共働きの味方「学童」のメリットデメリットを考えてみる。子供的にはどうなの?

共働きの味方「学童」のメリットデメリットを考えてみる。子供的にはどうなの?

現在、子供を持つほとんどのご家庭のお父さんお母さんは共働きですよね。

当然ながらそこには子供の学費や家のローンなど経済的な事情もあるかもしれませんし、専業主婦として家にじっとしているよりも、働きに出たほうが家計も安定するからといった理由もあるでしょう。

そんな、共働き家庭のお父さんお母さんはお子さんが小学校に進学したら、学童保育にお子さんを預けることになりますよね。

学童保育は保育料が格安の公立小学校が運営しているものもあれば、車で送迎してくれたり勉強を見てくれたりするけれど保育料が高めの民間の学童保育もあったりします。

そのどちらを利用するのかは各ご家庭の判断になりますが、そんな学童は共働きのご家庭の親御さんやお子さんにとって果たしてどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

気になりますよね!

そこで、ここでは共働きのご家庭のお父さんやお母さん、お子さんにとって学童はどんなメリット&デメリットがあるのか詳しく解説させて頂きたいと思います。

共働きのご家庭の方で、学童のメリットやデメリットについて詳しくお知りになりたい方は、要チェックです!

メリットいっぱいの学童保育!

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共働きのご家庭の両親にとって学童はうれしいメリットがいっぱいです。

まず、ひとつ目は何といっても自分たちが仕事をしている間中預かってくれること。家で一人にさせてしまったりすると防犯面だけでなく、子供の心にも悪い影響があったりしそうですからね。その点学童でみてもらえば仕事場からお家に帰宅する時間まで安心して子供を預けることができるわけです。

小学生とはいえ、まだ小さな小学生のお子さんに低学年からお家の鍵を持たせて自分たちが仕事場から帰ってくるまでお家でお留守番をさせる、いわゆる鍵っ子なんて心配でしょうがありませんよね。

学童に預ければ防犯や子供のコミュ力強化に役に立つ

もし、一人でお留守番させているときにお友達をお家に入れて遊ばせてお家がぐちゃぐちゃになってしまったらたまったものではありませんし、知らない人がおとずれた時に鍵を開けて危険な目にあっては一生後悔することになりかねません。

その点、学童に預けていれば、お家も乱されることもありませんし、危険からも身を守ってもらえます。
さらに、民間のちょっとお高めな有料の学童であれば、送迎バスでおくりむかえをしてもらえますし、かなり遅くまでお子さんを見てもらえますので、共働きで遅くまで残業する親御さんにとっては心強い味方となります。

お子さんにとっても、たくさんの年代の違うお友達と交流することができますので、コミュニケーション能力を強化することができるというメリットがあります。

学童のデメリットも考えてみよう

ただし、学童は親御さんにとって少なからずデメリットがあります。
それは、なんといってもお子さんを預かってもらうときに費用がかかるという点でしょう。

公立小学校が行っている学童保育だと費用は月に三千円から7千円程度、民間だと9千円ほどとなっています。

とくに民間だと費用が年間で十万円以上かかってしまいますので、家計に対する負担がかなり大きくなってしまいます。

さらに、お子さんが体調を崩した場合は、親御さんは仕事中であってもむかえに行かなくてはならないというデメリットがあります。

また、ほとんどの学童では保護者会などに参加しなくてはいけない場合があり、役員なども持ち回りでしなくてはいけなくなるという負担も追わなくてはならないというデメリットもあります。

お子さんにとっても、学年が違うお子さんたちと好き、嫌い関係なく過ごさなくてはいけなくなってしまうため、お子さんによってはそのことがストレスとなる場合もあるかもしれませんね。

宿題などの勉強は親がチェックする必要あり!

それだけでなく学習面でも少し覚えておきたいことがあります。学童の先生は宿題をやっているのは見てくれますが、その内容まで踏み込んで教えてくれるわけではありません

中には見てくれる先生もいるかもしれませんが、教師というわけではないので立場上あまり教えられないのです。なので、とりあえず宿題は学童でやっておうちに帰ってから親が答え合わせしてあげるというくらいの気持ちの持ちようでいたほうが無難ですね。

まとめ

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学童保育は公立なら月に3千円から7千円、民間なら月に九千円ほど費用がかかるなど、デメリットもあるっちゃあります。ですが、仕事で両親が不在である自宅にひとりお留守番をさせなくても、有料ではありますが安心してお子さんをきちんとした場所に仕事場から帰ってくるまで預かってもらえるというのは結構なメリットではないでしょうか。

お家の家族のために頑張って働くお父さん、お母さんにとって学童はとっても助けとなりますので、「学童に預けるなんて子供がかわいそうかも・・・?」なんて思わずに、積極的に学童を利用して家族のためそして自分のためにしっかり働いて家族みんなで楽しく生活していきましょうね。

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