サンタクロースを信じる年齢はいつまで?子供の信じる心を育むために必要なこと
もう12月。
イルミネーションに彩られた街並みを見ると、年の瀬を感じますね。
12月といえば子供たちにとってお楽しみがあります。
サンタクロース。
ご家庭によってさまざまな教え方があると思いますが、クリスマスといえばサンタクロースがプレゼントを持ってきてくれると信じている子供が多いようです。
大人的にはクリスマスの定義が気になる人もいるかもしれませんが
子どもはそんなものはお構いなし!
プレゼントをもらって、ケーキを食べて、おいしいものも食べて・・・
そんなクリスマスですがサンタクロースっていつまで信じるものなのでしょうか。
子どもにとってのサンタクロースを信じる心とはどんな感じなのでしょうか。
目次
寒い冬だから温かい愛に包まれたい サンタクロースを信じる心
子どもにはサンタクロースの存在を教えよう。
そんな教えはないのですが、なんとなく幼稚園や保育園では近所のおじいちゃんや園長先生が扮するサンタクロースさんが来て、子供たちは目を輝かせていますよね。
中には「あれ、偽物だよ」なんていう子もいますが、家に来るサンタクロースのことは信じている子がほとんどなのではないでしょうか。
サンタクロースはどんな風に、家庭で話していますか。
サンタクロースを教える家庭の事情とは
サンタクロースの存在について、住んでいる場所や内容などの詳細は家庭によってさまざまなところがありますが、存在自体については小学校の低学年までは信じている子が多いようです。
サンタさんがプレゼントを運ぶ様子や、運ぶ過程、住んでいる場所、年齢、なぜプレゼントを知っているのかなど謎がいっぱい。
そのことについても家によって教える内容がいろいろあります。
赤い服を着ている
白いひげのおじいさん
寒い国に住んでいる(フィンランドやノルウェーなど)
トナカイでそりを引いてプレゼントを運んでくる
寝ている間にプレゼントを配る
その他には空の上に住んでいる、プレゼント工場がある、手紙を書くとプレゼントが届く、などなど様々な認識があるようです。
サンタクロースって?本当に存在したサンタクロース
サンタクロースというのは実在モデルがいます。
4世紀ごろ今のトルコの場所にセント・ニコラスというカトリック教会の司教がいました。
彼は貧しい人や困っている人を助ける優しい聖人でいつも赤い服を着ていました。
ニコラスが娘を売ろうとしているほど貧しい家庭に手を差し伸べた話です。
その家の煙突に金貨を投げ入れると、暖炉のそばにあった靴下の中に入ったのです。
サンタクロースは、優しい善意が始まりになっているようです。
夢のある話ですし、家庭でもサンタクロースの存在を信じさせる人が多いのかもしれません。
サンタクロースはいない 親からのプレゼント方針の家庭とは
サンタクロースではなく、親からプレゼントを渡すという家庭があります。
なんでうそをつくの?親からのご褒美としてのプレゼントでいいじゃん!
という理由などでプレゼントを渡すことが多いようです。
そういうスタイルの家庭のお子さんに配慮したいのが
「サンタクロースさんから何をもらうの?」と他の子供たちと話すようになった時のことです。
これが何より悩ましいのです。
「サンタさんなんていないよ」
たいていそういってしまうのが普通ですが、信じて疑わないサンタ信者の子供たちは
「嘘だー」
「おかしいよー」などといわれてしまうのです。
出来れば「みんなはサンタさんからもらうんだから、それでもいいんだよ」といざ話題になるときのために、お子さんに説明してあげたいですね。
「サンタさん楽しみだね」なんて言えるようになったら素敵です。
小さい子には無理かもしれませんが、サンタを採用していない家庭でも
「みんなはサンタさんを信じているんだよ」と教えてあげる必要はあると思います。
他人の夢を壊さないように、配慮してあげたいですね。
誰からプレゼントをもらう?親も必死のクリスマスプレゼント
親からプレゼントを渡すという家庭は、サンタクロースの話も肯定しながら楽しめるといいですね。
サンタクロースからプレゼントを渡す、という家庭はその夢を壊さないよう、子供たちに信じてもらえるよう細心の注意が必要です。
そのために一番気を配りたいのは「プレゼントの用意」だと思います。
プレゼントを買うところを見られてはいけない!
プレゼントが家にあるところを見られてはいけない!
プレゼントを置くところを見られてはいけない!
とにかく、プレゼントの存在は当日子供が発見するまで秘密にしなければいけません。
夢を壊したくないから。
子どもが信じているから。
自分がしてもらって嬉しかったから。
などなど、やっぱりサンタクロースを信じたい家庭が多いですね。
いつ明かす?サンタクロースは親の愛 信じる心を育てよう
ある日子どもが
「本当はママたちが用意してるんでしょ!」
と聞いてきた時。どうしますか?
さすがに大きくなってきたな、と思って話す家庭はまだ小さい兄弟がいたら
「下の子には内緒にしてよー」と言いながら話すこともあるようです。
「えっ?まさか!用意してるはずないよ!」
どこまでもしらばっくれてサンタクロースを何が何でも通す家庭は、なんと中学生になっても明かさないとか。
実は子供も気づいてるけど、プレゼントもらえるからいいか、と割り切っているかもしれないという状態です。
その時が来たらどう伝えるかはその家庭次第です。
子供たちがサンタクロースの正体に気づいたとき
「親が用意してたんだ」
「こんなにも夢を大切にしてくれたんだ」
と感動するはずです。
そこには親の夢を大切にする気持ちや、プレゼントを用意してくれる思いがあふれているのです。
そんな気持ちに気づいた子供たちはきっと感謝し、自分もまた子供に夢を与えてあげたい、と思うと思います。
とても素敵なことですよね。
まとめ
サンタクロースを信じることは悪いことではありません。
サンタクロースではなく、親からという考えも悪くありません。
どちらにしても楽しいクリスマス。
家族みんなで楽しく温かく、子供たちの笑顔あふれるクリスマスが迎えられるといいですね。