教育実習の自己紹介、どうしよう!?おすすめの挨拶とは?

教育実習の自己紹介、どうしよう!?おすすめの挨拶とは?

いよいよ教育実習が目前に迫りました。諸々の準備や授業のシュミレーションで、落ち着かない学生さんも多いのではないでしょうか?

教育実習に挑むにあたって、悩みの一つが「自己紹介」です。ただでさえ緊張する教育実習…自己紹介の事まで考えると、気が重くなりますね。

そこで今回は、教育実習での自己紹介について特集したいと思います。場面ごとの自己紹介をご説明致しますので、安心して自己紹介に臨んで頂ければと思います!

教育実習での自己紹介-職員室編

a1130_000082
教育実習で、一番初めに自己紹介するのは職員室です。まずは、職員室での自己紹介についてご説明したいと思います。

職員室で自己紹介する際の心構え

一般的に職員室での自己紹介は、職員朝会の中で行われます。授業が始まる前の、朝イチと言う事になりますね。

慌しい朝ですから、時間も限られています。余計な事を言うと迷惑ですので、出来るだけ簡潔に済ませましょう。

職員室で無難な自己紹介とは?

簡潔に済ませると言えども、最低限伝えるべき項目はあります。

    ・おはようございます。「○○大学○○学部」の「○○(氏名)」と申します。本日より、教育実習で英語を担当させて頂きます。先生方の御指導のもと精一杯勉強させて頂きますので、宜しくお願い申し上げます。

ちょっと堅苦しいですが、最低限言うべき事柄は押さえています。調子に乗ってマイナスになるよりは、無難で安全な自己紹介です。

職員室の自己紹介で付け加えるとすれば?

他の実習生たちが、ちょっとした一言を付け加えるかも知れません。そうなると、用意していた自己紹介が余りにも事務的過ぎる…ちょっとオロオロしてしまいますね。

初日からそんな事態に陥らないため、もう一つパターンを用意しておきましょう。とは言っても、自己紹介する場は職員室で朝イチです。羽目を外さない程度の簡潔な自己紹介がBESTです。

    ・おはようございます。「○○大学○○学部」の「○○(氏名)」と申します。本日から○週間、教育実習で英語を担当させて頂きます。
    ・私は○○年に○○高校(実習先)を卒業致しました。大好きな母校で実習を受ける機会を与えてくださり、先生方には感謝の気持ちで一杯です。
    ・とても緊張しておりますが、教職を目指すべく精一杯勉強させて頂きます。どうか、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

付け加えるならば、母校への愛情や先生方に対する感謝の気持ちです。自分の事をペラペラ話すより、ずっと好印象ですね。

教育実習での自己紹介-全体集会編

a0002_004820
次に、全体集会での自己紹介についてご紹介したいと思います。

全体集会で自己紹介する際の心構え

大勢の前で自己紹介するのは、とても緊張するかと思います。きちんと目線を上げて、明るくハキハキと自己紹介する事を心がけて下さいね。

全体集会で無難な自己紹介とは?

全校集会には、全生徒と先生たちが集合しています。ただし自己紹介する相手は、先生でなく生徒たちだと考えましょう。

    ・皆さん、おはようございます。「○○大学○○学部」に在籍している「○○(氏名)」と申します。
    ・私は先生になるために、本日から母校である「○○高校」で教育実習を受けさせて頂く事となりました。
    ・「○月○日」まで勉強させて頂きますので、皆さんどうぞ宜しくお願い申し上げます。

全校生徒を前に、目立ちたくなる気持ちも分かります。しかし外してしまうと、一気に生徒たちをシラけさせてしまいます。初っ端からしくじるよりは、このような自己紹介が無難ですね。

全体集会での自己紹介で付け加えるとすれば?

全校集会での自己紹介は、全生徒向けに行います。時間が許されるなら、親しみが持てる一言を付け加えましょう。

    ・○○高校(実習先)在学中には、吹奏楽部に所属していました。吹奏楽部だけでなく、いろんな部活に参加したいと思っています。その時は、声を掛けて頂けたら嬉しいです。
    ・趣味は読書です。もしおススメの本があれば、是非教えて下さいね。

生徒たちが、気軽に声を掛けやすくなる一言を付け加えると良いですね!

教育実習での自己紹介-教室編

ee8e4ef47aa271ccd1e6a2a0f842f514_s
最後に、最も重要な教室での自己紹介をご紹介したいと思います。

教室で自己紹介する際の心構え

職員室・全校集会と違い、教室での自己紹介は注目度が高めです。生徒たちは、興味津々で自己紹介に耳を傾けています。

最も深い付き合いをするのが、担当の生徒たち。ただし、張り切って飛ばし過ぎないよう心がけましょう。

教室で無難な自己紹介とは?

親しくなる機会は、これから沢山あります。空回りして拒否感を持たれるより、無難な自己紹介でスタートした方が良いですね。

    ・初めまして。「○○大学○○学部に在籍している○○(氏名)」と申します。今日から「○月○日」まで、皆さんと一緒に勉強させて頂く事となりました。こんな素敵なクラスを受け持つ事が出来て、とても嬉しく思っています。
    ・何か悩みや相談があれば、気軽に話しかけて下さい。短い間ではありますが、最後まで宜しくお願い致します!

このクラスで嬉しい、このクラスで良かったと添えると、生徒たちも嬉しい気持ちになりますね。

教室での自己紹介で付け加えるとすれば?

教室には「黒板」があります。この黒板を使って自己紹介すると良いですね。

    ・初めまして。今日から○週間、このクラスを受け持つ事になりました。「○○大学○○学部」に在籍している「山田花子(氏名)」と言います。

名乗ったら、黒板に一文字ずつ名前を書いて自己紹介して行きましょう。

    ・『や』優しく、思いやりのある先生になりたいと思っています。
    ・『ま』まだまだ未熟者です。気付いた点があれば、遠慮なく教えて下さい。
    ・『だ』大好きなのは、音楽です。最近の音楽は詳しくありませんので、おススメの曲があれば教えて下さいね。
    ・『は』初めての教育実習ですので、実はとても緊張しています。
    ・『な』なかなか馴染めないかも知れないと悩んでいます。いつでも気軽に声を掛けて下さい。楽しみに待っています。
    ・『こ』これから○週間、精一杯頑張りたいと思っています。皆さん、どうぞ宜しくお願い致します。

自己紹介は誠実さが一番

今回は、教育実習での自己紹介について特集してみました。教育実習の初日を飾る自己紹介は、正直言って無難にするのがBESTです。

しかし無難な内容であっても、懸命に話す姿は心に響きます。格好つけようとは思わずに、アナタなりの想いを精一杯伝えてみて下さいね。

こちらの記事もオススメです