足が痛くならない自分にピッタリの靴を選ぶ5つのコツ
私たちが移動する際には、体重の圧力が足に掛かっています。足は「第二の心臓」とも言われ、私たちにとって大切な身体の一部です。
そのため足を痛めると、様々なトラブルを引き起こします。痛みや疲れはもちろん、膝や腰を痛める原因ともなります。足を痛めないためには「靴の選び方」が大切ですね。
そこで今回は、足を痛めない「自分にピッタリの靴」を選ぶコツをご紹介したいと思います。最後までお読み頂いて、足を痛めないピッタリの靴を選んで下さいね♪
目次
正しい足のサイズを知る
皆さんは、足のサイズを測った事がありますか?あまり意識せずに、いつも決まったサイズの靴を選んでいるのでは?
靴選びの基本は、正しい足のサイズを知る事です。23cmだと思っていたのに、測ってみたら22.5cmだった!と言う場合も多々あります。
足のサイズは「足長(そくちょう)」と「足囲(そくい)」で決まります。
足長の測り方
参考:http://www.rakuten.ne.jp/gold/esperanza-shoe/guide/size.html
足長とは、足の「かかと」から「つま先」までの長さです。
測り方は簡単。白い紙を床に敷いて、立ちあがった状態で紙に乗ります。そして「かかと」と「足の指で一番長い部分」の2箇所をチェックし、マジックを使って紙に印を付けます。 足長は、この2箇所をつなぐ直線の長さです。
足囲の測り方
参考:http://www.rakuten.ne.jp/gold/esperanza-shoe/guide/size.html
足囲とは、足の幅で最も広い部分を一周した長さです。親指と小指の付け根の中で、最も出っ張った部分をメジャーで測ります。
これら足長と足囲の長さに基づくと、適合サイズはこのようになります。
参考:http://www.rakuten.ne.jp/gold/springdays/foot-size.html
23.0D、23.5Eなど、自分の適合サイズを確認してみましょう。
普段ストッキングを履いている方は、ストッキングを履いた状態で測ると良いでしょう。 左右のサイズが違う場合は、大きいほうを優先して下さい。
つま先のタイプを知る
足のつま先は、それぞれ違う形をしています。つま先の形によって、ピッタリとフィットする靴のタイプも異なります。
つま先のタイプは、大きく3つに分類されます。
- ギリシャ型:人さし指が一番長い足
- スクウェア(方形型):指の長さがほとんど同じ足
- エジプト型:親指が一番長い足
それぞれに合ったタイプのデザインは、このようになっていますね。
参考:http://www.orthotics-society.or.jp/visitor/foothealth/solution2.html
自分のつま先の形を知って、タイプに応じたデザインの靴を選びましょう。
試し履きで確認すべき点
自分にピッタリ合うサイズやデザインの靴が分かったら、次はいよいよ靴選びです。
靴を購入する際には、必ず試し履きしましょう。次は、試し履きで確認すべきポイントをご説明したいと思います。
土踏まずがフィットしているか?
靴選びで最も大切なのは「土踏まず」のフィット感です。土踏まずとは、足裏の縦アーチ(曲線)部分です。歩く際のバネとなり、体重を支える大事な役割を果たしています。
まずは、土踏まずがピッタリとフィットしている靴を選びましょう。靴と土踏まずの間に隙間があってスカスカしていると、歩く際に上手く体重移動が出来ません。これが、足を痛める原因となります。
かかとがフィットしているか?
次に、かかとのフィット感も大切です。かかとのカーブにフィットする靴を選びましょう。靴とかかとの間に隙間があると、靴ずれの原因となります。
また、くるぶしに靴が当たると擦れて足を痛めてしまいます。靴がくるぶしに当たっていないか、きちんとチェックしましょう
横幅は合っているか?
横幅もピッタリとフィットする靴を選びます。足が圧迫されていると感じたり、小指が食い込んでしまう靴は幅が合っていません。逆に横幅が大きすぎる靴も、歩きにくく足を痛める原因となります。
つま先に捨て寸はあるか?
捨て寸(すてすん)とは、つま先と靴の間にある隙間の事です。歩く際には足が前後に動きますので、1~3cm程度の捨て寸が必要です。
捨て寸の長さは、靴のタイプによって異なります。先のとがった靴ほど、長めの捨て寸が必要となりますね。
参考:http://www.mitomitomito.com/koumon_mall/futakawa/size.html
試し履きの仕方とポイント
試し履きは、必ず左右の足で行います。立ち上がって、実際に歩いてみる事も大切です。足を痛めるのは、主に歩いている時です。座ったまま片足だけで試し履きするのでは、あまり意味がありません。
足にピッタリとフィットしている靴は、歩いても軽く感じます。逆に歩いて重く感じる靴は、合っていないと言う事です。
靴選びに最適な時間帯
靴を購入する際には、時間帯にも注意が必要です。時間が経つにつれ足は疲労し、むくんだ状態となります。
早朝の時間帯は、足が全く疲労していません。結果的に、小さいサイズの靴を購入する可能性が高まります。逆に疲労しすぎた夜間帯だと、大きすぎる靴を買ってしまう事になりますね。
そこで靴を購入する時間は、程よく足が疲労した「14~15時頃」が良いでしょう。
さて今回は、足を痛めない「自分にピッタリの靴」を選ぶコツをご紹介致しました。これら5つポイントを参考に、足を痛めない自分にピッタリの靴を選んでみて下さい♪