口内炎の原因と早く治すための6つの習慣
疲れた時などに口の周りや中にできる口内炎、飲み物を飲んだり、食事をしたりするときにしみてとってもつらいですよね。ここでは、そんなつらい口内炎の原因と早く治すための6つの習慣をご紹介させて頂きます!普段から口内炎ができやすい人や、現在口内炎ができてお困りの方は、ぜひ、この豆知識を読んでみてくださいね。
目次
口内炎の種類と原因とは?
口内炎とは、口の中や口の周りの粘膜の炎症です。口内炎の種類と原因には、以下のようなものがあります。
睡眠不足や、過労、栄養不足、免疫力の低下が原因の口内炎です。周りが赤く縁どられた小さな白い潰瘍ができます。この口内炎は若い人に多くできる口内炎です。
普通は10日から14日ぐらいで治りますが、これぐらいたっても治らず、口内炎の範囲が大きい時は他の病気やお薬が原因の場合が考えられますので、すぐに専門の医療機関を受診するようにしましょう。
ウィルスや細菌が口の中や口の周りに増えたことが原因の口内炎です。ウィルス性口内炎には、口の中の粘膜に小さな水ぶくれができ、それが破れてびらんを生じ、熱が出たり痛みを伴う場合があります。
頬の内側をかんだり、歯の矯正器具や入れ歯による刺激が原因の口内炎です。口の中の粘膜が赤くはれたり、水ぶくれができたりするのが特徴です。
口内炎ができているところとできていないところの境目がわかりにくく、唾液の量が増加して口臭が発生したり、口の中が熱く感じることがあったり、味覚を感じにくくなったりします。
食べ物や薬、金属などの刺激によるアレルギー反応が原因の口内炎です。
タバコを吸うことにより口の中や口の周りを刺激したことが原因で起こる口内炎です。口の中の粘膜や下に白い斑点ができます。この口内炎は癌に変化することもあるので注意が必要です!
口内炎を早く治すための6つの習慣!
口内炎ができてしまった時は、専門の医療機関に行って、お薬をもらうのがいちばんいいのですが、ここでは、自分でできる口内炎を早く治すための6つの習慣をご紹介します!
1つ目の習慣・・・1日数回うがいをする
口の中に細菌が増殖してできる口内炎を治したり、できるのを防ぐのに一番いい方法は、何と言ってもうがいです。薬局などで購入することができる、口の中を殺菌する効果のあるうがい薬を購入して、1日に3回から4回うがいするようにしましょう!
うがいは30秒ぐらいじっくり時間をかけてしましょうね。うがいをして口の中を清潔に保つようにすれば、できていた口内炎も早く治りますし、口内炎もできにくくなりますよ。
2つ目の習慣・・・ビタミンB2、B6、Cをとるようにする
アフタ性口内炎の場合は、上記のビタミンが不足するとできることが多いので、これらのビタミンを含む食品やサプリメントを摂取するようにすると、口内炎ができた時も治りが早く、できにくくもなります。
ビタミンB2が多く含まれる食品には、牛乳、レバー、たまご、納豆などがあり、ビタミンB6が多く含まれる食品には、マグロ、レバー、アボカドなどがあります。
また、ビタミンCが多く含まれる食品には、ピーマン、イチゴ、ブロッコリーなどがあります。普段から口内炎ができやすい人は、食事にこれらの食品を積極的に取り入れるようにしましょうね。
3つ目の習慣・・・睡眠時間をたっぷりとる
寝不足が続くと疲労がたまり、口内炎ができやすくなります。そこで、仕事などの用事が無い時には、なるべく夜更かしせず、しっかりと睡眠時間をとるようにしましょう。そうすると、口内炎も早く治りますし、できにくくなりますよ。
4つ目の習慣・・・禁煙する
タバコを吸うことが原因で起こるニコチン性口内炎を早く治すためには、やっぱり禁煙するのがいちばんの方法です!禁煙すると口内炎もできにくくなりますし、食事も美味しくなりますよ!
5つ目の習慣・・・ストレスをためない
アフタ性口内炎は、体の免疫力が低下するとできやすくなります。普段からスポーツをしたり、趣味に没頭したりしてストレスを解消するようにすると、交感神経の機能が活発になり、体の免疫力がアップして口内炎ができにくくなります!
6つ目の習慣・・・体を温める
口内炎の原因である免疫力の低下は身体の冷えが原因だったりします。
普段から冷えないように、女性であれば、デスクワークの時はひざ掛けをしたり、眠る時には腹巻をしたり、毎晩半身浴で体の新陳代謝を高め体温を上げるようにしましょう。すると、口内炎も早く治りますし、口内炎ができにくい健康な体になりますよ!
まとめ
どうですか?口内炎の種類や原因、できにくくなる習慣について詳しくわかったのではないでしょうか?現在口内炎ができている人や、普段から口内炎ができやすい人は、上記の6つの習慣を生活に取り入れて、口内炎を早く治し、できにくい体にしていきましょうね。