知らなきゃヤバい!「暑中見舞い」を送る時期はいつからいつまで?

知らなきゃヤバい!「暑中見舞い」を送る時期はいつからいつまで?

仕事や日々の雑事にまぎれてしまい、暑中見舞いをいただいていたことをすっかり忘れてしまった!
しかも、いつもお世話になっている、親戚の叔母さんからだ。
返事を出さなきゃ、失礼だ!

こんな時期だけど、暑中見舞いって、いつからいつまで出してもマナーに反しないのだろうか?

こんな、「ついうっかり」って、結構あるものですね。
そこで、暑中見舞いの本来の意味と出すべきタイミングについてご案内しましょう。

暑中見舞いの意味と送る時期

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暑中見舞いの本来の意味は?

日本は南北に長く連なった、四季のある美しい国です。でも、夏は蒸し暑い厳しい気象環境にさらされ、体調を崩す方もいらっしゃるかもしれませんね。特に近年は、異常気象や猛暑が続いて、熱中症などで倒れる方も増えています。

そんな夏の真っ盛り、親族や友人・知人などの健康を気づかい、安否を尋ねるためお宅を訪問したり、手紙でようすをうかがう習慣が本来の「暑中見舞い」の意味なのです。

訪ねる時に持参する贈り物も「暑中見舞い」といいます。
今では「暑中見舞い」といえば、ハガキなどの郵便物が一般的です。

暑中見舞いを出す時期は?

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暑中見舞い」の本来の意味からいっても、暑さがいちばん厳しい時期に出すべきで、夏の土用から立秋の前日までに出すのがマナーです。

2015年は、7月20日(夏の土用)から8月7日(立秋の前日)ですが、次の2つ時期も良しとします。

◯小暑(7月7日)から立秋の前日(8月7日)
◯梅雨明けから立秋の前日(8月7日)

送る時期が遅れたら?

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もしうっかりして、暑中見舞いを出す時期が、立秋(8月8日)を過ぎた場合。あるいは、暑中見舞いをいただいておきながら、返事を出すタイミングが遅れ、立秋を過ぎた時はどうしたらよいのでしょう。

その時は、「暑中見舞い」ではなく「暑中お見舞い申し上げます」という部分を、「残暑お見舞い申し上げます」という文面で送るのがマナーです。

暑中見舞いを送る必要性ってあるの?

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美しい日本のしきたりとしての「暑中見舞い」

相手の健康を気づかいながら、自身の無事を知らせる。「暑中見舞い」は、日本に脈々と受け継がれてきた、伝統的なおもいやりにあふれた、しきたりのひとつです。

会う機会の少ない方へはぜひ送りたい

近頃ではネットの普及もあって、手紙で暑中見舞いを出す習慣もかなり減りつつあるのは事実です。

一方、調査データによると、歳を重ねるに従って、暑中見舞いを出す人の割合は増えていきます。
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引用:ネットリサーチのDIMSDRIVE『暑中見舞い』に関するアンケート

年齢を重ねた、ふだん会うことが少ない祖父母や懐かしい恩師などへ、近況報告を兼ね、相手の安否を尋ねるのは、すてきなコミュニケーションではないでしょうか。

自身の暮らしぶりを具体的に紹介したコメントや、写真を使った暑中見舞いなどを送れば、よりいっそう印象深い暑中見舞いになるに違いありません。

暑中見舞いにまつわるミニミニ情報

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暑中見舞いという習慣は、いつ頃始まったの?

江戸時代、土用の7月20日から8月8日頃までの期間「暑中」の時期に、夏負けを防ぐための食べ物を持参し、相手の健康を気づかいました。

手紙による暑中見舞いの普及はいつ?

ハガキによる「暑中見舞い」が一般に習慣化するのは大正時代になってからです。年賀状と同じように、明治時代以降の郵便制度の発達が影響しています。
現在の「かもめ〜る」ような「くじ付きハガキ」も、すでに発売されていました。

お中元との違いは?

贈る時期に違いがあります。お中元は7月初旬から15日頃までで、暑中見舞いは7月20日(夏の土用)から8月7日までですね。

海外にも、暑中見舞いのような習慣はあるの?

アメリカやイギリスでは、日本のような暑中見舞いを出す習慣はありません。

おわりに

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年賀状と同じように、ハガキで暑中見舞いを出す人の割合は、年々減りつつあるのは事実。

でも、若い人でも、メールやパソコンソフトを使った現代版「暑中見合い」を出す人は、かなりいらっしゃいます。

時とともに、スタイルこそ違え、本来の暑中見舞いが意図する「相手への気づかい」の想いは、営々と受け継がれていると思います。

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