大掃除はどこからやる?役立つ道具と準備・早く済ませるコツを伝授!
気持ちよく年を越すためには欠かせない行事、年末の大掃除。でも年明けに向けて何かと忙しくなる時期であるのも事実です。闇雲に掃除をしていたのではいつまで経っても片付きません!時間が無い年末だからこそ効率的にこなしていきましょう。
まずはどこから何を重点的に片づけるのかをイメージします。セオリーとしては玄関から遠い部屋からです。時間が無いときはポイントを絞って効率的に行うことも大切です。併せて今回は、あると便利な道具もご紹介していきます。
洋室
天井から
セオリー通り天井から掃除します。ほこりはそこまで降ってきませんが、かぶると困るものはあらかじめ避けておきましょう。掃除機は重たいのでクイックルワイパーなどで天井を拭くと便利です。
クイックルワイパーは簡単にほこりが拭き取れることで有名ですね。大掃除の時は大活躍しますよ。
照明
部屋の照明に付いたほこりも忘れずにふき取りましょう。この時はほこりが落ちる可能性があるので気を付けて下さい。ガラス製のものは水拭きをして、紙製のものははたきでほこりを落とします。蛍光灯のかさが外せるものは外して中も掃除すると良いでしょう。
家具類・床
家具の掃除は材質に注意して磨いてください。棚、ソファーなどを拭く、スプレーするなどして除菌します。最後に床に掃除機をかけて完成です。カーペットの家庭は毛の流れに逆らって入念に掃除機をかけましょう。床にワックスをかけるとツヤが出るだけでなく傷も付きにくくなるのでおすすめです。部屋の奥から順にかけて下さいね。
カーテン
また、カーテンがある場合は自宅で洗濯できるか確認して下さい。大丈夫なものは中性洗剤で洗濯機の手洗いコースを使って洗濯します。折り畳んでネットに入れて洗濯すると型崩れ防止になります。
ブラインドの場合は軍手に洗剤を付け、なでるようにしっかりほこりを取っていきます。
窓ガラス・網戸
窓ガラスを磨くときは雑巾の濡らし過ぎに注意です。拭き後が残ってしまいます。洗剤なども直接吹き付けず、雑巾にかけてから拭くと良いでしょう。雑巾は半乾き状態が良いとされています。また、新聞紙を軽く湿らせて拭く方法もあります。煙草のヤニなどが付着している場合は窓用洗剤を使って下さい。
網戸は取り外し、洗剤を付けたブラシでこすっていきます。このときレールも掃除しておきましょう。戸車の滑りが悪いときは潤滑油を差しておきます。落としにくい網目の汚れも楽々落とせる「柄つきあみ戸びっクリーン」が便利です。高い所も届くロング版もあるので、用途に応じて選びましょう。
和室
壁
和室の壁は水が染み込む素材のものが多いです。なので水は使わずはたきなどでほこりを落とします。古い壁でそれでも剥がれ落ちてくる場合はボンドを水で10倍ほどに薄めたものを吹き付けましょう。
畳
畳に掃除機をかける場合は畳の目に沿ってかけましょう。汚れている部分は硬く絞った雑巾などでふき取ります。畳が濡れてしまわないよう水分はしっかり絞ってくださいね。畳目などに詰まったほこりなどは古い歯ブラシで叩き出すと良いでしょう。
障子
障子の貼り換えも出来るなら済ませておきたいところです。時間がある方は押し入れもチェックしたいですね。要らないものはこの時に捨ててしまいましょう。時間が無い人も掃除機掛けとカビのチェックはしておきたいところです。布団の下にすのこを入れるとカビも発生しにくくおすすめです。
仏壇
仏壇や神棚も水は使いません。また指紋も付きやすいので、大掃除中は油汚れが付かないよう手袋をすると良いかも知れません。汚れているものは硬く絞った布などで磨きますが落ちなければこのタイミングで新調するのもありでしょう。
キッチン
落とすのに時間がかかる頑固な油汚れとの戦いの場でもあります。取り外せるものは外して先に重層水などに漬けておくと良いでしょう。その間にコンロ周りや冷蔵庫、電子レンジの中の汚れを落としましょう。
頑固な油汚れも驚くほど簡単に落ちるので、「業務用超強力油用洗剤 技・職人魂 油職人」などがオススメ。
技・職人魂 油職人以外にも、これ1本でキッチンのみならずベビー用品の除菌にまで使える「アクアショット」もオススメです。この辺りは好みで選んでもOK。
冷蔵庫
冷蔵庫は可能であるなら中身を出し、電源を切ってから掃除を始めると良いですね。賞味期限切れのものなどはこの時に処分してしまいましょう。
食器用の洗剤をぬるま湯で解いて、雑巾を濡らしながら拭いていきます。最後に消毒用エタノールで消臭、殺菌をして完成です。終われば外側の油汚れも落としましょう。
電子レンジ
電子レンジは濡らしたタオルを庫内に敷いて加熱します。タオルは熱いのでゴム手袋などで持って庫内を磨きましょう。タオルをかぶせて加熱したことにより汚れも落としやすくなります。頑固な汚れには洗剤を使って歯ブラシなどで磨きます。レンジの裏側にたまったほこりも掃除機などで吸い取っておきましょう。通風孔が詰まると性能が悪くなります。
浴室まわり
浴室
浴室の材質を確認してから洗剤を選びます。垢や皮脂は浴室用洗剤で落とします。こびりついているところは洗剤を付けてからティッシュなどをかぶせておきましょう。時間がたって汚れが浮き出してからスポンジで磨きます。
床は固めのブラシで念入りに落とします。クレンザーを使うのも効果的です。排水溝のぬめりには専用の洗剤も出ていますので使っても良いでしょう。
カビが最も気になる所ですがカビ取りを使う前に落とせる汚れは落としてしまいましょう。その方がカビも落としやすくなります。換気を十分して塩素系の漂白剤を使用します。手袋やメガネを付けたほうが安全です。
洗面所
水垢はお酢で落とすことが出来ます。黄ばみや黒ずんだ汚れには重層が効果的です。カビはカビ取り剤で落としましょう。カビ発生の予防効果もあるのでおすすめです。サビは落とすのが大変なので専用の洗剤を用意しておくと便利です。
洗濯機の洗濯槽も酸素系漂白剤を使ってこの機に洗いましょう。何度も回すことになるので必要なものは先に洗っておきしょう。
トイレ
頑固な尿石はティッシュなどに洗剤を付けて貼り付けておきましょう。汚れが浮いてきてから磨きます。床も汚れを取り除いた後はワックスをかけておくと良いですね。
ラクに掃除したい場合は尿石もばっちり除去できるデオライトを使うと簡単ですね!
玄関
玄関は来客の際に最初に通ってもらう場所です。入念にきれいにしておきましょう。ほうき、掃除機などでたいていのゴミは取り除けると思います。しつこい汚れには洗剤や重層を使いましょう。たたきに天然石が使用されている場合、酸が付くと輝きにくくなってしましますのでクエン酸などの使用は控えましょう。
下駄箱も靴を出してゴミを取り除いておきましょう。湿気がこもりやすいので除湿剤や、臭いが気になる場合は消臭剤などを置いても良いでしょう。
ベランダ・庭・車
ベランダは落ち葉が飛んできたり衣類の糸くずが落ちたりしますのでゴミは掃き出しておきましょう。
庭がある家庭は庭の剪定も済ませると良いですね。12月は剪定や移植にぴったりの季節ですが、植え替えるとなると時間も体力もとられますので大掃除前に取り組むのが無難です。
また車を所持しているのであれば洗車も済ませておくと安心です。
安全面も考えた洗剤選びを
赤ちゃんやペットがいる家庭では洗剤の選択にも十分に注意が必要です。頑固な汚れ部分に洗剤を使わず、お酢や重層などで磨くと万一なめられたときも安心です。特にワックスはペットがなめてしまっても大丈夫か確認しておきましょう。どこでも使えて赤ちゃんが触れても大丈夫な「簡単ピカピカクリーナー」などがオススメですね。
掃除する場所が多くて大変ですがいかがでしたでしょうか。蓄積ほど面倒な汚れはありませんから、普段からきれいにしておくことの大切さを再確認した人も多いのではないでしょうか。家族を総動員して早く終わらせてしまいましょう。
掃除の際は便利な道具を使うことできれいになるだけでなく、時間短縮を図ることも出来ます。ぜひ家庭の汚れに合わせて検討してみて下さい。気持ちの良い新年が迎えられますように!