小学生の子供が嘘ばかりつく原因と対処法。変な癖は早めに治そう!
お子さんが幼稚園児や保育園児から小学生へと成長し、小学校に通うようになってくるとどんどんお兄さん、お姉さんらしくなって知識もぐっと増えてきます。
すると、親御さんはもちろん、周囲の人に対しても嘘ばかりつくようになるなど困った行動を起こすようになってくることもあります。
「うちの小学生の子供が嘘ばかりついて困っているのだけれどどう対処したらよいのかわからない・・・」という方のために、ここでは小学生の子供が嘘ばかりつくようになる原因と対処法についてご紹介させて頂きます。
「親や周りの方に対し嘘ばかりつくという小学生の子供の困った癖を直したい!」という方は、ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
小学生の子供が嘘ばかりつくようになる原因とは?
例えば、小学生のお子さんが夜寝る前に親御さんから「歯をみがいた?」とたずねられた時にみがいてなかったとしても怒られたくないから「みがいたよ!」と些細な嘘をつくことってありますよね。
でも、普段の言動があまりにも嘘ばかりになると親としてはちょっと心配になりますよね。
小学生のお子さんが嘘ばかりつくようになってしまうのは、やはり、上記でご紹介いたしました例のように親御さんも含めた周囲の人に叱られたくないからというのが原因のひとつです。
幼稚園児や保育園児から小学生になったとしてもまだまだ子供ですから、失敗して注意されることもしばしばあると思います。
特に子供は大人よりも失敗が多く、その失敗を繰り返し、訂正していくことにより成長していくものなのですが、子供心に親や周囲の人に怒られるのはとてもつらいことなので、「いい子でいたい」「叱られてつらい思いをしたくない」という思いから嘘ばかりついてしまうようになってしまうのです。
さらに、親御さんがお子さんに対して嘘をついた時など小学生のお子さんは敏感に見抜いていますから、「お父さんやお母さんが嘘をつくのなら自分が嘘をついたっていい!」という感覚で嘘をつくこともあります。
どちらの原因も
- 親に叱られたくない
- 親も嘘をついていた
など親御さんの言動がお子さんの行動に影響を与えていますので、お子さんが嘘をつかないようにするためには親御さんも普段の言動を、気を付けていかなくてはいけないのです。
小学生のお子さんが頻繁に嘘をつかないようにするための対処法
上記でご紹介いたしましたように「親に叱られたくない」または「親も嘘をついているから」という親の言動が小学生のお子さんが嘘を頻繁についてしまうことに影響を与えています。
では、頻繁に嘘をつく小学生のお子さんに対してどんな対処をしていけば嘘をつかなくなるのかというと、「親に叱られたくない」「いい子でいたい」という思いが強すぎるゆえに嘘を頻繁についてしまうお子さんに対しては、故意に悪いことをしたとき以外は、失敗してもお子さんに対して怒るのを控えるようにしましょう。
食器などを落として割ったりしたときも割った行為を叱るのではなく、まず、けががなかったかどうかお子さんの心配をしてあげましょう。
さらに、点数の良くなかったテストを隠していた時なども悪い点数をとったこと、テストを隠したことを叱責するのではなく、「この分野は苦手だったの?」とテストを隠したことや点数の悪さなどは追求せずに、テストについてお子さんと穏やかにお話してみましょう。
お子さんの失敗に目くじらを立てることなく穏やかに対応すれば、叱られることが少なくなるにつれお子さんが嘘をつく回数も減っていくでしょう。
お子さんが「親が嘘をついているから」と嘘を頻繁につくようになっている場合は、親御さんはお子さんとの約束をしっかりと守り嘘をつかないように気を付けていかなくてはいけません。
もし、約束していた予定がダメになった時にはきちんと理由を説明して、お子さんに約束は嘘だったと解釈されないように理解してもらう努力をしましょう。
そうして、親御さんに対するお子さんの信頼を勝ち取っていけば、お子さんが嘘をつく回数も減っていくことでしょう。
まとめ
小学生のお子さんが頻繁に嘘をつく原因は
- 親に叱られたくないから
- 親も嘘をついていたから
など親の言動が起因となっています。
お子さんの嘘を頻繁につく癖をなくすためにも、故意に悪いことをしたとき以外は、あまり叱らないように努め、親も子供の手本となり、子供の信頼を勝ち得るためにも、お子さんとの約束をしっかりと守り嘘をつかないように気を付けていかなくてはいけません。
そうすれば、自ずとお子さんが嘘をつく回数が減っていくはずですよ。