ふるさと納税初心者ガイド！2015年オススメ自治体ランキング！

皆さん「ふるさと納税」ってご存知ですか？ふるさと納税とは、自治体に寄附すると「所得税」や「住民税」が控除される制度です。その程度の知識はあるけれど、実際問題どうすれば良いのか…サッパリ分からない方が大半なのでは？

そこで今回は初心者の方に向けて、ふるさと納税の概要をご説明したいと思います。ふるさと納税をすると、寄附した自治体から特産物が贈られるなど嬉しい特典もあるんです。

自治体ごとに特産品も異なりますので、おススメの自治体についてもご紹介しますね。是非ご参考にして頂いて、今年は賢く「ふるさと納税」制度をフル活用してみましょう！

ふるさと納税とは？
ふるさと納税-おススメ自治体ランキング

ふるさと納税とは？

ふるさと納税は、２０１５年の税制改革で大幅に見直されます。今より更にお得となり、手続きも簡単になる予定です。賢く制度を活用するため、まずはふるさと納税の仕組みを理解してみましょう。

ふるさと納税－概要について

ふるさと納税とは、自治体に寄附すると「２千円を超えた」金額が控除される制度です。３万円寄附すると、２千円を超えた部分つまり「２万８千円」が税金から戻ってくる仕組みですね。

出典：総務省ホームページ

ふるさと納税を利用すると、自治体から特産物を貰えるなどの特典が付く場合があります。２千円を超えた寄附金は戻って来ますので、逆に言うと２千円で自治体の特産物が貰えると言うことになりますね。

ただし、戻ってくる額には上限があります。この上限は、収入や家族構成によって異なります。
全額控除される寄附額の目安

出典：総務省ホームページ

例えば独身で年収が３００万円の場合、１万６千円寄附すると２千円を超えた部分つまり「１万４千円」が戻ってきます。

ただし、上限は１万６千円です。３万円寄附したからと言って、２万８千円が戻ってくる訳ではありません。

独身で年収が３００万円の場合だと、１万６千円以上の寄附をしても、戻ってくるのは１万４千円のみ。ご自分の年収から上限を把握して、ギリギリのラインで寄附するのが最もお得な方法です。ご自分の上限については、総務省のＨＰでシュミレーションしてみましょう。

⇒控除額計算シュミレーション
上限額は、２０１５年から約２倍になる予定です。具体的な数字については、政府の発表を待ちましょう。

ふるさと納税－手続きについて

ふるさと納税の手続きは、意外と簡単です。

各自治体から「寄附申出書」を取り寄せる。（郵送・電話・ホームページからもダウンロード可能）
寄附申出書に記入して、その自治体に提出する。（郵送・ＦＡＸ・電子メールなど）
各自治体から「案内書」「納付書」が送られてくる。
納付書の案内に従って、寄附金を納める。

ふるさと納税－確定申告について

寄附金を納めると、各自治体から「領収書」もしくは「受領証明書」が送られて来ます。この証明書を持参して、税務署で確定申告を行います。

２０１５年４月１日以降に寄附すると、５ヶ所以内の自治体への寄附だと確定申告が不要になります。これを「ふるさと納税ワンストップ特例制度」と言いますが、「寄附した自治体」から「お住まいの自治体」へ寄附情報が自動的に通知されます。自分で確定申告しなくても、自動的に税金が控除されることになりました。

※住宅・贈与など別の理由のある方は、確定申告の必要があります。