インフルエンザの家族感染を防ぐためにあなたが気をつけるべきこと

インフルエンザの家族感染を防ぐためにあなたが気をつけるべきこと

インフルエンザの季節、本当に憂鬱ですね。
気を付けていても、熱が出たらインフルエンザかなと恐れるものです。

検査をして陽性が出ると、「出たか~」と思いますよね。
家族がインフルエンザになった時、どんなことに気を付けながら看病したらいいのでしょうか。
自分やほかの家族にうつらないような対処法をご紹介します。

インフルエンザを広げないために 看病の仕方と予防法とは

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インフルエンザの季節は、熱が出るたびにひやひやするものです。
熱が出たら検査をして、陽性になったら「インフルエンザ」の病人の看病が始まります。
正しい知識と看病をすることで、ほかの人にうつすことなくインフルエンザを治すことができます。

一般的なインフルエンザの看病法とは

インフルエンザだけではなく、風邪などになった人を看病する方法として一般的に気を付ける方法があります。

マスクを着用する(看病する側・される側)
手洗い、うがい
病人を隔離する

この一般的な方法だけで、満足していませんか?
インフルエンザの家族を隔離するという方法だけにとらわれていると、気づかないうちに病気が広がってしまうこともあります。

隔離しているだけではだめ?隔離をしなくても感染は防げる?

どんな病気でも、病人だけをほかの部屋で看病する人が多いようです。
もちろん、隔離することはほかの家族にうつさないという上でとても大切ですが、「完全に隔離」は出来ていないということをよくわかっておく必要があります。

隔離していても防げていないポイント

病人はトイレやお風呂を使うことがある
タオルや食器などを無意識のうちに一緒に使っている
ドアノブなどを病人が触っている
看病している人が出入りする際、服に菌が付着する

普通の家庭では、トイレまで別にすることは難しいと思います。
病人が何気なく触ったドアノブや、タオルを健常者が触るとうつる危険があります。
細かいところを配慮してこそ、隔離している意味がありますが、それらを徹底していない中でいくら隔離をしていても、していないのと同じということになります。

隔離よりも大切な予防法とは

「病は気から」とよく言ったものですが、一理あります。
看病を余儀なくされた家族は「絶対うつらないぞ」と気合が入ると思います。
そして次に大切なのが「免疫力」です。
体が健康であれば、ウイルスが体内に入っても発症することはありません。
この「気合」と「免疫力」は「隔離」や「手洗いうがい」と同じくらい大切です。

免疫力アップ 予防法

早寝早起きを心がけ、日常生活を規則正しく送る
栄養に気を配り、免疫力を高める食事をこころがける
ストレスをためない
体を冷やさない

免疫力をアップすることでインフルエンザだけでなく、ほかの病も遠ざけることができます。
いざ病人が出ても看病することができ、安心ですね。

マスクを正しく着用しよう マスクの正しい認識

隔離と同じくらい、マスクをしていればいいという認識があります。
マスクはしていればいいという考えは大変危険です。

マスクの正しい着用の仕方

マスクを着用するときは鼻と口をしっかり覆う
着用したマスクを外す時はマスクの外側に触れない
一度使った使い捨てマスクは、使い回さない

マスクをしていれば何となく安心な気がしますが、実はマスクだけではインフルエンザは防げません。
使い捨てマスクなど、精度の低いマスクでは菌は通り抜けているのでまったく意味はないのです。

一番大切なインフルエンザ予防法

インフルエンザにならないために、マスクや隔離は大切ですが、ほかにも気を付けたいポイントがあります。

上着はリビングなどに持ち込まない

衣類には菌が付着しています。玄関先などで脱いで、みんなで過ごす部屋には持ち入らないようにしましょう。

帰ってすぐ手洗いうがいをする

手洗いうがいはすぐにするようにしましょう。そのままの手でドアノブなども触らないようにしてください。

湿度を保つ

室内が乾燥した状態だと、菌が繁殖しやすいので、適度に湿度を保つように気を付けましょう。
水分補給もこまめにすることもオススメします。

まとめ

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インフルエンザは冬から春にかけて流行り、型も様々なので一度なっても気が抜けません。
万が一なってしまっても悪化しないように、日ごろから体力をつけておくことはとても大切ですね。
インフルエンザに負けない体づくりを目指し、インフルエンザの波に負けないように頑張っていきましょう。

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