1月のビジネスメールの書き出しが分からないなら例文・文例活用で時間短縮しよう
新社会人として会社で働くようになると、ビジネスメールを書く機会が多くなりますよね。
入社した4月から現在の10月までのビジネスメールの書き出しはわかるのだけれど、これからやってくる1月のビジネスメールの書き出しはよくわからない・・・という方も中にはいらっしゃるかと思います。
そんな方のために、ここでは1月のビジネスメールの書き出しを例文や文例をご紹介しながら解説していきたいと思います。
年が明けた1月にビジネスメールを書くことになった場合、どんな書き出しで書き始めればよいのか知っておきたい!という方は、ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
1月のビジネスメールの書き出しは?
1月のビジネスメールの書き出しで使用するのが、時候の挨拶です。
時候の挨拶は、各月ごとに様々な種類がありますが、以下に1月のビジネスメールで使用する時候の挨拶をいくつかピックアップしてご紹介させて頂きます!
- 新春の候(1月上旬に使用する時候の挨拶です)
- 厳冬の候
- 大寒の候(1月上旬に使用する時候の挨拶です)
- 大寒のみぎり(1月上旬に使用する時候の挨拶です)
- 初春のみぎり
- 寒冷の候
- 酷寒の候
- 厳寒の候(1月上旬・中旬・下旬に使用する時候の挨拶です)
- 初春の候
- 極寒の候(1月上旬・中旬・下旬に使用する時候の挨拶です)
- 大寒のみぎり(1月20日または20日の大寒のころに使用する時候の挨拶です)
- 小寒の候(1月5日から6日の小寒のころに使用する時候の挨拶です)
などです。
時候の挨拶を用いた例文・文例
これらの時候の挨拶を使用したビジネスメールの書き出しは以下の通りです。
- 「拝啓 厳冬の候、貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。」
- 「謹啓 厳寒の候、貴社益々ご発展の事とお喜び申し上げます。」
- 「拝啓 初春の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。」
ちなみに初春の候の「初春」は「はつはる」ではなく、「しょしゅん」と読みます。
なお、新春には明確な区切りは特になりのですが、新春の候などの新春がつく時候の挨拶は正月の7日前後までの使用にとどめておいたほうが良いでしょう。
それでは、以下に納期変更の依頼を1月にビジネスメールで送信する場合の例文をご紹介させて頂きたいと思います!
時候の挨拶をビジネスメールに活用してみよう!
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
先日は、当社の製品である○○を10ケースご注文くださり誠に有難うございました。
実は、不測の事態発生のため、当社の製品である○○をご指定の期日までにお届けすることが困難となってしまいましたので、申し訳ありませんが、ご指定の期日を〇月〇日までご猶予頂けないでしょうか。
〇月〇日までにご猶予頂けましたら、その他の条件も含めまして確実に納品させて頂きます。
貴社にご迷惑をおかけするのは大変心苦しいのですが、やむを得ない事情ですので、ご理解いただければ幸いに存じます。
一度決めた納期を守れないというのは誠に見苦しいのですが、事情をご高察の上、宜しくご高配くださいますよう宜しくお願い申し上げます。
尚、お手数ながらご回答をお待ち申し上げております。
とりあえず上お願いまで。
敬具
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ビジネスシーンでは上記でご紹介しました納期変更の依頼以外にも見積もり依頼やカタログ・価格表送付の依頼、支払い条件の変更の依頼など様々な用件のビジネスメールを送る機会があると思います。
上記でご紹介しましたように、書き始めで使用する時候の挨拶を、1月に使用するものに変更すれば、他の月のビジネスメールを1月用のビジネスメールに素早く変更することができます。
ただし、大寒のみぎりや小寒の候、初春の候や新春の候など1月の時候の挨拶であっても使用される時期が限定されているものもありますので、ビジネスメールを作成するときには。これらの点に注意しながら文書を作成しましょうね。