まるで病気のように文句や悪口ばかり言う人の心理と対処法
世の中にはたくさんの人間がいて、いろんな性格の人がいます。中でも「あの人、他人の悪口ばっかり言っているけど…病気なの?」と思ってしまうくらいに普段の話が悪口や文句に偏っている人、あなたの周りにもいるんじゃないでしょうか。
なぜそこまで不満や悪口ばかり垂れ流しているのでしょう?今回は悪口に対してどう対処していくのか伝授していきます!
目次
悪口を言う人の特徴
実は、悪口を言う人にはある程度共通点があるのです。例えば、以下のようなものが一例ですね。
- 暇な人
- プライドが山より高い
- 劣等感が強い
- 勝ち気な人
- 基本的に他人を見下している
- 他人と自分を比べる
いかがでしょうか?あれ?もしかして、自分に当てはまる部分はありましたか?
当てはまった人は危険信号です!
プライドやこだわりというのは、ある程度持っていたほうが人生うまく行きやすいケースもあるにはあるのですが、それがありすぎても問題です。自己評価ばかりがうなぎのぼりで、他人に対して「敬う」といった気持ちを持ちにくくなってしまうからですね。当然、視野も狭くなりがち。
自分よりできない=自分よりも下という感覚を持ってしまうので、つい悪口を言いやすくなってしまうんですよね。
傍から見たら明らかに「嫌なヤツ」です。そうなってしまわないよう気をつけてください。
悪口を言うのは相手をマウンティングしたいだけ
悪口を言う人の特徴というのは、自分を良く見せたいという気持ちが強い人が多いと思います。同じ話題をするにしても「私は甘い食べ物が好き」というと、マウンティングしたい人は「私甘いもの食べるとすぐ太るから制限してるの。あなたは際限なく食べれていいわよね」なんていう言葉を返します。
※「マウンティング」とは、相手より自分を優位に見せることです。
どこをマウンティングしているかというと、「自分は節制しているからきちんと体型を維持している、けどあなたは食欲をコントロールできない自己管理ができない人間だよね」と暗に言っているんですよね。
こういうマウンティングは女性同士だと特に多いんじゃないでしょうか。
逆に、相手の方を優位に見せる逆マウンティングで男性に媚びを売る逆マウンティング女子も嫌われやすいです。「えーあたし○○できないしー!○○先輩できるのすごーい!」といっている女性にも注意したほうがいいでしょう。
男性というのは、無意識で自分よりも弱いものを守ろうとするところがあります。本来ならできたほうがいいこともできないアピールすることによって「あ、俺が守ってやらなきゃ」と思う男性が非常に多いのです。
こういった女性は同性から嫌われる代表女ですので、普段の自分の行動に注意しましょう。
悪口を言うことで自分を守っている?!
実は、悪口を言うことで自分を守っているというのもあります。人と仲良くなるのに悪口を言う方が、普段は言えないことだけど暴露しちゃう的な感じで、なぜか親密になったような気になりませんか?それは、共通の敵を作ることが連携を強化するための一番簡単な方法だからです。
例えば、何かしらのお店で働いているアルバイト店員たちが店長の悪口ばかり話すのも、バイト店員同士の連携を強化する一番簡単な方法だからです。だって、共通の話題になりやすいのがそれなんですもん。共通の話題を持つことで人は関係が深まりますが、悪口で深まるというのも、よくよく考えるといいのかな…なんて気になったりましますけどね。
逆に他人の悪口を全く言わない人って「何考えているかわからない」なんて思ったりもしませんか?悪口を言う事で他人との関係をうま~く構築し、いじめに合わないようにするというケースもあるのです。
いつもいじめに遭う人っていうのは、ほとんど人の悪口を言わない人が多いのではないでしょうか?逆に悪口を言っている人がいじめに遭っているのはあまり見たことがありません。他人の悪口を言うのはある意味で自衛策でもあるのです。
悪口を言わない人から攻撃されることもないからいじめるときはそういった人がターゲットになりやすいのです。病気のように悪口ばかり言う人から攻撃を受ける時、どんなひどいことをされるかわからないですもんね。
だからある程度悪口を言っていたほうが、自分を守るにはちょうどいいかもしれません。
仲間意識を高める悪口
上で書いたこととほぼ共通のことですが、人と悪口を共有することで自然と仲間意識が芽生えます。
あかまるも以前は女性が多い職場で働いていたのですが、基本的にはとある人の悪口で盛り上がっていたりしていました。その人が職場にいないだけですごくいい雰囲気の職場だったんですが、いるだけで空気が悪かったんですよね。
なのでついついみんな悪口も増えてくるわけです。そのときはなんとも思っていませんでしたが、今考えてみると、共通の敵がいることで仲間意識が強く保たれていたのかもしれません。
現在ではみんなそれぞれバラバラになってしまいましたが、またどこかで共通の敵を作って仲間意識を育てているのかもしれません。もちろん、悪口で仲間意識を育むのはあまり褒められたことではないのですが。
悪口は自分に返ってくる!
常に悪口を言っている人はほんと他人のことをよく観察していますよね。「あの人よっぽど暇なんだな~」と感じること多いと思いますが、よく悪口の内容を考えてみると、その人自身のことだと思いませんか?
悪口というのは、自分の欠点を他人の中に見ている行為なんですね。
なので、悪口を言っている人のことをよーく聞いてみてください。その人自身に当てはまることがたくさんあるはずですよ。
ですから、あなた自身が思わず発してしまった言葉も自分自身の欠点を無意識に他人に転嫁しているのかもしれません。
悪口がポロッと出そうになったなら、頑張って思いとどまり「今言おうとしたことってもしかして自分のこと?」と、考えてもらいたいです。
悪口を言う人との今後の付き合い方
悪口ばかり言う人と付き合っていると精神的に疲れてきてしまいますよね。シャットアウトできる関係性の人ならもう関わり合いにならないようにすればいいだけですが、仕事場にいたりするとそうもいきませんよね。
そういう人との付き合い方を考えていきましょう。
- 悪口ばかりだと周りの評価が低くなる?!
毎回悪口ばかり聞かされているとうんざりしてきますよね。
それに伴って、その人の周りの人間もうんざりして気がついたら一人ポツンなんてこともあります。
必要最低限の会話だけするようにしてあとは仕事に集中しましょう。
- 聞き流すことを覚える
ずっと真剣に聞いていると疲れてきますし、そういう時は聞き流すことを覚えましょう。THE・塩対応です。
「ああ、そうなんですね、で、この件なんですけど…」と、無理やり仕事の話につなげるといった対応をしていれば、相手もそのうち「この人に言っても面白くない」と思ってほかの人に行くと思います。
ただこの時注意したいのは、離れていった先から自分の悪口を言っているんですよね。
こういった人はもうほとんど病気みたいなものなので、スルースキルを身につけておいたほうが精神的にも楽になるかもしれません。
職場の全員がそのような意識を持ってくれることを願っておきましょう。
まとめ:悪口からなるべく遠ざかろう!
いかがでしたでしょうか?悪口を言う人は聞いてくれる人がいないと話すのをやめてしまう人が多いです。だって聞いてくれなきゃ楽しくないですし。
なので、スルースキルを身につけて相手の悪口を聞き流すことを覚えましょう。聞き流すことでよっぽど空気の読めない人じゃない限り悪口を言うのをやめるはずです。
この記事があなたの役に立ってくれるのを祈っています。