赤ちゃんに抱っこ紐を使うのはいつからいつまでが目安か解説!

赤ちゃんに抱っこ紐を使うのはいつからいつまでが目安か解説!

抱っこ紐を購入前に考えるのは「この抱っこ紐、いつまで使えるかな?」ということ。抱っこ紐のパターンによって使える月齢の幅は変わってきます。

今回は抱っこ紐の種類ごとに、いつからいつまで使えるのかをまとめてみました。

スリング

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スリングは新生児から使えるタイプが多いですね。そして、長く使えるのもこのスリングタイプの魅力です。
ほとんどが新生児から使えますが、首が据わっていない赤ちゃんを入れるのは細心の注意が必要です。

海外ではスリングでの窒息事故などもあったため、講習会が良く開かれています。日本でも「スリングの使い方」講座は全国各地で開かれていますから、まずはプロに指導してもらったほうが良いでしょう。

足の入れ方にはコツが入ります。蛙のように足を開いて入れ、赤ちゃんの股関節の成長を妨げないようにすることが重要です。
いつまで使えるのかは商品にもよりますが、私が愛用していた北極しろくま堂の「キュットミー!」は、対象年齢は36ヶ月まで、体重だと16 Kgまで使用可能でした。

とはいえ、歩くようになればほとんどスリングは必要なくなります。
甘えっこモードに突入したときや、急ぎたいときなどの「ちょい抱き」にはとても効果的です。

タスキがけタイプのスリングは、逆にきちんと腰が据わってからの仕様になります。代表的なものでいえば「トンガ」です。
こちらの対象年齢は7ヶ月から。体重は15kgまで使用できます。必ず手を添えて使ってくださいね。
長く使えて持ち運びしやすいので、1歳を超えた子供に重宝します。

肩紐タイプの抱っこ紐

肩で支えるタイプの抱っこ紐。代表的なものですと、ベビービョルンです。
この商品は新生児から使えるのが売りです。しかし、推奨体重があるのを知っていますか?

3.5kgから11kgが推奨体重です。新生児にも使えるとはいえ、3.5kgを超えるまではなるべく使用しないようにしましょう。
両手がつかえるので、とても便利なのですが、肩だけで支えますのですぐに食い込むようになります。

体型にもよりますが、私は6kgを超えるようになると、もうこちらのタイプでは厳しかったです。

長く使うポイントとして、サイズ調整はきちんと行いましょう。
とくに、本体の大きさ(長さ)を変えることができる、股の調整部分は見落としがちです。
しっかり子供の体重にあわせて変えましょう。

腰で支えるタイプの抱っこ紐

腰のベルトで支えるタイプの抱っこ紐。代表的なのはエルゴです。
いつから使えるかはいくつか条件がつきます。

首が完全にすわっている」「4ヶ月以上」「体重5.5kg以上」。これらがエルゴの使用開始の条件になっています。
使えるのは一番遅いこのタイプですが、20kgまで使用可能です。かなり長く使えますね。

とはいえ、2歳になるとほとんどの子供は自分で歩きたがります。
そんなとき、こちらのタイプはかさばるため、持ち歩くことが面倒になることが多いです。

子供が大きくなってからは、はじめから長距離歩くことが分かっている場合のおんぶ用として、あるいは車に乗せっぱなしにしていざというときに使うことが多かったです。

こちらのタイプは、抱っこから後ろに回してのおんぶも可能ですが、きちんと体勢を保っていないと落ちてしまいます。
またいろいろな場所にベルトの紐があるので、見えない場所が赤ちゃんに食い込んだりします。

鏡で確認するなどして、気をつけましょう。

まとめ

抱っこ紐は、その種類によってつかえる期間、推奨体重が変わります。
「一番長く使えるのがお得だ」と思うかもしれませんが、実はそうではありません。

子供の性格や、自分のライフスタイルによって、「合う・合わない」があるからです。
最初から1本で済まそうとせず、様子を見ながら買い足したり、レンタルするのが抱っこ紐を上手に使うコツといえるでしょう。

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