小学校の修学旅行後の作文はどう書く?書き方と例文
小学校の高学年になると、学年全体で修学旅行に行きますよね。
お友達と一緒に寝泊まりし、各種行事に参加する修学旅行はとても楽しいイベントですが、その楽しいイベントから帰ってきた後、学校によっては、修学旅行についての作文を書かなくてはいけない場合があります。
結構、たくさんの行事に参加したり、お友達と一緒に泊まったりなど思い出はたくさんあるけれど、いざ、作文を書こうとすると、それらの思い出をどうまとめたらよいのかわからなくて、筆が遅々として進まない・・・ということもあり得ますよね。
そんな場合に備えて、ここでは、小学校の修学旅行後の作文の書き方と例文をご紹介させて頂きたいと思います。
修学旅行の後、修学旅行に関する作文を書かなくてはいけなくなった作文を書くのが苦手なお子さんは、ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
修学旅行についての作文の書き方
修学旅行に行った小学生の皆さんは、その旅行で様々な経験をされていると思います。
例えば、書き出しには、観光地はどのような風景だったのか、きれいだったのか、もしくは雨模様だったのかなど、そこで見た景色を説明するだけで、原稿用紙のかなりのスペースを埋めることができると思います。
また、宿泊先でお友達とどのような話をしたのか、たくさんのお友達と一緒に泊まった時に自分自身はどのような思いを抱いたかなども書くとよいと思います。
さらに、旅行の行程で乗車した観光バスや新幹線、電車の中でどのようなことをして過ごしたのか、お友達やバスガイドさん、運転手さん、先生とどのようなお話をしたのかを書くのもおすすめです。
あと、訪れた観光地の歴史などを詳しく調べて記入するのも良いでしょう。
最後は、この修学旅行で、自分は人間的にどれくらい成長したのか、考え方や行動にどのような変化があったのかを書いてまとめとしましょう。
修学旅行で経験したことを上記の順番でまとめていけば、作文が苦手なお子さんでも比較的スムーズに修学旅行に関する作文を書いていくことができますよ!
修学旅行に関する作文の例文
修学旅行に関する作文の書き方はわかったけれど、実際にはどのような文章を書いたらよいのか全然頭に浮かばない・・・というお子さんもいらっしゃると思います。
そんなお子さんのために、以下に修学旅行に関する作文の例文をご紹介させて頂きたいと思います。
ぼくは、今まで広島に行ったことがなかったので、どんなところなのか、行く前からワクワクしていました。
広島では、フェリーに乗って世界遺産である宮島の厳島神社に行きました。
厳島神社は海に面した場所に建っていてとてもきれいな神社でした。
海に面した砂浜には大きな鳥居があり、満潮の時には、船で鳥居の周りを周遊することができるそうです。
(中略)
広島では、路面電車がまだ現役で走っているところもとても興味深かったですし、広島平和記念資料館や原爆ドームを見学することにより、平和の尊さや、戦争の悲惨さを学びました。
ぼくにとって広島は修学旅行に行くまでテレビなどの情報でしか知らない場所でしたが、実際に、厳島神社に参拝したり、広島平和記念資料館や原爆ドームを見学したりすることにより、歴史があるきれいな街であると同時に、平和の尊さについて改めて考えさせられる街であることがわかりました。
ぼくらの住む街にもどっても、この経験を忘れず、戦争のない平和な世界を作っていくために、僕たちも第二次世界大戦中に投下された原爆により広島で被爆した人たちの経験を語り継いでいかなくてはいけないなと思いました。
まとめ
上記でご紹介しました修学旅行に関する作文の書き方や例文をアレンジすれば、作文が苦手なお子さんであっても、比較的スムーズに修学旅行に関する作文を書き進めることができると思います。
例文では修学旅行の行き先が広島になっていますが、作文を書くときは、東京や北海道、京都や奈良、大阪、沖縄、海外などそれぞれの学校で行った行先に置き換えてアレンジしながら書いてみてくださいね。