知ってた?果物の女王、キウイフルーツの驚きの栄養価と効能
りんごやみかん、メロンやパイナップルなどと比べてマイナーな雰囲気のあるキウイフルーツ。名前を見ないと食べたいなとすら思わない人が大半なのではないでしょうか。そんなキウイですが、実は驚きの事実が隠されていました。これを読んだらキウイを食べずにはいられなくなるはず。じっくりと読んでみてくださいね。
キウイフルーツに含まれるビタミンCはみかんの約2倍!
キウイフルーツはさわやかな酸味が特徴的な果物です。その酸味からビタミンCが入っていそうだな、というのはなんとなくわかると思います。しかし、実は意外なことにキウイ100グラムあたりに含まれるビタミンCの量はみかんの約2倍!キウイには100グラムあたり69mgものビタミンCが含まれているのです。対してみかんは100グラムあたり35mg。
美容に良いとされるビタミンCの摂取量は一日約50~100mgなので、キウイの場合は1個食べるだけで必要量が摂取できてしまいます。みかんでビタミンCを摂取しようと思った場合、一日に1~3個は食べる必要があります。みかんも食べれないこともありませんが、キウイのほうが効率的にビタミンを摂取できることがわかりますね。
ビタミンCは美容効果だけでなく体の粘膜を丈夫に保ち、風邪やインフルエンザなどのウイルスを防ぐのに重要な役割を持っています。ですので、ビタミンCを手軽に、しかも豊富に摂取出来るという意味でキウイフルーツはとても優れているのです。
風邪、高血圧だけでなく脳梗塞や心筋梗塞などの予防にも効果的
キウイの凄いところは、ビタミンCの量だけではありません。実は風邪などの軽い病気だけでなく、高血圧予防、動脈硬化予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、さらには、がん予防の効果まであるんです。あの小さな緑色の果物に、これだけの病気予防効果があったなんて驚きですよね。
特に、40代50代になるにつれて心配なのが高血圧や動脈硬化などの病気。これらを予防してくれるのがキウイに含まれているカリウム。キウイにはカリウムが100グラムあたり290mg含まれています。カリウムは血圧の上昇を抑え、動脈硬化を予防する働きがあるんです。そのため、心筋梗塞・脳梗塞の予防にもつながるのです。
また、豊富なビタミンCによりがんを予防してくれるというのも嬉しい効能です。タバコを吸う方は吸わない方よりもビタミンCの消費が早いと言われています。ビタミンCが減ると、風邪などの病気にかかりやすくなってしまいます。ですから、タバコを吸う方は普通の人よりも多くのビタミンC摂取する必要があるんですね。キウイにはビタミンCが豊富に含まれているので、より効率的にビタミンCを摂取できるのでオススメです。
食物繊維も豊富なので便秘の改善に最適!
キウイは食物繊維も豊富に含まれていて、便秘などの解消にもつながります。よくさつまいもを食べればいいといいますが、さつまいもは季節によっては食べられません。その点、キウイは通年食べられる果物なので、手軽に食物繊維を摂取できるのがポイント。食物繊維とビタミンCの相乗効果で美容効果も高まることが期待できます。
それだけでなく、食物繊維によって発がん成分が腸内から早めに排出されることも見逃せません。これによって大腸がんのリスクも軽減できるのです。
以上、キウイフルーツの知られざる効能について紹介しました。
キウイは意外とマイナーなフルーツではあるもの、健康に関する効能は他のフルーツよりも圧倒的といえます。特に、動脈硬化をはじめとした40代~50代が注意すべき病気の予防になるので積極的に摂取したいですね。
キウイはケーキやヨーグルトに添えて食べてもいいですが、そのまま食べても美味しいです。毎日を健康的に過ごすため、1週間に3回くらいはキウイを食べるのが理想的。キウイを積極的に食べて、日頃から病気のリスクを軽減していきましょう!