これで解決!子供の辛い咳を止める方法と和らげる方法
夏でも冬でも急に出る咳。
特に子どもが咳をしていると、代わってあげたいくらいしんどそうですよね。背中をさすってあげることしかできないもどかしさがありますが、そんなとき試してみたい咳を和らげる方法があります。
覚えておくといざという時きっと役に立つ方法をご紹介します。
ただ、これらを試しても効果がない場合は速やかに病院に行き、医師の診断を仰いでください。
目次
咳が出る原因
まずはなぜ咳が出るのかということです。
特に昼間は出ていなかったのに夜になると出る、ひどくなるということもあります。
咳の原因はいくつか考えられます。
異物
ほこり、ウイルスによる痰、鼻水などから咳が出ます。
ウイルス性の場合根本を治す必要がありますが、異物を外に出そうとする防御反応の一つとして咳が出るのです。
乾燥
空気の乾燥が原因で咳が出ることがあります。
喉が渇いて潤いがない状態が続くと咳が出やすくなります。
咳の止め方
どんな咳でもとにかく止めたい!
特に寝ているときに出る咳は寝苦しいですよね。
個人差があるので、いろいろ試して止まる方法を見つけましょう。
ほっとする温かい飲み物
喉が乾燥している場合、潤してあげると止まることがあります。
あたたかいと加湿効果もあるので、ホットティーや白湯がおススメです。
しょうがやはちみつにも殺菌作用があるので少し混ぜるのも効果的です。
生で簡単!たまねぎ
生の玉ねぎの皮をむいて半分に切ったものを、まくら元に置く。
これだけです!
口コミで咳が止まったと大絶賛された方法です。
まろやかなはちみつ
はちみつには抗菌作用や殺菌作用があり、白湯で薄めて飲んだり、直接スポーン1~2杯を口に含んで喉を潤すように飲んだりすると咳が止まることがあります。
湿度をあげる
加湿器を使ったり、タオルなどを濡らして部屋にかけたりして湿度をあげましょう。乾燥していると咳の原因になりやすくなります。
マスクをする
乾燥を防ぐ意味でも、加湿にもマスクは効果的です。
マスクはガーゼタイプの肌に優しいものがおススメです。
眠り方の工夫
上を向いて眠ると咳が出やすいので、横に向いたり、枕で頭を少し高めにして気道を楽にしてあげると咳が止まりやすくなります。
夜に咳が出やすい理由
昼間はそんなに目立たない咳が、夜になると急に出やすくなることがありますよね。大人でも子どもでも夜に出やすいのには理由があります。
自律神経の切り替わり
昼間は交感神経の働きのおかげで気管支が拡張し、呼吸がしやすい状態にあります。
夜間になり睡眠時間は副交感神経に切り替わるので気道が狭くなったり、布団で身体が温まると咳が出たりと様々な原因で夜に出やすくなります。
身体の状態
日中は立ったり座ったりと活動している状態ですが、夜になり寝ると身体を横にするので鼻水や痰がのどに流れやすくなり、咳が出ます。
気をつけたい咳の症状
苦しそうな咳ですが、止めることだけを考えるのではなくどんな咳が出ているのかを観察し、あまり続くようなら病院へ行くようにしましょう。
咳の期間
咳はわりと長引くものですが1週間以上続くようなら、気管支炎や肺炎など重病の可能性もあるので、病院へ行くようにしましょう。
咳の種類
「ケンケン」というような咳の場合、クループの可能性があります。
「コンコン」というような咳の場合、アレルギーや乾燥の可能性があります。
「ゴホンゴホン」と濁った咳の場合は痰が絡んでいる可能性があります。
咳以外の症状
鼻水や痰の色が緑の場合、風邪などの病気の可能性があります。長引くようなら投薬による治療も考えてくださいね。
熱がある場合も、早めの処置を心がけてくださいね。
まとめ
咳は出ると苦しいので、なるべく出ないようにしたいものです。
咳を予防する方法は、日常的にできることでいえば加湿です。
ウイルスを予防するには、一番基本の手洗いうがいを徹底しましょう。
夏でも冬でも毎日石鹸での手洗いに励むと、習慣になり予防になります。
しっかりと家族みんなで予防してくださいね。