シュシュやロング・ハーフアップはアリ?お葬式での女性向け髪型
お葬式に参列するにあたっては、お焼香などの作法だけでなく「身だしなみ」にも気を使いますよね。特に女性の場合、服装やメイクにも細心の注意を払う事だと思います。
身だしなみを整えるにあたって、大切なポイントの一つが「髪型」です。この髪型選びを間違うと、非常識だと思われる可能性もありますね。
そこで今回は、お葬式における髪型について特集してみたいと思います。「基本ルール」や「お勧めの髪型」をご紹介致しますので、場違いな髪型で参列してしまわない為のご参考にして頂ければと思います。
目次
お葬式での髪型-基本ルール
お葬式でお勧めの髪型をご紹介する前に、まずはその前提となる基本ルールについてご説明したいと思います。
1.お葬式に、お洒落は必要ない
お葬式は、お洒落をする場ではありません。まずは、それを念頭に置きましょう。
お葬式は、故人を弔い偲ぶ儀式です。身だしなみを整える必要はありますが、お洒落は必要ないどころか周囲に非常識な印象を与えてしまいます。出来る限り、お洒落を連想させないシンプルな髪形で参列しましょう。
2.お焼香や礼拝を考慮する
お葬式には、お焼香や礼拝が付きものです。お焼香では、遺族や遺影に向かって一礼するなど頭を下げる場面も多々あります。
このお辞儀した際に、髪がバサッと垂れ落ちない事が大切です。式中に垂れ落ちた髪を整えるのは、見た目にも良くありませんね。
お葬式に参列する際には、髪が垂れ落ちたり乱れる心配のない髪形を選びましょう。実際のところ、後ろで一つにまとめるだけで十分です。
3.ゴム類は、全て黒でまとめる
これは、基本中の基本です。髪をまとめるゴム類は、全て黒で統一します。
たとえ黒であっても、派手なシュシュやバレッタは使わないようにしましょう。むしろ、余計な飾りのないシンプルな黒ゴムを使うのがベストです。
4.髪を束ねる位置について
髪の毛を束ねる位置は、耳を基準にすると良いですね。耳より上に髪を束ねると、華やかな印象を与えてしまいます。
弔事の際には、髪を耳より下の位置に束ねましょう。それだけで、随分と控えめな印象になります。
5.茶髪やパーマの場合は?
黒髪でストレートヘアの場合、黒ゴムを使って後ろに一つにまとめるだけで十分です。しかし茶髪やパーマをかけている場合、後ろで一つに束ねるだけでは華美さが拭えません。華美さを失くすには、茶髪やパーマを意識させない髪型選びが大切です。
華美さを失くす為には、髪の毛の露出を最低限に抑えましょう。具体的には、お団子ヘアにするなどの工夫が必要となります。
次に、そんな女性向けにお勧めの髪形についてご紹介したいと思います。
お葬式での髪型-ショートヘア編
ショートヘアの場合、そのまま参列して問題ありません。控えめな印象となるよう、内巻きにブローしましょう。
長めのボブスタイルの場合、前髪やサイドヘアが邪魔にならないよう黒いピンやバレッタで留めると良いですね。
量のあるボブスタイルの場合は、まとめ髪風にアレンジが可能です。作り方は、下の動画を参考にしてみて下さい。ボブスタイルが一転して、すっきりとした印象となりますよ。お葬式以外にも対応できるヘアアレンジとなっています。
お葬式での髪型-ミディアムヘア編
黒髪でストレートのミディアムヘアの場合、黒ゴムを使って後ろで一つ結びにするだけで十分です。サイドの髪の毛が気になるのであれば、黒いピンで留めましょう。
また、ハーフアップスタイルは出来るだけ避けた方が無難です。髪の毛を垂らしたハーフアップスタイルは、多少のお洒落感が出てしまいます。一つに結ぶ長さがあるのなら、後ろで一つに束ねましょう。
長さが十分でない場合、バレッタウィッグがお勧めです。
バレッタウィッグを留めるだけで、随分すっきりとした印象になりますね。
茶髪やパーマをかけている場合は、華やかにならないようお団子ヘアにしましょう。お団子ヘアは、お葬式に相応しいシンプルな髪型ですね。
作り方は、次の動画を参考にされて下さい。30秒ほどで、すっきりとしたお団子ヘアが完成します。
お葬式での髪型-ロングヘア編
ロングヘアの場合も、黒髪でストレートであれば黒ゴムで一つに結ぶだけで十分です。結び目はもちろん、耳から下の位置になるよう注意しましょう。
ただし茶髪やパーマをかけている場合には、一つにまとめる必要があります。ミディアムヘア同様、耳より低い位置にまとめると良いですね。まとめ方については、次の動画を参考にしてみて下さい。2分ほどで、すっきりとしたお団子ヘアが出来上がります。
さて今回は、お葬式における女性の髪型を特集してみました。場違いな髪型で参列してしまわない為に、是非ご参考にして頂ければと思います。