嫌がらないで!父親が子供とスキンシップとることの大切さとは
子供たちにとって大切なスキンシップ。
スキンシップは主にお母さんと思いがちですがそんなことはありません。
お父さんとのスキンシップもお母さんでは味わえない素敵なものなのです。
「でもどうしたらいいの?うちの旦那はしてくれないけど・・・」そう思うお母さんも多いかもしれません。
パパというのは自分が産んだわけではないので、ママに比べてどうしてもそういう意識が低くなってしまうのです。
今からでも遅くない、父親のスキンシップの大切さなどその魅力ややり方を伝授します。
目次
パパとのスキンシップの大切さ
スキンシップはどうして大切なのでしょうか。
子供にとって必要なスキンシップですが、スキンシップというのは子供だけでなくお互いにとっていいものです。
パパにとっても大切なスキンシップ
ママにとってスキンシップはなんといっても子供への愛情が増しますし、自分のことを我慢してもいいと思えるほどの母性が芽生えるものです。
ただでさえ母親は自分のおなかを痛めているのでやはりその意識は強まるのですが、父親は実はその辺淡白な人が多いようです。
自分の赤ちゃんといっても生まれたばかりはどう接していいかわからないし、抱っこしても泣かれるし・・・とパパも触りたがらない人が多いみたいです。
ここで子供としっかり触れ合えるかそうでないかが今後の子供との関わりに影響してしまいます。
触れ合えるようになると、やはり愛着がわきます。
自分の子なんだ、自分は父親なんだ、そう思えて言われなくても関わりたくなるはずです。
こうしていい父親になれるかどうかはスキンシップの量と比例するといっても過言ではありません。
子供にとってのパパとのスキンシップ
子供にとってお父さんとの遊びはとっても楽しいもの。
お母さんには安らぎを求めますが、お父さんにはスリルを求めるものです。
もちろん赤ちゃんの時には抱っこなどになりますが、成長とともにお父さんが接するスキンシップというのはお母さんのものとちょっと違ってくると思います。
それゆえ、お母さんでは味わえないお父さんとのスキンシップは子供の成長にも欠かせないというわけなんですね。
パパのスキンシップ、どうやるの?
お父さんとのスキンシップはいつからどうすればいいのか。
早ければ早いほうがいいに決まっています。
おなかにいるときからお母さんと一緒に声をかけ、準備なども一緒にすることで、スキンシップする準備体操になります。
いざ産まれて、スキンシップがスタートするわけですが実はここでお母さんの出番。
こわごわ触るパパをサポートできるかどうかがパパがスキンシップできるようになるかどうかに関わってきます。
パパがするはずのスキンシップを母親がどうサポートするかということがとても大切なんですね。
「育児はまかされっきりで何もしてくれない」
そういう母親がいますが、実はそれはお母さんがさせてないんですね。
抱っこの仕方を教えてあげてください。
新生児の場合など、うまく抱っこできない場合はお父さんが寝そべったうえに、赤ちゃんを乗せてください。
(カンガルーケアの要領ですね)
お父さんを育児に参加させたり、スキンシップを取られるようになったりするためにはお母さんがいかに「させるか」なんですね。
旦那様が迷ったり断ったりする暇を与えないくらい「させ」ましょう。
「してくれない」ではなくさせるんです。ここポイントですよ。
最初は渋々だったパパも、赤ちゃんを抱っこしたり、お風呂に入れたり、おむつを替えたりできるようになるんです。
しているうちにだんだん率先してできるようになったら大成功。
そうでなくても頼んだらしてくれるようにはなるはずです。
無理やりでもしてもらう、機会を作るのはお母さんの度量です。
そうして赤ちゃんと接しているうちに自然とスキンシップになるんですね。
年齢別!実践したいパパのスキンシップ
父性が目覚めたパパにぜひしてほしいスキンシップ法は成長とともに変わります。
新生児~生まれたての赤ちゃんへのスキンシップ
先ほど簡単に紹介しましたが、やはり最初はママと一緒に赤ちゃんに関わるということが大切になります。そのうち慣れてきたらパパ一人でできるようになります。
☆お風呂はパパが担当!お仕事が終わったら一緒に入浴しましょう。
☆たまにはおむつ替え
☆お昼寝では上にのせて♪
☆離乳食をあげてみる
☆抱っこ
新生児期のスキンシップは実はお母さんと同じような内容です。遊ぶといってもほとんど眠っている赤ちゃんは生活で必要なお世話をすることこそスキンシップになるのです。
お仕事で夜が遅いというお父さんも、お休みの日には率先してやってみましょう。(やらせてみましょう)
乳児期~ふれあいスキンシップ
お座りができるようになる頃はだいぶお互いが慣れていることでしょう。
お互いがパパ、我が子、と愛着も沸いています。
☆いないいないばぁや高い高い
☆寝転がって足に子供を乗せ、飛行機
☆肩車
パパならではの遊びができるようになっていきます。あまり揺さぶらないように、無理のない範囲で楽しみましょう。
幼児期~ダイナミックなスキンシップ
歩くことができるようになり動きが活発になった子供はパパとの遊びが大好きです。
☆戦いごっこ
☆かけっこやおにごっこ
女の子も男の子も戦いごっこが大好き。パパを悪役に見立ててヒーローを演じます。このようなごっこ遊びを通して、友達とのかかわりを学びます。
顔や急所はたたいたらいけないなどのルールも教えてあげましょう。
体力を使うダイナミックな遊びを一緒にすることがパパらしいスキンシップになります。
学童期~一緒に遊ばなくなってもスキンシップ
小学校に行きだす頃には抱っこなどのふれあいは必然的に減ります。
そのかわり、心の絆を大切にしていく必要があります。
☆絵本の読み聞かせ
☆あえて抱っこ
☆一緒に入浴
字が読めても、絵本で読んであげるということは何歳になってもいいものです。また、大きくなってきたからこそ、お母さんにはなかなかできない抱っこなどをたまにしてあげると、子供はとても喜びます。
体は大きくてもまだまだ子供。入浴を一緒にすることができれば、その日の出来事をしっかりと聞いてあげてください。
まとめ
お父さんはお母さんと違ってフルで働いている場合が多いので
週末しか子供に関われないという方もいると思います。
それならばしっかり週末に関わればいいのです。
一緒に遊び、一緒に学び、一緒に眠る。これこそが何よりのスキンシップなのかもしれません。
眠るときにそっと子供と手をつないでみてください。必ず握り返してくれます。
お父さんが子供に関わってくれないと思っているお母さんは、まずは関わりやすいように子供との間を取り持ちましょう。
父性を目覚めさせるのは母親の役目です。
子供のためにも、父親としてもスキンシップをしてもらえるよう、うまくとりなしてあわよくば育児を手伝ってもらいましょう。