中学校教師30代の仕事内容と年収とは?大人が客観的に見る教師の働き方

中学校教師30代の仕事内容と年収とは?大人が客観的に見る教師の働き方

中学校教師って思春期な子供達相手で大変ですよね!

勉強や部活、そして恋愛関係など悩みは様々。

今回は中学教師になる人たちへの仕事内容や年収をしっかりお伝えしていきたいと思います。

教師という仕事

教師というのは、生徒に勉強を教えることが主な仕事です。

しかし、勉強だけ教えてればいいってもんでもないのです。

中学教師というのは、思春期の子供たちをしっかり束ねていかないと学級崩壊に繋がったりするので役割は大変でしょう。

思春期の子供というのは、子供扱いされることにもムカつくし、かといって大人でもない人としてまだ未熟な存在です。

親からもう子供じゃないんだから!と叱りつけたり、まだ子供でしょ!といってしまい、子供自身も

どっちなの?!と混乱してしまう時期でもありますよね。

教師はそんな不安定な時期である子供を導いていかなくてはなりません。

かといって熱血指導すれば「暑苦しい」とばっさり切り捨てられてしまいがち。

教師の仕事は普段の授業の準備やテストの問題を作ったり、部活動の顧問をしたりとやることはいっぱいあります。

子供たちが夏休みに入ると教師たちも夏休みに入れるからいいよね、なんて思ったりする親もいるでしょうが、

実は交代で休みをとって休み自体も10日くらいなものです。

一般の会社員と同じくらいの休みしかとれないんですよ。

小学校だとプールを開放したりするのでその間みる先生も必要になってきますし。

有給消化も普段休むことはできないので、この長期休みの時に当てられます。

なので普段やることが多すぎて残業したり家に持ち帰ったりと思った以上に時間がありません。

部活動の顧問になってしまうと休みの日でも部活動に潰されてしまうことも。

特に教師1年目ともなると忙しすぎて時間が足りなさ過ぎて一日40時間は欲しいと思ってしまう人も多いです。

そんな状態で子供たちはどう自分を見てくれるのか?を考えていきましょう。

自分が憧れだった先生

あかまるが中学生の時に人気だった先生は若い英語の先生でした。

この英語の先生はそこそこイケメンで身長もそれなりに高かったし、今思い出してみても

やっぱりかっこよかったです。

同級生もラブレター渡したり、家に押しかけたり(すげぇ迷惑)してどうにか

先生に振り向いてもらおうと必死でした。

逆にあまり好かれていなかった先生は理科の先生で、この先生は普段優しい人なんですが

一度怒り出すとすごい怖いのです。

だからこそみんなから敬遠されていました。

でも、なぜか理科の授業中だというのに鬼ごっこしたりして面白い先生だったんですよ。

イメージで言うと、最近再放送されている「大好き!五つ子GO!」に出演されている新井康弘さんのようなイメージでした。

大人になった今なら「あの先生も一生懸命で考えてくれていたな」と思えますが、当時中学生だった頃は

「うぜぇ」とか「めんどい」などと思ってしまっていました。

ツッパっていた男子もほかの先生だとなめてる態度をとっていても、その先生の時は

きちんと授業を受けていたのが印象的です。

あかまるの学校自体、授業崩壊のようなことはほとんどなく、みんな大人しいものでしたよ。

やはり、優しい中にも厳しさがないと人は付いてこないと思います。

嫌われる特徴の先生

しかし、音楽の先生がすごい嫌われていました。

あかまるが一年生の時は男性の音楽担当の先生で、吹奏楽部も担当されていたんですがすごい評判がよかったんです。

練習にも力を入れていたし、なにより生徒からの信頼も厚かった記憶があります。

しかし、2年生になると先生は転勤されてしまいました。

新しくきた先生は女性で、美人とは言い難い人です。

顔で判断したくはありませんが、しょせん人間なんて9割顔で判断してしまうもの。

目が大きいとかわいい、鼻筋が通ってると美人、などいろんなところで判断してしまいます。

この先生は、見た目がどうこう以前に女子をないがしろにする傾向があったんですよね。

男子にはすごい媚びてみえるんですよ。

教師である前に女だから仕方ないと思うこともありましたが、でも教師だからこそ差別しないで女子も男子も

平等に扱ってほしかったです。

なので、これから教師を目指そうとしている女性は、味方をつけるならまず同性から!というのを

覚えておくと嫌われずにすみますよ。

男性教師もあまり女子生徒にベタベタしてはダメです。

女子の間ではただのナンパな人にしか認識されません。

学校の方からも男性教師はセクハラとかの部分で厳しく注意されると思いますが、

これは女性教師にも当てはまりますので、やはり異性にばっかり偏ってしまうと問題ですね。

※最近は教員による生徒との不祥事も多く発生しているため、今後は教師と生徒の私的な接触には十分な注意が必要となってくるかもしれません。

あと香水をつける先生も嫌われる傾向がありました。

あかまるは香水の匂いとかあんまりわからなかったのですが、周りからはすごい

机の間を通るたびにクサイ!と言われていたのを覚えています。

本人は好きでつけているものですが、他人にとって不快だと嫌悪されやすくなってしまいますよね。

なので匂いが気になってしまう時は、無香料タイプの制汗剤を付ける方がいいかもしれません。

30代平均の年収

教師は公務員だから給料高いだろ、と言われたのは昔の話。

実は教師全員が公務員かと言われると違います。

公務員というのは市や町で建てられた学校に属している教師のことであり、

私立だと公務員ではありません。

なので、私立か市立によっても年収が変わってきます。

公立での30代の年収例

●30歳(役職なし)
基本給27万円+手当5万円=月収32万円(年間384万円)
27万円×4ヶ月分=ボーナス108万円
384万円+108万円=年収492万円

●35歳(役職なし)
基本給30万円+手当6万円=月収36万円(年間432万円)
30万円×4ヶ月分=ボーナス120万円
432万円+120万円=年収552万円

(引用元 http://q-ryou.net/post-510/)

中学だと部活顧問手当がついたりしますので、この金額より少し高くなりますし、年齢が上がると

それに伴って年収もアップしますよ。

しかし、部活顧問手当を狙ってなったとしてもほとんど休日を潰されてしまう金額にしては少ない金額だそうで、

部活の顧問はやらないほうが自分の時間を使いやすくなるし、なにより休日を満喫できるという点では

顧問を請け負わない方がいいのかもしれません。

ただ生徒と一緒に何かを成し遂げる、というのは貴重な体験になるのでは?

こういう人は続けやすくて働きやすい?

若くてかっこいいor可愛い人なら働きやすいか、といわれたらそうではありません。

上記の例ではかっこいい男性教諭について書きましたが、それだけでは子供たちはついてきませんよ。

「この先生に相談してよかった!」「この先生には悩み事を打ち明けられる」などの

信頼を勝ち得ないと難しいと思います。

勉強を教えるだけなら塾だったり通信教育だけでもいいのです。

学校は勉強を教えるとともに、人間関係のあり方、社会ではどういう立ち回りをしたらいいのかを

教える場所なのです。

家庭ではしつけをしますが、親と子だけでは人間関係が広がっていきません。

だから他人と関わってくる学校という場所が必要になってくるのです。

今、あなたがすべきことは生徒にとって信頼できる大人になること。

少しでも生徒の気持ちになって考えることのできる大人が教師に向いているのではないでしょうか。

まとめ

・異性に近寄りすぎずほどよい距離感で

・信頼してもらえる教師を目指す

・顧問手当目当てに顧問をすると金額が釣り合わない

いかがでしたでしょうか?

この記事があなたの役に立ってくれたら嬉しいです。

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