2017年のお中元時期・シーズンはいつ?上司や親戚への送り状の書き方

2017年のお中元時期・シーズンはいつ?上司や親戚への送り状の書き方

この時期、奥様方の悩みの種がお中元ですよね(涙)。正直言って、逼迫した家計には結構な負担となりますし、お返しも微妙な品々が多いですしね・・・。

しかし、このような慣わしがある以上、今年も贈らざるを得ないのがお中元。今回は、この慣わしに疑問を抱きつつ、嫁としての実力が問われるお中元にスポットを当ててみたいと思います。

せっかくならば、贈った相手に喜んで頂きたいですよね。そんなアナタに向けて最適なお中元をご紹介するとともに、お中元を贈る上で是非とも参考にして頂きたいマナーなどもご紹介したいと思います。最後までお読みになったアナタは、嫁としての評価がアップするかも!?

今年のお中元のシーズンはいつ?

お中元は、中国の道教の三元に由来しています。中国では年に3回「上元・中元・下元」に身を清める日があり

三元 日付(旧暦) 日付(新暦) 神徳
上元 01月15日 02月上旬~03月上旬 賜福(福を与える)
中元 07月15日 08月上旬~09月上旬 赦罪(罪を赦す)
下元 10月15日 11月上旬~12月上旬 解厄(厄を祓う)

出典:Wikipedia

中元は、その中でも贖罪(罪の赦し)を願う日。

また仏教では先祖の霊を供養する盂蘭盆会(うらぼんえ)、現代言うところのお盆ですね。「お盆」が「中元」と重なっているため、先祖のご霊前に供える品物をやり取りする習慣として「お中元」が定着しました。これが派生し、お世話になった上司・仲人へも感謝の意を示すため、お中元を贈るようになったようです。

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そんな由緒正しきお中元。でも現実問題として、いつ頃贈ればいいのか迷いますよね。

これは、地域によって異なります。

地域 補足説明
1.北海道 7月15日~8月15日。北海道以外に住んでいる方からのお中元が7月上旬から届きはじめるため、北海道内のお中元の時期も少しずつ早くなってきているよう。
2.東北 7月1日~7月15日。
3.関東 7月1日~7月15日。最近では年々早くなる傾向があり、6月20日過ぎから始まるよう。
4.北陸 エリア内でも8月のお中元の地区と、7月のお中元の地区があります。金沢など都市部では関東地区と同じ7月1日~7月15日が一般的。能登などでは、関西地区と同じお中元期間7月15日~8月15日の地区もあります。
どちらの期間に届けるのかを迷う場合には、両方にかかる7月15日頃に届くようにすると無難です。
5.東海 7月15日~8月15日。関東の影響を強く受けて、7月中旬頃までにお届けするご家庭が増えてきているようです。
6.関西・近畿 7月15日~8月15日。年々早くなる傾向があり、古くから関西にお住まいの方以外は、7月中旬までにお届けするご家庭が増えているようです。
7.中国 7月15日~8月15日。年々早まる傾向があります。
8.四国 7月15日~8月15日。年々早まる傾向があります。
9.九州 8月初旬~8月15日。やはり年々早まる傾向があります。

出典:冠婚葬祭マナー

百貨店などの販売戦略なのか、お中元を贈る時期は年々早まってきているようです。時期に迷った場合は7月中旬頃までにお贈りした方が無難のようですね。

万が一贈り損ねて8月以降となった場合、熨斗(のし)を「残暑お伺い」お盆以降は「残暑お見舞い」としてお贈りしましょう!!

お中元を贈るときのマナーって!?

 

1)直接持参する場合

お中元は、基本的には直接自宅にお伺いするなどして手渡しするのがマナーです。風呂敷に包んで持参し、直接お渡しするのが最も丁寧な作法です。

出来れば、あらかじめ電話でアポを取りましょう。万が一アポなしでお邪魔する場合には、玄関で引き下がるか出来るだけ長居しないようご注意下さい。

訪ねる時間帯は、慌しい早朝やお昼時・夕方の時間帯は避け「午前10時~11時」「午後2時~4時」くらいがベストです。

2)宅配便で贈る場合

本来、お中元は直接お渡しするのが原則でした。やむを得ず宅配等で済ませる場合、無礼にならぬよう事前に「送り状」を送付するのが礼儀でした。

現代では宅配便も一般的となっています。親戚や友人に贈る場合は、「送り状」を送付する方が稀のようです。この場合、挨拶がてら電話しておけば丁寧ですね。

しかし、上司やお世話になった方・目上の方などに対しては、事前に送り状を送付するのが礼儀です。

送り状の書き方のポイントは、

①前文:時候のあいさつ+日頃の感謝の意を書き記す

②本文:お中元をお贈りした旨をお伝えする

③末文:相手の健康をお祈りし、締めくくる

詳細な文例などはこちらに記載されていますので、ご確認下さいね!!

お中元の送り状・添え状文例テンプレート【NAVERまとめ】

逆にお中元を頂いた場合、お礼状を送るのも礼儀です。

お礼状の書き方については、こちらに詳しく記載されていますよ。

お中元のお礼状の書き方(super書き方・文例集)

お中元に最適な贈り物とは!?

最適なお中元を選ぶための参考として、もらって嬉しかったお中元ベスト10は次のようになっています。

1位:金券

2位:ビール・お酒

3位:ご当地のグルメ食品

4位:ジュース・清涼飲料

5位:カタログで選ぶ形で

6位:和菓子・洋菓子

7位:ハム・ソーセージ

8位:果物

9位:アイスクリーム

10位:そうめんなどの麺類

(出典元:gooランキング

 

次に、せっかくいただいたけど…正直困ってしまったお中元ランキングトップ5はこのような結果に。

1位:旅行や帰省などで長期不在中に、「賞味期限の短い生鮮食料品」

2位:家族の人数に合わない、「食器」

3位:匂いが好みじゃない、「洗剤セット」

3位:ボディソープ派なのに、「固形せっけんの詰め合わせセット」

5位:家族が少人数なのに、「少人数では消化しきれない大量の食材」

(出典:gooランキング

 

ランキングを見てもお分かりの通り、お中元選びで一番大切なポイントは贈る相手の状況や家族構成を考慮する事ですね。また、人によって好みが分かれる品物も避けたほうが良いようです。

もらって嬉しいお中元ランキング1位に輝いたのは「金券」でしたが・・・確かに貰った側となれば、一番嬉しいですよね!!

でも、イザ「金券」を贈るとなると、金額も丸わかりですし・・・品に欠ける気もしませんか!?

目上の方に対しては、少々失礼な気もしますしね・・・。

お中元を選ぶ際には、

・必需品や消耗品(お米・ビール・ジュース)

・日持ちするもの(ハム・そうめん)

夏場に嬉しい「ビール」や「ハム」「そうめん」などが、やはり喜ばれるようですよ♪
特にそうめんは日持ちもしますし、もらった方も美味しいそうめんなら嬉しいですからおすすめですよ!

>>お中元に最適な三輪そうめんの公式サイトはこちら!

 

そんなこんなで今回は、日本の伝統習慣「お中元」に注目してみました。

お中元は、日頃の感謝の気持ちを伝える絶好のチャンスです。贈る相手の状況を今一度考慮して、喜んでもらえる品物選び、頑張って下さいね!!

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