小学生の子供がいつの間にか口が悪くなった?汚い言葉遣いを直す方法
幼稚園や保育園に通っていた時や小学校の低学年の頃はおとなしくてかわいらしかったお子さんが大きくなるにつれ、友達同士はもちろん、親御さんに対しても「バカ」とか「お前」といった乱暴な言葉を使うなど口が悪くなってきて困っているという方は結構多いと思います。
「小学生の子供が乱暴な言葉づかいをしないようにしたいのだけれど、どう対処したらよいのかわからない・・・」という方のために、ここでは小学生のお子さんがどのぐらいの年齢から口が悪くなるのか、なぜ、そのように乱暴な言葉遣いをするようになってしまうのか、さらに、そんな小学生のお子さんの乱暴な言葉遣いをどうしたら改善できるのかその対処法を以下に詳しくご紹介させていただきます。
近頃、小学生のお子さんの言葉遣いが悪くなってしまい困っているという親御さんは、ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
小学生の子供はどのぐらいの年齢から口が悪くなるの?
小学生の子供はどれくらいの年齢から口が悪くなるのでしょうか?
小学校の低学年の頃は、幼児と児童のちょうど境目の時期なので、親の言うことをきちんと素直に聞きますのであまり乱暴な言葉遣いをすることは一般的にあまりありません。
ですが、小学校の中学年、つまり小学3年生、4年生ごろになると悪い言葉遣いをするのが大人っぽくてかっこいいと考えるようになってくるお子さんも出てきますので、この時期からわざと乱暴な口のききかたをするようになってくるようです。
小学生のお子さんが乱暴な言葉遣いをするようになるのはなぜ?
小学生のお子さんは成長するにつれ世の中にあふれているたくさんの言葉と接するようになります。
小学校の中学年になってくると、大人が使っている乱暴な言葉を使うこと、大人びていることがかっこいいと考えるようになってくるお子さんが増えてくるため、口が悪くなるお子さんも増えてきます。
ただし、小学校中学年というのは、まだまだ子供なので言葉の善悪までは深く考えず、大人が使っているような言葉を使うことがかっこいいと思っているだけなので、ただ、やみくもに「そんな言葉を使ってはダメ!」というだけでは、お子さんには、なぜ、その言葉を使ってはいけないのかが伝わらない場合があるようです。
小学生のお子さんの乱暴な言葉遣いを改善する対処法
小学生のお子さんが大きくなっていくと乱暴な言葉遣いをするようになってくることがあります。
私の息子も小学校低学年のころは優しい言葉遣いだったのに、学年が上になっていくにつれ少しずつ言葉遣いが、良く言えばお兄さんっぽく、悪く言えば乱暴になってきました。
特に、お家にお友達が遊びに来た時には、お友達の手前わざとかっこつけて親である私に対して乱暴な言葉を使ったりして、お友達に「そんな言葉使っていいの?」とたしなめられたりしていました。
でも、お友達が帰ると普通の言葉遣いに戻りますので、上記でご紹介しましたように子供は大人っぽく見せたいがためにかっこつけてわざと悪い言葉を使ってしまうようです。
しかし、そのまま放っておいて、お友達を言葉で傷つけたり、大人の人に対して乱暴な口を聞いたりしたら大変なので、適切に対処する必要があります。
ただし、やみくもに子供が大人の真似をしてかっこをつけて乱暴な言葉遣いをすることを否定すると、子供の心に抱いている大人へのあこがれも否定することになってしまいます。
子供の言葉遣いを直すイコール子供が抱いている大人へのあこがれを否定することではありませんし、大人へのあこがれや大人に近づきたいという思いが子供を今よりも成長させますので、ただ、「そんな言葉遣いをしてはダメ!」と叱るのではなく、もし、乱暴な言葉遣いをしていたら、「そんな言葉遣いをしていたら、人を傷つけたり、悲しくさせたりするから」と、なぜその言葉を使ってはいけないのか理由をお子さんに伝えてあげましょう。
さらに、お子さんが悪い言葉を使うことがなぜ良くないのかを理解し、人を傷つけたり、悲しくさせたりするような悪い言葉を使わず、言葉を正しく使えるように、適切かつ優しくフォローしてあげるようにしましょうね。
まとめ
小学校の中学年ころから言葉遣いが乱暴になってくる子が増えてくるようなのですが、そのころのお子さんは大人へのあこがれからわざとかっこつけて悪い言葉を使っているだけで、その言葉が人に与える影響をあまり理解していません。
なので、親御さんはお子さんの大人へあこがれる子供心を否定することなく、なぜ、悪い言葉を使ってはいけないのかその理由をきちんと説明して、お子さんが正しい言葉遣いができるように適切かつ優しく手助けをしてあげてくださいね。