子供のお菓子食べ過ぎを防ぐ方法とは?正しい習慣を身につけさせる方法
「おやつ食べたい」
子どもは3時が待ち遠しいですね。
だんだん味を占めてくるといつも「お腹が空いた」という子もいますよね。
欲しがるだけあげていい?どんなものをあげたらいい?
欲しがる子供をなだめる方法は?などおやつについてご紹介します。
おやつの利点、欠点、習慣づけは?上手なおやつタイムの方法
おやつは子供にとって楽しみな時間の一つですね。
でも毎日甘いものばかり取りすぎていたら確実に太ります。
もちろん太るだけでなく、虫歯のリスクや夜ごはんが食べられなくなり栄養が偏るなどいろいろな欠点があります。利点も理解しながら親がきちんとおやつを管理する必要があります。
おやつの定義
おやつはもともと1日2食の江戸時代にあった「八つ時(やつどき)」
という習慣で2時から3時くらいの間にとる間食が「おやつ」といわれるようになり、間食のことをそう呼ぶようになりました。
現代では1日3食が定番になっているため、おやつに重点を置きすぎると栄養過多になってしまい、肥満の原因につながりやすくなります。
この「おやつ」の本来の意味から考えると現代では間食の時間は「おまけ」程度でいいということになります。
おやつは習慣化しないほうがいい?定義から見える問題
おやつはだいたい「3時」が定番です。
家庭によっては夜ごはんが6時、早い家庭は5時なんていう場合があります。
3時におやつを食べてしまうと当然夜ごはんに響きます。
「うちの子はよく食べるから大丈夫」なんていっていても、栄養過多になっていたとしたら、やはり親の責任問題になります。
おやつをあげることが定番になっていたら3時をカウントダウンして「3時になったからおやつちょうだい」という子も少なくありません。
毎日3時におやつをあげる、ということを無理に習慣化しないほうが当然いいということなのですが
子どもが望むから気づくと毎日おやつをあげるということになっている場合がほとんどで、習慣化しているといっていい状態になっているのです。
お菓子の食べ過ぎの危険性とは
お菓子の食べ過ぎは晩御飯が食べられなくなるだけでなく、肥満や虫歯の原因にもつながります。
幼児期の肥満は、親の責任です。おやつの食べ過ぎだけが肥満の原因ではありませんが、甘いものを毎日食べる習慣がある家庭ほど肥満になりやすい環境といえます。
3歳までの幼少時代の生活習慣はとても大切で一度肥満になってしまうと太りやすい体質になってしまうともいわれています。
「かわいいからおやつをあげる」と思うかもしれませんがそれは太りやすい体質にしてしまい、子供を悩ますという取り返しのつかない出来事にもなりかねません。
虫歯へのリスクも同じで、乳歯のうちに虫歯になってもいいと軽く考えるかもしれませんが、大人の歯が弱くなってしまう恐れがあります。
「おやつを食べても歯を磨けばいい」と思うかもしれませんが、おやつを食べる習慣のある家庭は、ほとんど歯磨きはまとめてしかしない傾向があるようです。
おやつの後に軽く口をゆすいでもあまり意味はなく、親が仕上げ磨きまでしてはじめて「虫歯にならない歯磨きをした」といえます。
おやつの習慣化 変えたいおやつの内容とは
そんなこといわれてもこどもは毎日欲しがるし、おやつの時間は大切と思うかもしれません。
たしかに急におやつがもらえなくなったらお子さんも悲しがりますよね。
それでも時には我慢も必要だと思います。
子どもに言われるがままにおやつを与えて太り、虫歯だらけになり、夜ご飯も食べずに・・・どうでしょうか?
お子さんが大きくなったとき「この体どうしてくれるの!」と言われて「あなたがのぞんだから」というのは無責任ですよね。
納得のいく説明、納得のいくおやつの工夫は親の務めです。
なるべく毎日の習慣にしない「今日は特別ね」(来客時など)
どうしても空腹でおやつをあげるなら昔ながらの「ふかしイモ」
おやつの時間はクッキング 親子で甘さ控えめのお菓子を作ろう
市販のものではなくなるべく手作り
たくさんではなく、欲しがっても少量を心掛ける
太りにくいもの、虫歯になりにくいものを選ぶ(小魚、果物、ゼリー、ヨーグルト、シリアル、せんべいなど)
まとめ
おやつが当たり前になっている場合、なかなか改善は難しいですよね。
どうしても子供にせがまれるとあげてしまう人は「買わない」ことです。
なければあげることができませんし、説得するしかないのです。
そして「あげてもさしさわりのないおやつ」ならあると、あげていくうちに子供も必ず変わります。
心を鬼にして、おやつへの考えをママたちが改めてほしいと思います。
毎日既製品の添加物いっぱいのポテトチップス、チョコレート、キャンディーなどをあげるということを当たり前にならないよう、
おやつは特別!頑張って手作り!を目指していただきたいものです。
そんなこと言っても忙しい!というママはそれならおやつはなくてもいいのです。
子どもの心を満たすのではなく、体を満たすおやつの時間になるといいですね。