いやられることがほとんどですが、ちょっと考えるだけで快適なスペースになります。
やっちまったポイントは「日の出を考えなかった」ことです。
朝、朝日が一番に入る場所に寝室があると、すっきりと目覚めることができます。
また、ゆくゆくは子供部屋も子供自身の寝室になるので、日の入りと日の出は考えた方がいいでしょう。
夜勤などがある旦那様が住む場合は南向きだと日が当たりすぎて、日中寝苦しくなります。
子供部屋の「やっちまった」ところ
子どもはもう2人だけとすでに生まれている場合はいいのですが、生まれる前に決める場合は「子供は2人だから2つ部屋を作る」ということがやっちまったポイントです。
お子さんが万が一増えても大丈夫なように「予定より一つ多い」部屋づくりを目指す方がいいでしょう。
もし増えなくても物置として部屋があると、かなり便利です。
人数によって部屋割りができるような横長の一つの部屋にし、仕切る方法もいいですね。
その他 「やっちまった」ところ
玄関、廊下、壁紙、照明、カーテン、家具、その他和室や趣味部屋など細部にわたって完璧にすることは不可能かもしれません。
やっちまったポイントは「こだわりすぎて結局使えない」ということです。
理想的に考えて作ったものの、結局その通りに使わないなんてこともよくあります。
それでもよく考えて作った結果なので、そこまでの後悔はありませんし、今は使わなくても子供の成長とともに生活スタイルの変化があれば、使う時も来るかもしれません。
とにかく少しでもその時点で「妥協」しないことです。
まとめ
マイホーム計画は憧れますが、やはり1からする注文住宅は大変です。
それでも少しでも理想に近づけるために、住宅メーカーの担当の方と親しく密に計画し、妥協のないように何回もシュミレーションすることが大切です。
一生一度きりの素敵なマイホームになるといいですね。