地震や災害に備えて!防災食の選び方と賞味期限!買い替え時期はいつ?
2011年に発生した東日本大震災は、関東から東北の多数の地域に甚大なる被害を及ぼしました。
今でもこれらの地域では余震が続いています。
これらの地域以外でも、いつ地震や災害が発生するかわからないので、日頃から防災食を備えておく必要があります。
そこで、ここでは、防災食の選び方と賞味期限、さらに防災食の買い替え時期について詳しくご紹介させて頂きます。
これから防災食を準備しようとお考えの方や、現在、備えている防災食に不足がないか確認したい方は、ぜひ、以下の記事をご覧になってくださいね。
防災食の選び方と賞味期限
防災食は、日持ちがして、なるべく火を使わずに食べることができるものがオススメです。
以下に、オススメの防災食と賞味期限をご紹介しますね。
レトルトパウチの食品
レトルトパウチの食品は、袋を開ければ、あたためなくてもすぐに食べることができる便利な防災食です。
おかゆや雑炊、カレーや牛丼の素、ビーフシチュー、中華丼、ハンバーグなどさまざまなものがあります。
お家の電気やガス、水道が止まっていてもこちらを準備しておけば大丈夫です。
さらに、避難中に体調を崩してしまったときでもおかゆなら食べることができるのでおかゆはオススメの防災食です。
賞味期限はメーカーによって違いがありますが、おかゆはだいたい1年ぐらい、その他の食品は3年ぐらいとなっています。
レトルトパウチに入った食品は、かさばらず持ち運びに便利なので防災食にはぴったりです。
缶詰
最近の缶詰は缶きりがなくてもワンタッチであけることができますし、火や水を使用しなくてもすぐに食べることができる便利な防災食です。
フルーツ缶詰や魚を調理したものやパン、ラーメンなどさまざまな種類があり、賞味期限も2年から5年と長く防災食として備えておくのにぴったりです!
飲料水などの飲み物
災害になった時に必ず常備しておくべきものとしてあげられるのが飲料水です。
最低でも10リットルは準備しておくべきなのですが、家族が多ければそれより多めに準備しておきましょう。
賞味期限は商品によって異なりますが、だいたい1年から5年ぐらいとなっています。
野菜ジュースやコーヒー缶なども備えておいてもいいと思います。
野菜ジュースの賞味期限は2年ぐらい、コーヒー缶はそれより短く4ヶ月から6ヶ月ぐらいです。
お菓子
防災食として缶につめられて売られているものでメジャーなのが乾パンですが、最近では、コアラのマーチやビスコ、キャラメルクラッカーなどが大きめの缶につめられ、防災食として販売されています。
それぞれ5年くらいは日持ちしますし、小さいお子さんでも食べることができるオススメの防災食です。
ただし、これらの乾いたお菓子を食べるとのどが渇くので、飲料水を十分準備しておくようにしましょう。
羊羹
最近では、井村屋のえいようかんなど5年間保存できる羊羹が防災食用として販売されています。
小さいお子さんでも年配の方でもおいしく手軽に栄養補給をすることができますし、かさばらないので防災食として備えておくのにぴったりの食品です。
お味噌汁の缶
お味噌汁の缶も防災食として備えておくと良いと思います。
メーカーによって賞味期限はさまざまですが、だいたい3年くらいと長期間保存することができます。
防災食の買い替え時期はいつ?
防災食の賞味期限が近づいてきたら、防災食の買い替え時期です。
賞味期限はそれぞれの商品によって異なるので、ときどきチェックするようにしましょう。
賞味期限が間近に迫ったレトルトパウチの食品や缶詰、水、飲み物、お味噌汁などの防災食は普段の食事のときにいただきましょう。
缶に入った防災食として保管しているお菓子類は、お子さんにおやつとして食べてもらいましょう。
食べきったら、賞味期限が長い新しいものを補充しておくようにしましょうね。
まとめ
上記でご紹介しました防災食は、どれもガスコンロや水がなくてもパッケージを開けてすぐ食べられるものばかりです。
災害初期は水道、電気、ガスなどのライフラインが止まってしまう可能性がありますので、上記の防災食をお家や防災袋に常備しておくようにしましょうね。