お葬式で妻・夫が初顔合わせ…身内に挨拶は確実にしておきたいという話

お葬式で妻・夫が初顔合わせ…身内に挨拶は確実にしておきたいという話

年末年始でも親戚一同ってなかなか会うことって少ないですよね。子供の頃は母の実家で毎年親戚と過ごしたり、一緒に遊んでいた…なんて人もいるでしょう。しかし大きくなるに連れて徐々に疎遠になってしまう…というのもよくあることです。

そして気がついたら親戚も自分も結婚していたけど連絡しかなかった…という具合に、知らないうちに環境が変わってしまったというのも往々にして起こること。数年後顔を会わせたのは祖父母のお葬式…という状況だったらどうします?

久しぶりすぎてなにを喋って良いかもよくわからない、しかも自分も向こうも家族が増えてる!という状況なら、まずはお互いの家族を紹介しておきましょう!

何はともあれ挨拶回りは確実に!

斎場で告別式が行われる場合、葬儀の時間まではそれなりに時間があります。それなりに濃い親族には控室が設けられるため、そちらで待ち時間を過ごすことになります。

が、久しぶりに会うとなにを話して良いかわからないかも知れません。なので、まずは新しく増えた自分の家族を紹介しておくことから始めましょう。そうすれば話題に困ってもある程度はしのげるはずですからね。

そもそもなんで身内にわざわざ夫または妻、子供の紹介をする必要があるのか、面倒くさいし離れてよう…なんて思っているとちょっとまずいですよ。

身内なんですし挨拶しておくのは別に普通のこと、というのが常識ですしその程度のことにいちいち面倒くさがっていると日常生活でも面倒なことが増えてきます。なので多少面倒でも会話の際には「こっちがうちの旦那の(嫁の)○○ですー」くらいに簡単でも良いので紹介しておきましょう。

そうすれば変な空気にならず、自分も居心地悪さを感じずにその場を過ごせるはずですよ。

挨拶していないと周りの親戚からは変な目で見られるかも!?

ちょっと挨拶すればいいだけなのですが、それさえもしないのは「あの人ちょっと(社会常識的な意味で)大丈夫?」と心配されてしまいます。立場的に肉親の長男なんかは確実に挨拶回りはしておいたほうが良いです。

「長男なのに挨拶もしないの?」なんて思われたら嫌ですよね?それに、奥さんも居心地が悪い状態が続いてしまいますし、なかなか話もできません。ですので、面倒だったり恥ずかしくても簡単でいいので挨拶しておいたほうが無難です。

長男である旦那がしっかりしていない!というのであれば、奥さんの方から旦那に「ちょっと!挨拶きちんとしてよね!」とけしかけてあげたほうが良いです。自分の立場も微妙なものになってしまいますし、いつまでも恥ずかしがっている場合じゃないというのを伝えるべきです。

それに、自分から話しかけないと親戚側からも話しかけられない場合があります。なので親族との距離が一向に縮まりません。きちんと挨拶しておかないとデメリットが多いのです。そのあたりを踏まえた上でお葬式に望みましょう。

少し話をするだけでも印象は大きく変わる

大抵の場合、知らない人が親族側にいると「誰だろう…」と感じるものです。だからこそ早めに紹介しておくのがマナー。最初はよくわからない人でも人となりがわかれば話がしやすくなります。なので、何度も言うようにきちんと紹介しておくのは大事です。

どんな人かわからなくても話をすれば人となりがわかりますし、どんな話題を振れば良いのかもわかります。普段なら年長者の方から話題を振るべきなのかもしれませんが、こういった状況の場合は目下の側が早めに紹介した方がやりやすいというのもあるでしょう。

何度も言うように、早めに挨拶をしておくことで無駄な気をもむ必要がなくなりますので、少し喋れる親族だけでもいいので挨拶を済ませましょう。挨拶しておけば、「あの内気だった○○がしっかり挨拶してくれた」といういい印象を持たれるはずですからしておいて損はありません!

まとめ:親戚への挨拶は早めに済ませよう!

今回は少し特殊な状況での挨拶について紹介しましたが、ぶっちゃけ親族に久しぶりに会った時に家族を連れているのであれば紹介しておくのは普通のことですし常識です。

なので、恥ずかしがっている場合ではなく早めに夫または妻を身内のところに連れ回すなどして紹介をしておきましょう。そうすれば要らない心配をされなくて済むはずですし、夫または妻の立場的不安も和らぐはず。

「いい年して挨拶もできないの…?」なんて親戚に思われないためにも、きちんと挨拶回りはしておきましょう。

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