ワールドカップ・ウルグアイ、コスタリカに1-3で惨敗。スアレス欠場の穴は大きく、フォルラン不発。コスタリカ攻撃陣が躍動!
実力が拮抗した素晴らしい試合
グループD ウルグアイvsコスタリカ(1-3)
6/15 4:00キックオフ エスタジオ カステロン
前試合でのギリシャのプレイがグダグダだっただけに非常に楽しみながら見れた。
所属する地域は違うが近所にある両国はライバルと言ってもいい関係にあり、代表戦ではコスタリカがウルグアイに勝ったことがないというのも見どころとなった。
スアレスを欠いたウルグアイはどうだったのか
今大会直前に膝の手術を受けたウルグアイ不動のエースストライカー・スアレスは予想通りのベンチスタートとなった。
相手がコスタリカということもあり、様子を見ながら投入しようという気配。
カバーニはよかった
スアレスの代わりに非常にいい動きをしていたのが「エディンソン・カバーニ」。27歳のストライカーで、スアレスが偉大過ぎて代表では目立たない部分はあるが、代表出場62試合・代表通算21得点の強者である。
見ているとフォルランとの相性もいいようで、ポイントとなるところで非常にいい動きを見せていた。
前半24分、PKのチャンスを得たウルグアイ。これをカバーニが確実に決めて先制。
前半の得点はこの1点で終わり、このまま予想通りウルグアイの勝利かと思われた。
しかし後半9分、ウルグアイは同点に追いつかれ、さらにその3分後、逆転のゴールを許してしまう。
その直後フォルランを下げるオスカル・タバレス監督。なんでここでフォルラン下げるの?
スアレス出てきてくれ!
確かに後半に入ってリズムがおかしい感じはしたし、前半には冴えていたパスがいまいちになっている感じはした。
それでも下げることはなかったと思う。逆転に焦った暴挙だったのかな!?
前線のラインを上げて総攻撃に出るも実らず逆襲に遭うウルグアイ。ベンチのスアレスの悔しい表情がなんとも印象的。
この試合に関しては総合力が劣っていたのは確かだろう。あと、ウルグアイの勝利への執念がすごかった。
残念なのは後半アディショナルタイムでペレイラがもらったレッドカード。何も意味のないファール、いらんことしたねぇ。
コスタリカの連携は素晴らしかった
対するコスタリカは、連携が非常によくセットプレイも正確性が高かった。
次も活躍するであろう、キャンベル
そして、FW/キャンベルのスピードと突破の破壊力が光っていた。
2点目を挙げた後はさらにチームの力が加速していき、GK/ナバスをはじめとして守備力も高いものがあった。
何よりも最後までしつこくしつこくプレスをかけて貪欲に得点を目指す姿勢は素晴らしかった。