事前に知っ得!小学生の子育てのよくある悩みと対処法
小学生のお子さんを持つお母さん。
赤ちゃんの頃には想像もしなかった悩みがたくさんあると思います。
小学校に子供が通うようになると一気に手が離れて、ふと気づくと
ある日意外な悩みがあることもあります。
保護者との付き合いも希薄になるので相談もできず、悩みますよね。
よくある悩みとは?どうやって対処したらいいの?
小学生を持つ親のよくある悩みと対処法をご紹介します。
学年別の悩み 学年ごとに変わっていく悩みとは
小学生と一言で言っても1年生と6年生とでは全く違いますよね。
悩みもやはり、学年によって違います。
1,2年生 低学年の子育ての悩みと対処法
幼稚園や保育園から一変して一人で歩き出す1年生。
学校にも慣れてきた2年生。
まだまだあどけなさが残る学年です。やはりまだ学習の確立が難しく、なかなか勉強してくれない、集中力にかけるなどの悩みがメインなのではないでしょうか。
また、学校になじめず、登校拒否になる子も早くもいます。
友達や先生とのかかわりがうまくいかない、給食が嫌い、運動が嫌いなど学校生活に対する悩みもあります。
☆毎日子供を笑顔で送ろう 行きたがらないときは一緒に
☆下校したら全力抱擁
☆毎日の様子を必ず子供から聞き出す
☆宿題するときは一緒に
朝は玄関先だけでなく、ちょっと庭先まで見送りましょう。
行きたがらないときは集合場所まで、または納得する場所まで、ときには学校まで一緒に行ってあげましょう。
甘やかしになるのでは?いつまで送っていけばいいの?と不安になるかもしれませんが、ある日「もう一緒に行かなくてもいい」「一人で行く」と言って一人で行ける日が必ず来ます。
学校から帰ってきたら玄関で熱い抱擁!お仕事をされている方は仕事が終わってから再会するときに熱い抱擁!です。
「よく帰ってきたね」「おかえり」と毎日声をかけてあげることはとても安心感を与えて翌日のエネルギーになります。
宿題は一緒にする、またはしているときに自分も近くで見守るなど、家事などをしながらではなく落ち着いた雰囲気で子供のそばで寄り添いましょう。
ご飯の準備がしたい、家事がある、などお母さんの都合もあるかもしれませんがせめて学習の習慣がつくまでは一緒にいることが大切です。
これをすることで学習への意欲もわき「宿題しなさい」と言わなくてもできるようになります。
夜ごはんやお風呂、寝室などではその日の学校の様子を何でもいいので話すようにしましょう。
3,4年生 中学年の子育ての悩みと対処法
学校に慣れてきた3年生。
ちょっとできることが増えて反抗が出てくる4年生。
それでもまだまだ子供らしい一面がある時期です。勉強も本格的になり難しくなる一方で、友達関係も確立され、複雑な仲間意識や時にはいじめも見え隠れします。
子供はこの頃かなり背伸びを初めて親に反抗してみたり、友達と競ったりと大人びた行動もちらほら。
あまり頭ごなしに怒らず、話を聞き、意見を聞くことも親として大切です。
☆嫌がっても抱擁や一緒に入浴などスキンシップを積極的に
☆話は毎日しよう
☆子供に任せず、親もしっかり見守って
もう子供じゃない、と恥ずかしがって手をつながなかったり、お風呂を嫌がったり。親としてはちょっと寂しいですね。
それでもこっそりチャンスを見計らって、スキンシップを取るようにしましょう。
子供は恥ずかしながらも受け入れてくれるはずです。それがだめなら、せめて話だけでも毎日するようにしてくださいね。
手は離しても目は離さないようにしましょう。まだまだ子供だけでは解決できない年齢です。
学校での出来事でも親も意見したり、見守ったり時には学校にも相談したりするようにしてください。
5,6年 高学年の子育ての悩みと対処法
中学校に向けてだんだん大人びていく子供たち。ランドセルも似合わなくなっていきます。
中学受験を考える人は、受験の準備があるなんてこともあります。
体の変化も子供から大人へと少しずつ準備が始まるので、いろいろと子供自身の悩みも出てくる時期です。
一人の人間として意見をしっかり聞いていくようにしましょう。
☆早い子は将来設計を 目標や夢を語ろう
☆受験に向けた準備は早めに
☆話をしっかりしよう
小さい頃から目標や夢を持つことはとてもいいことです。夢がある子はそうめったに道を外しません。
目標に向かって進めるのなら、道筋も立てやすくピンポイントに教育方針が立てられます。
そういった夢や目標、そのための受験など早いうちから話をするようにしましょう。
学校生活での話も、そういえば最近していないな、ということにならないように子供と楽しい話を毎日するようにしましょう。
まとめ
このほかにもお子さんによって様々な悩みがあると思います。
とにかく悩んだときは、お子さんと向き合うことを忘れないでください。
向き合いながら、試行錯誤しながら、悩みながらそれでも進んでいこうとする親の姿を子供は必ず見て感じています。
お子さんのためにも目を背けず、悩みを共有しながら頑張っていきましょうね。